日記
夜明け前13分。(本日の日の出時刻 06:48)
畑に残ったアスパラ菜。花が帽子をかぶっていた。 収穫を逃れたのは良いが、種をこぼしてまた芽を出せるんだろうか? それとも、花を咲かせるまで・・・なんだろうか? 仮に、人の食卓にあがったとしても、また、種をこぼして発芽するにしても、 さらには、花を咲かせて倒れ土に戻るにしても、 その命は、他の命の元となって生き続けるというか、循環してるんだろうな。 1960年代の大昔の歌のハナシで恐縮だが、クロスビー・スティルシュ・ナッシュ&ヤングというロックバンドの曲の歌詞に、<We are stardusts>という言葉が入っていたのが印象的だった。 もしかすると、最新の分子生物学的に言っても、それは正しいのかも知れない。 |
蔵王雁戸山と竜山の間から朝日がパーっと射した。(ちなみに今日の日の出は06:47でした。)
でも、陽が昇るに従って光の角度もどんどん広がり、雲などで光が分散し、コントラストも無くなった。 天気予報では今週は連日の雪マーク。 車の運転など、移動や物流についてはXmas〜年末年始に向けてちょっと大変かも知れないが、これも当地では逃れられないいつもの事でもある。 これで、自分の体内時計ならぬ体内季節感もようやく戻るかも。 そうそう、季節感と言えば、俳句に「季語」がある。 でも、この近代俳句の季語と、当地で実感する季節感とは若干のズレがある。 無論、当地が東北地方日本海側にあるからだが・・・いつか改めて。。。 |
犬達の散歩をかねて近くの山野を歩いた。
そんな中、草や木々の色もどんどん失せて冬の眠りに就く時期にあって、とても小さく冴えたムラサキ色の実が目を引いた。 「あ、たっ、多分・・・ムラサキシキブ」。 帰宅後、樹木辞典を拡げた。 なんとも古風で小洒落た名前の落葉低木で、実の直径は3〜4mm。ホントは、地方や地域に拠っても呼び名が違うのかも知れない。 以前、ある先輩から、「名もない草・・・なーんて言う事があるけど、名もない草など世の中にホトンド無い!。ただ単に知らないだけだ!」という話を聞かされた事があった。その時は「なるほど!その通りだ。」程度に聞いていたが、最近は、草木の事に限らずけっこうポイントな事だと思う様になっている。 ま、日々他にウツツを抜かしているから身近な草や木の名前もあまり知らないし、さほど関心もない。自分の家の庭に生えている草木の名前すら出てこないのも事実。それでいて、森林浴、グリーンエア、癒し効果・・・云々と、雑誌やフリーペーパーの巻頭カラーページの耳ざわり良いタイトルに酔っちゃったりも。ま、それはそれで楽しいかも知れない。 やまがたという自然に恵まれた地域に暮らしていながら、身近な草木の名前をほとんど知らなくたって普段の生活にはほぼ支障はないから、特に問題も出ないし。 ん〜、ちょっと複雑だなぁ。。。 |
All Rights Reserved by shidareo
>何故か自責の念にかられ(←誰も強制してないのに;)、
>追々、<家庭で出来る「Aoyama流:ほぼ勝手にベーコン」づくりを載せたいと思います。
ま、あくまでも<Aoyama流>ですので、もしもトライしてみる方がいらっしゃいましたならば、くれぐれも自己責任にてお願い致します。
■序・じょ・ジョ…。
さてさて、実は、イタ飯系パスタ大好きであること。カルパッチョやイタリアンドレッシングも好き。ベーコンエッグも好き。チャウダー系も大好き。もちろん、山形県産の白ワインやフルーツ系ワイン、また、ちょっとミネラル感豊富でやや重厚な中・南仏〜伊系の白ワインなどがあれば、さらにご機嫌だ!
