日記
昨日は午後から雨。今朝はミゾレ混じりの小雨である。
屋根に積もった雪(それでも3回程は雪を降ろしたのだが;;;)が まるでスポンジの様に雨水を吸い込み、みるみる重くなって、 また雪から屋根に浸み出した水分が、 屋根の表面を潤滑剤の様に滑り易くしているのだ。 今朝、犬っ子散歩に出かけようと思って玄関を出たら、 玄関脇の雪止めの付いていない部分の屋根からは、 雪がまるで底雪崩の様に、一気に落ちているではないか! 屋根の雪がただ単に庭などに落ちるだけなら良いのだが、 落ち先のハズの庭には、すでに屋根にも届きそうな程の 雪のカベが出来ているので、雪崩(重い雪と氷の塊り)が 一旦、雪のカベにぶつかり、その反作用で、 庭とは反対側の建物めがけて突進して来ていたのだ。 たまたま、縁側を広くとってあった場所だったので、 アルミサッシ直撃まで至らなかったが、寸止め(あと40cm)だった。 犬っ子散歩もそこそこに、改めて危険個所を点検し、 先手を打って、スコップで掻いて落としてしまった。 そう言えば、先週には、ご近所の家の軒先が、 雪の重みで、ベッキリ折れた。 この春の雨・・・・今年は、当地には過酷かも知れない。 |
さて、今朝は晴れた!
というか、日曜は高気圧に覆われた一日となりそうだったので、 毎春恒例の「白鷹山(虚空蔵山)994m」登頂をしようと、昨晩から準備していた。 目的は、猟を含む冬季間の山遊びの安全祈願とか、 子供や孫っ子、犬っ子を含めた家内安全とかのお礼に加え、 春以降の山遊びや家内安全を祈願するためであり、 山頂の社にお参りをした後、供物として持参した酒を 東西南北の四方に撒いて山の神に捧げるのである。 ちなみに、日本五大虚空蔵のひとつとされる「福満大虚空蔵尊」がある。 左は山頂の社。右は山小屋で泊まれる。 ![]() ![]() 基本装備は、ゴム長(バーバリアンチーフテンby弘進ゴム)、 輪カンジキ(飯豊町岩倉I氏作)、6本爪アイゼン(montbell) ゴアのパンツ(米軍払下げ)、ゴアの手袋(ホワイトウォーター)、 ウールシャツ(Pendleton)、夏用ベスト(North)、ウインドブレーカー(North)、 度付きサングラス(Oakley)、ウールキャップ(Pendleton)、 ウールフェルトの大きめザック(shidareo自慢の手作り)、 一眼レフカメラと換えレンズ(Canon)、7mmロープ15m(Mammut)、 剣ナタ(月山和久)、地図、シルバーコンパス、予備食、 軽めのセーター1枚、ミネラルウォーター200ml、ファーストエイドキット、 犬っ子達のオヤツ...... and so on. メンバーは、犬っ子ケンタ(兄6歳)、モッチ(妹3歳)、 カミさん(年齢不詳)、それに私(57歳)の、いつもの4名である。 さてさて、少しは雪も固まって歩き易くなっているだろうと、 冬季間しかアタック出来ない近道ルートを開拓しようと思ったのだが、 なんのなんの・・・雪の表面が僅かにクラストしてるものの、 中はほぼパウダースノーでズブズブぬかる。 日差しが強いのに、温度計をみるとマイナス10℃である。 雪はパウダースノーのまんまで一回も融けてないのである。 っという事で、輪カンジキを履いて膝まで抜かりながら 先ずは緩斜面をラッセルして登り始め、後にカミさんが続く。 犬っ子達も、雪面の僅かなクラストに戸惑いながら、 ズブズブと登って行くが、普段よりはスピードが遅い様だ。 今日がお初の開拓ルートでもあるし、こんな深いラッセルが続く様だったら、 登頂までは無理かなぁ?、行ける所まで行ってみるきゃないよね・・・などと カミさんとしゃべりつつ、進む。 いよいよ、今日の一番キツイ登りに入る。 日差しもあるので気温はマイナス5℃に上がる。 頂上まで一本で連なるなだらかな稜線に出るまでの区間の 急な肩であるが、斜度は平均で40度ほど。 杉や雑木が生えているので、それに掴まりながら一歩づつ高度を上げる。 場所に拠っては、ラッセルは太腿や股を超えるし、 輪カンジキを斜面に蹴り出し(キックステップ)て一旦足場を作っても、 その上さらに膝をぐっと前に出して雪を潰して空間を作らないと 次の一歩が踏み出せない。 