日記
奥羽山脈を、山背雲が覆っている。
東北の表日本(太平洋側)は、「山背(ヤマセ)」が吹いて、 寒くて、湿度も高いだろうなぁ。 幸い、裏日本(日本海側)に位置する「やまがた圏」は、 フェーン現象気味となり、太平洋側よりも気温はやや高いが、 されど低温注意報が出ているほどで、 農作物は全般的に10日〜2週間ほど遅れているらしい。 散歩コース脇にネギ科の様な紫色の花が咲いていたので、 畑仕事をしていたオジサンに聞いたら「大浅葱(オオアサツキ)」との事。 なんでも、来春のためにこれから種を採るのだそうだ。 作物は、その年の天候に大きく左右されてしまうが、 こうやって、種を継続させる事も大事な仕事なんだなぁ・・・と。 首都圏への出張があると、その後の何日間はどうもフラフラする。 イワユル「人酔い」をしてしまうのだろう。 騒音というか、ノイズにもけっこう弱いしなぁ〜。 また、腰とか、特に半月板切除をした方の膝から若干痛みが出る。 コンクリートの床面を何時間も歩く事になるので、衝撃が強いからだろう。 この辺の山歩きなら、もちろん正常な範囲での筋肉疲労はあるものの、 相手が「土や雪」なので足腰への衝撃が比較的少なく、けっこう平気なのに。 一応はジャケットを着用するんで、靴の違いというのも大きいだろうな。 いつもの「ゴム長」や、ハイカットやミドルカットの「山靴」じゃねぇ〜。 今晩は、好きな山菜パスタでワインでも飲んで、血行を良くし、 気持ちも、体も、少しゆったりして過ごそうと思う。 |
犬っ子ケンタ「兄4歳」の図ではあるが、今朝はその首輪にご注目ください。
実は、首輪そのものも、シルバーのドッグタグも、私の手作りなのだ。 ま、首輪の方は、某アウトドアメーカーの男性用ベルトのリサイクルである。 そして、シルバーのドッグタグには、特別にスタンプ模様を施してみた。 ↓↓↓ 10cm×10cm×1mm厚の銀の板を購入し、ノコギリで適当な大きさに切り出し、 専用のスタンプ工具を使い、トンカチで叩いて模様を好きに彫っていく。 簡単に言えば、ただそれだけ・・・であるの;;;。 ↓↓↓ ターコイスが入っている方は、アメリカインディアンのジュエリー。 下(ピンボケ)の方は、Shidareo作のシルバーリング(汗;)。 でも、このリング、指輪ではない。釣竿のリール取り付け金具として作ったのだ。 ↓↓↓(下から2目参照) 竿の握り部分はシャンパンの栓を集めて切り出し(上から一段目)、 穴を開けて圧力をかけて接着し(2段目)、削りだして形を整え(3段目)、 木(花梨の瘤等)のベースや上記のシルバーリングなど 他のパーツと組み合わせ(4段目)、釣竿に仕上げる(最下段)。 ちなみに、釣竿の素材は<竹>である。これも手作りする。 ↓↓↓ グラスファイバーやカーボンの竿と異なり、断面が六角形である。 これは、竹を正三角錐に正確(1/100mm単位で測定)に削り出した 6本のパーツを張り合わせる事によって出来ている。 そんなこんなも、 市販されているのはとても高価なので、全然手が出せない;;; じゃ、下手でも作ってみよう!という事で始めた。 キッカケは、いつも、Eco(ノミー)なのだ。 |
午後一番に米沢でのオシゴトがあったので、
山形からの移動途中でのランチとあいなった。 昨日までは出張先で外食続きだったので、 今日はカミさんの作ってくれた玄米5分突き「わっぱ飯弁当」だ。 車が行き交う13号線から2〜300m脇に逸れたところに 静かなスポットがあるので、車を止めて食べ始める。 バックミラーにちらりと影が動いた。 ん? と振り向くと、「カモシカ」さんじゃないですかぁ〜。 こういう場合は「慌てない×慌てない」。 手にしていたお弁当箱を助手席にゆっくり置き、おもむろにカメラを取り出す。 「急」とか「突」とかが付く動作は禁物だ。 それでいて、「静かに」「早く」「スムース」な動きが必要だ。 私の未熟な所作のせいで驚かせてしまっては、 「カモシカ」さんに申し訳ないし、写真だって撮れない。 角も短めだし、体格もやや小ぶりだし、まだ白い毛も混ざるし。 顔つきや目はとても無垢で優しい。 おそらくは、ごく若い女の子だろうと思うが。。。 ところで、 「もののけ姫」に出てきたあの神様の姿は、確かに「カモシカ」がモデルだと思うし、 また、東日本(特に東北地方)の「獅子舞」の「獅子」の姿は、 ライオンではなく「カモシカ」がモデルになっているのが多いと聞く。 なんでも、 当時の日本人は「獅子(ライオン)」という動物は見た事もなかったので、 いろいろ想像しつつも、身近な大型動物である「カモシカ」を モデルにせざるを得なかったそうな。その時代の目線に立って考えれば、素直に肯ける。 ちなみに、その角は「ヤマドリの尾羽」が使われているのが多い。 「カモシカ」には、ある種の神性が宿っているのかも知れない。 |
寒気が入っていて曇天、気温も低めで湿度感のある朝となった。