そこで欠かせないのが、出来るだけ好みに合う美味しいベーコンであ〜る。
しかしながら、以前にも増して、一般的に市販されているベーコンがどうにも口に合わなくなって来てしまった。(香ばしさが少し足りない。加熱すると肉の部分がほとんど縮まずにプラスティックの様に硬くなり、食感が良くない気がする・・・。)
何処からか「お取り寄せ」すれば簡単に解決するのだが、エコでもありたい。
(↑↑↑・・・この場合、グリーン系の問題よりもマネー系の問題かも・・・汗;)
★ じゃ、つくってみよう! っというのがキッカケであった。
==================================================
■Step1■
先ずはお肉を準備する。フレッシュな豚のバラ肉や肩ロース:好みにも拠るが、脂身が適度にないと味がのらない。冷凍肉は不可。今回は、フレッシュな庄内豚のバラが安かったので、3kgを購入。(スーパーでの購入時間:レジ待ち含む8分)
--------------------------------------------------
■Step2■
肉(今回は3kg)にまぶす調味料(塩+胡椒+砂糖)を準備する。(作業時間:10分程度)
お肉が余裕で入ってしまう程度の大きめのビニル袋に、下の(1)〜(3)(もしくは(4))を入れて、手で軽く封をして振って混ぜ合わせる。
(1)塩=>肉の5%が目安なので、今回は150gを準備。
(2)胡椒=>ペッパーミルで挽きながら適当量。
(私は黒胡椒だけ。でも、好みでいろんなハーブやスパイスを入れてもOK。)
(3)砂糖=>小さじ2杯
(4)亜硝酸カリ=>0.3g(一円玉の重さの約1/3ほど)
亜硝酸カリ=食品添加物:肉の赤い色が保たれるが、味には特に影響がないので気にしなければ不要。ちなみに、家には、一生かけても使い切れないほどの量(500g/箱)の買い置きがあるので使用してるが…。
--------------------------------------------------
■Step3■
お肉を<Step2>のビニル袋に入れて、振ったり揉んだりしながら、調味料をまんべんなくまぶし、余計な分は軽く叩いて落とす。(すべてビニル袋の中で作業すると無駄がなく、周囲も汚さない。)
--------------------------------------------------
■Step4■
別のビニル袋(何枚か準備しておく)に、<Step3>の調味料をまぶした肉を順次放り込んでは並べ、空気を出来るだけ抜いて、さっさと口を結んでしまう。
(注)調味料(主に塩と香辛料だけど・・・)をまぶすとすぐに肉の水分が滲み出すので、上記の<Step3>と<Step4>は交互に出来るだけ手早く行う。(作業時間:5分程度)
--------------------------------------------------
■Step5■
<Step4>の肉の入ったビニル袋に、また別の新たなビニル袋をかぶせて2重にする。(水分が漏れ出さないようにするため)(作業時間:1分程度)
--------------------------------------------------
■Step6■
<Step5>の2重に袋詰めした肉を、発泡スチロール箱や保冷箱などに入れて、気温10℃以下の冷暗所に寝かす。(作業時間:1分程度)
私は保冷箱に入れて、北側2Fの窓下の屋根にポンと置いておくだけである。もちろんバットなどに載せて冷蔵庫内で寝かせてもOK!
--------------------------------------------------
■Step7■
肉と滲み出した水分が満遍なく触れる様にするために、1日に1回ほど忘れずに肉の上下を変える。これがポイント!(ビニルに入ったまま、上下をひっくり返すだけ。)(作業時間:たったの5秒程度)
--------------------------------------------------
■Step8■
上記<Step7>を、一週間に渡ってひたすら繰り返す。
(作業時間:約5秒×7日程=およそ35秒間)
さてさて、先ずは肉の熟成を祈りつつとにかく一週間は待つのみである。
==================================================
(ここまでの実質的な作業時間の合計:せいぜい30分ほど…。)
後日=>★2nd.家庭で出来る「Aoyama流:ほぼ勝手にベーコン」づくり・・・に続く。。。
【注】肉の熟成:お肉には自らの酵素が含まれており、その酵素の働き(自己消化)に拠って生肉のタンパク質の繊維分を細かく分解(この場合「熟成」)するのだそうだ。なお、<塩>は調味目的と同時により滅菌目的であり、余計な雑菌の増殖を抑える役目をしているらしい。
■後記・こうき・コーキ・・・。
スイーツ系や日々のお惣菜系についてはカミさんが完全に主導権を握っているが、大き目の釣った魚や肉塊、その他ジビエ系の下準備などは、私にお鉢が廻って来るのだった。。。(汗;)