もちろん手も使わなければならない場所も多くなり、 4足歩行に近くなるので、ほぼ全身運動となる。 こんなラッセルを一時間ほど続け、高度を上げて行くと、 木々の間から、↓↓↓霊峰月山や ![]() ↓↓↓蔵王連峰が一望でき、なんだか・・・今日を撰んで良かった!という感じ。 ![]() (↑左のピークから、三宝荒神1703m、地蔵岳1736m、熊野岳1841m、刈田岳 1758mと続く) さらには、↓↓↓典型的な扇状地である山形市内を眼下に捉える事が出来た。 ![]() (↑左のピークから、宮城神室、山形神室1344mである。) モッチ(妹3歳)は、兄ちゃんよりもリーチが若干短めなので、 こんなパウダースノーの斜度40度の斜面だと、場所に拠っては、 登れなくなるので、時々抱っこして、クリアさせる必要も出てくる。 ま、トーちゃん&カーちゃんの心配をヨソに、本犬はスコブルご機嫌である。 ![]() そうこうしていると、少しずつ山頂が近く見えて来たので、 なんとか登頂できそうな気になり、さらに頑張る。 でも、ピークは、谷を挟んで向こう側なので、その源頭部の上の稜線を 丁度180度ターンする感じで巻いく必要があるのだが。 山頂近くになると、大きなブナのコブがお出迎え。 ![]() 登りは約2時間半強、下りは約1時間半弱、合計約4時間の雪中行軍。 やはり、夏季のおよそ2倍の時間がかかる様である。 帰路、狐越街道から北蔵王山系「雁戸」がよく見えた。 ![]() ...もっと詳しく |
桃の節句である。3月3日である。雪降りである。
しかも、湿った重ったい雪である。 蔵王スキー場では、 ジャンプのワールドカップが開催されているそうな。 選手数は40数名だそうである。 監督・コーチ・役員・その他スタッフを入れると、 どのくらいの数になるんだろう? 仮に選手数の10倍だとすると500名弱。 蔵王の方の話では、今年は里の雪がかなり多く、 スキー場の方は多め・・・程度らしい。 んっ、ハナシがジャンプに跳んでしまった;;;(←寒ぶっ;) 「雪んこ・・・よく降るねぇ。。。」などと、 犬っ子モッチ(妹3歳)に話しかけてみても、ナ〜んも始まらない。 ↓↓↓これぞ「正真正銘の雪中梅!」などと、ホザイてみたらさらに寒くなった。 ![]() こんな日は、早く散歩を切り上げて、さっさと雪カキでもして、温まるしかない。 |
昨日の好天から変わって、今朝は湿度が入って木々に霧氷が咲いた。
桃の節句の前日という事で、ま、眺める花の代わりに咲いてくれた様な。 明日は、孫っ子の初節句であるが、物理的な距離もあるし、 当地の現実的な季節感ではまだまだ冬の最中だし、 カレンダーとのギャップがどうしても解消出来ないのである。 ホントなら旧歴で・・・と願いたい気もするのだが、 ま、山形在住者(県民)は、日本の人口の1%にも満たないので、 民主主義的な正統な手続きでは、ガマンしなきゃならん立場なのである。 東京での雪は春を意味するし、3月に入ると急に人出も多くなり、 ショーケースもショーウインドウもポスターもグッズなども、 何でもイチゴの色やモモの色を帯び、活気づく。 40歳を過ぎた辺りからだが、そんな状況に囲われると、 季節感のギャップにクラっと目眩を起こして、車酔いの様になる。 人にも拠ると思うが、これは、理性や理屈で押さえられない反応だろう。 じゃ、どうするの?と言えば、「ガマンする」のである。 「ガマン」して、笑顔を作るのである。 ま、ハウスでのビジネス向け栽培以外・・・・ではあるが、 当地のこの季節では、こんな霧氷の花の方が自然だし、 ホントは目や体にも優しいのではないだろうか??? |
雪はまだまだ多いが、3月らしい朝日が昇って来た。
