日記
風は収まったが、しっとりと寒いという感じの朝を迎えた。
犬っ子散歩コース内では、梅に混じって、桜がやっと咲き始めた。 ま、山形市内の桜の名所的なところでは、 カレンダー通りライトアップだけが始まってはいるが、 お花見そのものは、もうちょっと先になるだろう。 こんな年は、GWの米沢上杉祭りは、 うまくすると、桜の下でという事になりそうな。 果樹畑の側の花梨(カリン)の新芽も出始めていた。 きちんと剪定されている。 他の果樹の受粉を助けるから、という話だが、 もしかすると、香りで蜂なんかを寄せるのかな? 詳しくは分らない。 でも、また半年後頃にカリンのジャムを作って、 美味しいパンを食したいな・・・などと。。。 |
今朝になっても天候の荒れが残っていて、バラバラと雪が降っている。
ちょっと遠望すると、山形市内:千歳山の方には雪雲が。 会う人毎に・・・「もう4月半ばなのに、今年はヘンだね。」 という会話が挨拶代わりになってしまい、 特に天候に大きく左右される農家の方ほど大変そうだ。 ま、お天道様は、毎日、間違いなく空に昇っているし、 植物達も生きる力を持っているんで、 ここで暗くなってても仕方ない・・・などと、思ったりも。 道端の「ナノハナ」も花芽までつけてはいるが、未だ咲けなくているのも多く、 言わば食べ頃でもあるので、朝食に添えてみようかと、今日はちょこっと摘んで来た。 畑のものよりもちょっと固いが、その分歯ざわりがしっかりしていて、 ちょっとほろ苦くも、春先の味覚である。 |
山鳴りみたいな風の音で目が覚めた。すでに雪雲と風に覆われている。
こういう低周波というか重低音ノイズは、オオカミの鳴声の様に、 人の太古の恐怖の記憶をフラッシュバックさせるんだろうか? (サブリミナル効果に使えるかもね・・・。) ともかく、どんな天候でも犬っ子達との散歩は欠かせない。 犬っ子達との約束は守る。だから犬っ子達も裏切らない。 例え犬と言えども、人の勝手なご都合だけでは通らないし、 或る域からはアメとムチも通らない。見透かされる。 信頼関係とか絆というものは、そんな小さな積み重ねから 育まれてくるモンだと思っている。 っという事で、 こんな悪天候にも関わらず、 ゴアテックスウエアに身を包み、お散歩に・・・♪ せっかく咲き始めた「ユキヤナギ」も 強風と時折降りそそぐアラレ雪に、揺れていた。 「レンギョウ」も盛りの頃だというのに、 この雪まじりの荒れ方はあんまりだ。 20年近く前になるだろうか? 5月連休に雪が降った年の事を思い出した。 |
オシゴトで人に会った帰り道の脇で、立派なオスのキジが遊んでいた。
2月15日までなら猟師に狙われるかも知れないが、もう平気なんだろう。 ちなみに、キジやヤマドリは非常に美味しい! 「とり蕎麦」や「お雑煮」のお肉やダシに使かったり(日本酒が良いですねぇ) また、ソテーして、フレンチっぽくベリー系果実のソースで食べたり。 (↑↑↑ブルゴーニュなどベリー系の香りのする軽めの赤なんかGoodです!) ・・・っと、ハナシが逸れた;;;。(また別の機会に!) 「(天候が)荒れる前は、キジが遊ぶ」と聞くが、 経験的にも本当だと思うし、実際に今日も間もなく荒れる予報が出ている。 天気が悪いと・・・羽は濡れるし、体温は奪われるしで、 おちおち外出も出来なくなるだろうしね・・・。 ま、3日間位の栄養ストックが体内にあるらしいが、 荒れる前に出来るだけ食べておくにこした事はないので、一所懸命に餌を捕る。 また、特にこの時期のオスキジは、「ケン・ケーン」とよく鳴いたり、 「ボ・ボボボッ」と羽を震わせたりして、テリトリーを主張する。 だから、そろそろ婚姻色も強くなって来ている。 キジの世界は一夫多妻制だそうである。 だから、他の弱いオスを余所へ追いやりつつ、多くのメス達からは 「カッコいい!×強そう!」と思われなきゃならん。 でも、いつ形勢が逆転するか分らないという不確定要素も。。。 つまり、とりあえずエネルギーがいっぱ必要って事だ。 そんなオスキジの立派な姿ではあるが、 ここだけのハナシ・・・私自身も、なんとなく怖い(!?)のである。(汗) |
どうにもワカラン不安定なお天気になりそうだ。
東の山々は霧や雲に隠されていたが、西からは晴れ間が迫ってくるし、 散歩しているオバサンは「雨が降ってくる」と言うし、 天気予報では、気温22℃にもなる様な事も。 しかし、意外に動物達の活性も高く、 地カモ(カルガモ)は、ツガイづくりの準備なのか?、 それとも産卵場所のメボシを付け始めているのか? 水辺から草地の方に遊びに来ていた。 セキレイ科の小鳥「ハクセキレイ」も、その白い影がヒラヒラと遊び、 木に止まって辺りを見渡したり、おこされた畑近くで餌を啄ばんだり。 ところで、 最近、「廃墟めぐり」が流行っているらしい。 また、首都湾岸の石油コンビナードなども。 過ぎ行く「近代」への「侘び・寂び」感とも言えるかも知れない。 能の出し物にも、美女「小野小町」もあれば、 老女となった小野小町の「骸骨小町」というのもある。 そして、両方とも<美>というものを表現している。 いずれ、朽ち果てるも、新た芽も、壮々たるものも、 すべからく自然の流れであり、理でもあろう。 そんな流れの中に住む我々には、 <ハシリ>・<サカリ>・<ナゴリ>という バランスが必要な様だ。 |
雨にアラレが混じり出し、バラバラと音をたて始めた。
犬っ子達は少し活性が低く、言はば<寝空(ネゾラ)>な様である。 道端のシバザクラも少しは咲き始めていたが、 しばしの間、多くは花芽のままでこのままガマンかも知れない。 この週末は、夏タイヤに交換をしたり、総会やらなんかで これから新年度に向う準備の日でもあった。 もちろん、犬っ子達を山に連れて行ったり。 特に今年は、おそらく55歳という或る節目の年なのか、 新たな「オヤク」とか「オシゴト」なんかをお預かりするものだ。 ま、この世のいろんな「預かりモノ」や「授かりモノ」を 私なりに遇していくのが、といあえず私のお勤めなんだろうと。 いずれこれからも、 「謙虚粛々日々精進」×「初心忘れべからず」× 「トライ&チャレンジメント」の連続の様である。 |
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雪で押されてしまった土手のスイセンも、
少しだけ首をもたげて、ホッとしているみたいだ。
ま、ホッとしているのは、
自分の方じゃないかとも思うのですが。。。
っという事で、
やまがたは、今週辺りから
春の佳境に向うのではないのだろうか???
(今度こそ裏切られなきゃ良いのですが・・・)