日記
今朝は、雲が厚くてドンヨリとしていたので足元ばかりを見ていたら、
耕作放棄地の近くにキジの足跡がクッキリ残っていた。(日の出時刻06:54の18分後) 昨日、日が照って暖かく活性が高くなったキジが、餌を探しに動いたのだろうが、緩んだ雪に残した足跡が、昨晩から今朝にかけて冷えて、そのまま凍ったのだろう。 カタチだけ見ると、なんだか子供の頃に図鑑で見た恐竜の足跡に似ている気がするぅ。。。 ま、考えてみると、天候・気候・時間帯・月齢などにより、人間も野生動物も、イワユル「活性」が変る様だ。 気圧が高く天気の良い休日などは、行楽に出かけたり、買い物なんかをしたりもするが、それは「活性が高い」と言えるし、それに伴って自ずと経済も活性化する様だ。また、気圧が低く、おまけに冷たい雨などが降れば外出をひかえたりして「活性が低く」なるけど、それもこれも自然な事なんだろう。 |
前述<Step8>以降、ほぼ放置(・・・と言って良い)しておいたお肉が程よく熟成している頃となった。ビニル袋を開けてみると、ちょっと生ハムっぽい様な香りがする。もちろん、腐敗臭は無い。
ちなみに、これからの行程は、<Step9>塩抜き、<Step10>余計な水分を抜く、<Step11>風乾、<Step12>燻煙、<Step13>寝かせ、<Step14>とりあえず完成!・・・と進む事となる。 さてさて・・・、 ============================= ■Step9■ <Step8>が終わったら、ここで塩抜きを行う。塩抜きをする理由は、このままでは塩辛過ぎるからである。要するに、塩漬け(塩蔵)していたキノコや山菜を戻す事と同じだ。 肉の表面を水で軽く洗った後、ごく細い流水で一晩ほど塩抜きする。溜め水でも良いが、水はたっぷりと張り、時々水を全量交換しつつ、一昼夜ほど。 (作業時間:5分=その後は流水まかせとなる。) ---------------------------------------------------------- ■Step10■ 流水(もしくは溜め水)で塩抜きしたお肉の余計な水分を抜く。 以前は、キッチンペーパーなどで水分をふき取って、その後、1〜2日ほど冷たい外気に晒したものだが、近年は秘密兵器を使う様になった。 その私の秘密兵器とは・・・本来の使い方とは縁遠いが(汗;)市販されている「ペットシート」だ。水分はガンガン吸ってくれるし、ポリマーに吸着されて逆流しないし、外に染み出しても来ない。加えて、その高い機能の割には非常に安価でもある。 能書きはそのくらいにして、塩抜きした肉をいきなり直接にペットシートで包み、 ビニル袋に入れて、 それを発泡スチロール箱や保冷箱などに入れて、 またまた、1日ほど気温10℃以下の冷暗所に置く。(冷蔵庫内もOK) (作業時間 合計10分程度) ============================= あとは、ちょっと「風乾」し、その後「燻煙」、そしてちょっと「寝かし」で「完成」だが、その中で<Step12>燻煙が一番厄介で手間もかかる。 ちなみに、以前は、七輪に炭をおこして、ボロナベに木片を入れて直火にかけて煙を出し、その上に肉や魚、チェダーチーズなどをセットした一斗缶をかぶせて行ったものだが、最近は使わなくなったオーブントースターで代用する様になった。 温度管理やコントロールも重要なので、この部分は完全に<設備勝負>だと思う・・・が、一般家庭だし、欲を言ったらキリが無いので、先ずは「これで頑張る!」のだっ。 後日=>★Final.家庭で出来る「Aoyama流:ほぼ勝手にベーコン」づくり・・・に続く。。。 |
奥羽山脈を越えて屈折し、蔵王山にかかる雪雲のフィルターをくぐり抜けた光が、やっとのことで田に積もった雪面に降りた。
当地の冬の朝については、「陽が射す」という表現よりも、「光が降りる」と言った方が、なんか・・・自然だ。 今日は冬至という事で、山形県の日の出時刻は06.51 Night-time=14時間30分、Day-time=9時間30分。 冬の太平洋側の朝の光は、強烈に直裁的にやって来るし、それは感動的でもあり、圧倒的で神性すら感じるかも知れない。翻って、日本海側の当地に降りる朝の光は、淡く量も少ないが、だからこそ、もしかすると「妖精」が見えるかも・・・。 ・・・そう言えば、谷崎潤一郎の「陰影礼賛」を思い出した。昨今は、読む人も少ないだろうなぁ。 |
未だ明け切らない畑の隅に、ナツメの実が残っていた。
(今日の日の出時刻 06:50の3分前) ナツメは更年期障害の予防に良いとも聞くが、それを知ってか?知らずか?、秋の頃には、まだ1歳の犬っ子(妹)が落ちた実を拾ってカジっていた。 ちなみに、兄(3歳)の方は、実がコロコロ転がれば遊ぶが、それ以外はほとんど興味を示さない。 木で熟してそのまま凍った果実は、糖度が高くなると聞く。 ま、自然にフリーズドライの方向に進むのだろう。国際的には、収穫を遅らせて凍ったぶどうだけで作ったワインだけを「アイスワイン」と呼べるらしい。 ホンモノのアイスワインは大好きだ・・・が、ハナシは逸れた。 実は、ナツメの赤が好きだ。 赤と言っても、それほど単純じゃーない。 盛夏の頃の、オレンジ色も入った赤の時期。 秋の頃の、艶やかさを増して非常に濃い品格の高い朱肉の様な赤。 そして、冬の頃の、乾いた血の様に黒味を帯びた赤。 どれも、ごくごくありふれた近所の畑の片隅で、毎年見られる |
予想はしていたが、朝起きてみると雪がどっさり。それに未だ降り続いている。
家の雪掻きで体も暖まったので、カミさんと犬達と山に散歩に出かけた。 今日はR348から少し入った白鷹山の東裾の林道や小径。 雪はすでに太もも辺りまであるので<カンジキ>の出番とあいなる。 林道や小径をたどり、逸れて沢をひとつほぼ詰めた後、右にトラバースして尾根に出て、尾根を下り、再び林道に出るという、およそ3時間のコースだった。 下の画像は愛用の<深雪用の輪カンジキ>で、飯豊町岩倉:Iさんの作。 左の大きい方は直径約35cm。右の小さい方はカミさん用で直径は約30cm。 さすが、岩倉という豪雪地帯で培われたものなので、軽くて丈夫で浮力があり、一般的な小判型のかんじきよりもずっと深雪に強い。おまけに、構造がシンプルで簡単な補修なら山の中でもすぐに可能だ。 もうすでに6シーズンも使い続けているが、全然問題ナシ。スペアも準備はしているが、出番はまだまだ先になりそうだ。 実は、以前は私もカミさんもスノーシュー(西洋カンジキ)を使っていたが、先輩から勧められ、試しにこの岩倉:Iさん作の「輪カンジキ」を使ってみたら、その使い勝手の良さと軽さの差があまりに大きく、それはもうマギレもない<カルチャーショック!>。 拠って、スノーシューは、知り合いのご夫婦にペアで差し上げてしまった。 |
All Rights Reserved by shidareo
こんなに日々の光が違う地域って、ま、国内の盆地や日本海側では当前な事かも知れないが、地球規模で言えばやはり意外に稀なのかも知れない。