(昨晩は新幹線で遅めに帰宅。風呂は入ってすぐに寝てしまった。。。) ・・・深呼吸してみる。 緑の香りのする綺麗な空気が肺に入り、 あっという間に血中のヘモグロビンと結合し、 秒単位で体の隅まで届いていく感じだ。 ま、「風薫る五月」の先入イメージは多分・・・「五月晴れ×青嵐」。 でも、今朝の様な方が、清涼感もあり、埃っぽくなく、 <嬉しいグリーン エア(green air)>の朝という感じだ。 犬っ子達との散歩コース脇のすもも畑の「ネクタリン(すももの一種)」も、 小さな実を付け始めていた。 これから、夏の日差しと温度や、寒暖の差なんかを受けて、大きく育つんだろうな。 |
お約束の犬っ子達との散歩はカミさんに任せ、
今日は機械仕掛けの朝を迎えた。 私も常用している携帯アラームの事を言っているのではない。 大きな都会での朝という意味である。 雨や風の音も、鳥のさえずりも聞こえないし、川の音も聞こえない。 明るい暗い程度は分かるが、耳を澄ませば澄ますほど、 いったい、今、何時なのかいちいち意識して時計を見なきゃ分からん。 いや、田舎でも正確な時間を必要とするんで、もちろん時計を頼りにする。 なにも高級腕時計が必要な訳ではない。 安い携帯の「おまけ」で付いて来る、電波時計で十分だ。 (その辺の山を歩くのでも、GPS技術を補助的に使っているしネ。) が、場合とか、気分とかに拠って、 時間というものを、あえてゆるやかに流してみるという事もある。 誰の歌(歌詞)だったかの分からなくなったが、 <時>が自分を追い越して行く様な感覚を楽しむ事だって出来る。 そんな事を年中してたら、単に「呆けモノ」かも知れないけど(笑;)、 例えば、ユーミンの唄の「メッセージ」みたいなモンかも知れないけど、 またまた、「3年寝太郎」という昔話もある様に・・・だが、 そんな時間も大事にすると、いろいろなんとなく分かったり、 これまでとは違った綺麗なモノが見えて来たりする気がしている<Shidareo>である。 (ま、只の勘違いも大いにあるけどネぇー。W) ・・・・・おーっと、こんな時間だ。(冷汗) |
今朝は、お約束の犬っ子達と散歩をして、そそくさと朝食をとり、
新幹線に飛び乗り、ワインやその他のオシゴトで、只今、東京。 昨夕の春雷に引き続き、夜中も雨降りで、 遅れに遅れて田植えしたばかりの苗に、今朝からも冷たい雨が。。。 余計な心配だろうけど、大丈夫なんだろうか??? 今日は、動物達の活性も全般的に低いようだが、 「アメンボ」だけは、サーフェスフィルム上を元気良く泳いでるし。 耕作放棄された畑の「菜の花」の実は、全然問題無い様に、 太くたくましく育っているみたいだ。 この中の「菜種」から「食用油」や、最近は「燃料」まで作るという。 ・・・「アブラナ」とは、よく言ったもんだな・・・。 ...もっと詳しく |
時折は、パラパラと若干の小雨も落ちるが、
山形市内より笹谷峠方向を見ると、山から蒸気が上がり、 雲となってゆったりと湧き上がっていく感じだ。天気は回復方向かな?。 ところで、 懸案(←勝手に)となっていた「ニセアカシア」の試食会だが、 結果報告としては、Good!でした。 軽く茹でて冷水にサワして水を切り、先ずはそのままで食してみたが、 変な癖もなく、ほのかな甘さがあり、なかなか良い感じだ。 けっこう繊細な味なので、強い味の調味料だと負けてしまう感じだったので、 とりあえずドレッシング代わりに、アーモンドオイルと塩を軽く振ったりして。 オリーブオイルでもOKだが、負けるので極々軽めのものを。 (ワイン飲むなら・・・白辛口で軽めのシードルやスパークリングかなぁ???) もしかすると、レモン若干多め軽いタッチの爽やか系レアチーズケーキや、 ラズベリーなんかのムースの、トッピングとして使っても楽しいだろうな・ ま、トゲもあり、その辺の荒地や土手に勝手に蔓延る「ニセアカシア」だし、 一般的にアリガタミもナンも無いだろうから、無理にはお勧めもしないけど。 でも、 世界でも稀な「花食文化」を、ごく天然に受け継いでいるという、 けっこうマイノリティーな「やまがた圏民」のひとりでもある私としては、 今後も創意工夫して楽しんでみたい食材でもある様だ。 |
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特徴あるマークをご存知の方も多いと思うが、
先ほど(夕方)、家の周りを走り回っていた。
話を聞くと、昭和30年代中頃に全盛期だった「ラビット・スクーター」を
ご近所のお孫さん(20代男性)が気に入り、
遠方の方から譲っていただいたとの事で、試乗していたのだ。
エンブレムも、ちょっとグラマラスな筆記体で、温かみがある。
ラビット・スクーター。
私の幼い頃の記憶に・・・子供の頃に住んでいた家の隣のダンナが、
同種のスクーターの後部座席に「お嫁さん」を乗っけて、
若干照れながら帰宅して来たシーンが焼き付いている。
なんでも新婚旅行だったらしい。
そんな時代だったなぁ〜、なーんて、
私にはどうにも「セピア色ぉーの追憶(笑;)」となってしまうのだが、
今の10代や20代の方には、どんな風に映っているのだろう。。。