今朝は、雪の表面が固く凍り、カンジキなど履かなくともぬからない。 ということで、いつもの散歩コースから離れて、「雪渡り」と洒落込む。 まだ誰も歩いていないカチカチのバージンスノーの 田んぼのド真ん中を、朝日を浴びつつ、歩き回った。 こういう雪原は、犬っ子は大好きである。 アスファルトやコンクリートと違い、程良く固まった土の様に、 飛んだり跳ねたり時の衝撃が少ないのだろう。 しかも、あまり抜からないし、整備された陸上競技場のトラックの様に 爪のスパイクもけっこう効くから、パワーロスが少ない。 こうなると、犬っ子達のご機嫌は最高潮に達し、 ついには、兄妹で雪上レスリングを始めてしまった。 先ずは、ケンタ(兄6歳)がモッチ(妹3歳)のバックをとり、捻じ伏せに入る。 ![]() 次に、頸動脈を絞めたり、脊椎咬み砕きに行く。 ![]() 但し、ジャレ合っているのでホンキではない。 しかし、互いに繰り出す技はかなり実践的である。 犬などは、こんなふうにして、闘い方とか、 群れの連係プレーとか、ひいては獲物の獲り方なんかを 覚えるんですね。(感心!) ちなみに、 ホンキの異種格闘技(Ex:1対1)ならば、先ずは相手をオトす。 オトした後も、トドメるまで絞め続けなきゃならん。。。 相手は少なくとも逃れようと抵抗しとる訳だし、 もし仮に相手をオトせなければホンキで反撃されるだろうし。 だから、ホンキの闘いは<勝ち戦しか有り得ない>のである。 ま、でも、ここは兄妹のジャレ合いである。 実は、ケンタ兄ちゃんに敵わない妹モッチは、ここからが反撃チャンスなのだ。 兄ちゃんがホッとしている間隙を突いての、フェイント攻撃!(やや反則っぽいが;) ピョンピョン跳んで、しつこく何度も首を咬みに行く。↓↓↓ ![]() 兄ちゃんは首を左右に振ってカワシテし、首の毛をテキトーに咬ませている。 でも、モッチはこれで大満足なのである。ガンバッタのである! 兄ちゃんとメチャ楽しく遊んだのである。 ま、闘い終わって、モッチも良い顔。 ![]() ケンタも良い顔であった。 ![]() 今日は、生体活性が高い、良い日和の一日になりそうだ。 |
首都圏でも、今日は積雪がある様ですが、
これもまた春の兆しのひとつですね。 例年なら、「なごり雪」などと言ったりもするんでしょうけど、 でも、今年はちょっと寒過ぎるからなぁ〜、どうなんでしょ??? 当地の今朝は、昨日程の冷え込みはないけど、 なんか寒々とした蒼暗い薄曇りといった感じで、 今年の春はまだまだ先。 そんな中、ちょっとだけ気持ちを和ませてくれるのは、 犬っ子達の天真爛漫さである。 今朝みたいに寒く蒼暗い日であっても、例え多少凹んだりしてる時でも、 兄妹でこんなふうに無邪気にハシャいだりしてくれると、 トーちゃんは嬉しくなって笑みが出るというものである。 ![]() ホントなら、リードを外して思い切り遊ばせたいけど、 今日はウィークデーだし、おまけに月末だし。。。 さてと・・・・明日からは3月だ。 |
↑↑↑蔵王山系「雁戸」の北側稜線辺りから陽が昇り、明るい光が注がれて来たが、
この「日の出前後の頃」が一日のうちでも一番気温が低くなる。 毎朝欠かさない犬っ子達との朝散歩であるが、今朝は冷えましたぁ〜。 今日は温度計を持たなかったので正確には分からないが、 感覚的に・・・ですが、山形市郊外の田んぼ道では、 マイナス15℃を軽く下回ったのではないかと思う。 ちなみに、山形測候所の百葉箱の中では、 マイナス9℃を下回ったそうな。。。 冬季登山もOKなマウンテンパーカーの下には 極薄手のダウンセーターを着込み、ネックウォ―マーと 毛糸のウオッチチャップを被っていたのに、 それでも頭頂部と耳元が寒くて寒くて、 つい、パーカーのフードまで被ってしまった。 風は、ほぼ無風〜微風と言ったところなのに。。。 おそらく、今年一番の冷え込みだったのでしょうか? ↓↓↓蔵王山系「龍山」の今朝の姿です。 ![]() 昨日も同様の画像を載せて、なんだか定点観測みたいになって恐縮であるが、 でも、毎日違うし、綺麗だし・・・なのである。 |
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やはり、陽の光が増して春っぽくなって来たナっという感じです。
ネコヤナギも見つけました。
今朝は、田んぼの吹きっ曝しでは氷点下3〜4℃だった様で、
雪が堅く締まって、雪渡りが出来ました。
犬っ子モッチ(妹:もうすぐ4歳)もご機嫌でした。