日記
早朝から、いかにも「盛夏」らしいオレンジ色の光が射していた。
予報では、猛暑日一歩手前の34℃。とにかく今日も暑くなりそうだ。 私も犬っ子達も、暑いのが大の苦手だが、仕方ない。 それよりも、農家さんのビニルハウスの中は、何度くらいになるんだろう? 近場の物流トラックや宅急便の軽トラの中は、何度くらいになるんだろう? 熱中症には充分気をつけましょう。 そんな日であるが、犬っ子散歩コース脇の道端には、 ちょっと気の早い「コスモス(秋桜)」が咲き始めていて、 盛夏の朝のオレンジ色の光に包まれていた。 季節って「巡るもの」なんだろうな。 時間とか季節の環(輪?)の中で、みんな生かされてるんだなァ。 そういえば、先日、ある歴史系作家さんが、 日本は、「倭国」とか「和」とか漢字表記されるけど、 文字や漢字が入る以前からの本来の意味は、 「環(Wa,わ)」じゃないのかな???という事を話していた。 「環」は「輪」とほぼ同義で、非常に「循環」的である。 日は昇って沈みまた昇る訳で、季節も四季が巡る。 実は、誰もが疑問なく日常的に使っている言葉に 「暮し」とか「暮らす」というのがあるが、 よくよく考えると非常に不思議なのだ。 日が沈む事を「暮れる」、年の終わりを「暮れ」ともいうが、 こんな「時間の環」に寄り添って生きる(生かされてる)から 「暮らし」とか「暮らす」と言うんだろうなと 勝手に類推して楽しんでる次第である。 ま、盛夏の早朝っから「秋の兆し」とか「暮れ系」のハナシと なってしまったが、今日は、暑さに免じてお許しあれ;;;。 |
梅雨明け三日の、「三日目」である。
お蔭様で、干している「ウメボシ」は、とても良い香りを放っている。 農産品やその加工品は、その地域の風土気候と対話する様に 作るのが当たり前なのだが。。。 ワインの仕込みには「ナイト・ハーベスト」という手法がある。 仕込むブドウの収穫を、なんと夜間に行うのだ。 パンは「肉」、ワインは「血」とも言われるので、 なにやら<怪しい儀式>っぽく聞こえてしまうのだが、 要は、ブドウ自体が日光や気温で暖められてしまう前の 出来るだけ冷えているうちに収穫しちゃって、引き続き、 果汁を搾って仕込むと、より良いワインが出来る・・・、 っという事で、非常に合理的なのだ。 しかし、夜間からぶっとおしの作業となるため、 とても大変なのだそうで、どうしても特別限定品という類となる。 また、収穫のみならず、剪定とか肥料を施したり、 仕込む過程などまで<月齢>と相談しつつ造る、 「ビオ・ワイン・アプローチ」なども、面白いと思っている。 しかし・・・近代化・工業化・産業化社会の残像とでも言うのか、 「その地域の風土気候と対話する様に作る」という本来の事が、 なんだか、悪い意味での「イイカゲン」風に受け取られてしまっている。 確実性を求める根っこには「金利と先行投資とノルマ」がある。 ちなみに「ノルマ」って、彼の計画経済を進めた旧ソ連体制時の ロシア語が語源なのだ。 ハナシはまたまた逸れた。。。 夏の花:「マツヨイグサ(待宵草)」が咲いていた。 月見草とも宵待ち草とも言われる。 日本人は、お月見が大好きだ。しかも、けっこうノンビリ、 フラフラ、イイカゲンなのだ。 立待ち・居待ち・宵待ち・寝待ち・・・という具合に、 月が昇る時刻と人の行動までもが一体化しちゃった言葉までもが。 そこで、「酔い待ち」というのも良いかなァ・・・と。はい。 |
今朝も早くから陽射しが強いが、やや湿気が抜けている。
梅雨が明けたらしい。 さてさて、梅干を干しましょう!梅雨明け三日(みっか)始まりです。 アサガオの花は、この季節にはハズせません。 「おはよう!」と言った感じの単純明快さがある。 近所の秋田犬の「ハナちゃん(女の子:6ヶ月)」もお出まし。 犬っ子仲間同士、顔をくっつけ合ってご挨拶だ。 おまけに、うちのカミさんにも親愛の情をご披露。 犬っ子1匹養う費用(日本の平均)で、極貧国とか難民キャンプとかの 子供達何人分の予防接種や飲み水確保が賄えるんだろう?なーんて事が ふっと頭の中を過ぎる。 ともかくも、 カミさんは本日は休みなので、梅干を干し始めるのだそうだ。 |
今朝は週末恒例の、犬っ子達との「山散歩」であった。
早朝の山とは言え、高山ではないのでこの時期は暑い。 拠って、源流の様相の沢沿いを歩ける蔵王山系某所へ。 まだ朝霧が残っていて多少は涼しいが、 霧の薄い切れ間からは、強烈な夏の陽射しが。 なんだか、NHK大河ドラマ「竜馬伝」とかの、 非常に凝った映像っぽかった。(笑えない;) ま、最近はハイビジョン撮影とかが主流になりつつあり、 また、あらゆるデジカメも非常に高解像度となって来ているので、 誰もが「鮮明で具象的な表現」が可能になって来ている。 ネットの世界も同様である。 そんな中にあって「竜馬伝」の映像表現は、 単純な鮮明さとか高解像度というよりも、 迫力とか味わいとか見せるべきモノを見せる表現・・・、 いわば「抽象表現」というのが入り込んで来ている。 ま、そんな兆候は映画の世界では、 ここ10年ほど以前から見え隠れし始めていた気がするが。 ま、時代は、具象から抽象に移って来ている、と見ている。 ハナシがモロに逸れてしまった。。。 日があまり当らない暗い沢近くで、まだ柔らかい「山椒の実」を見つけた。 指先でやや強く摘むと、中の種まで潰れるので、 大好きな「山椒の佃煮」をつくるのに丁度良い。 山椒の佃煮の素晴らしは、京都で覚えた。 帰宅し、採って来た山椒の実にくっついている軸っぽを ひと粒ひと粒指で摘まんで取り除くという、 非常にチマチマと手間のかかる作業を行い、 ようやく両手一杯分の原料が出来た。 その後佃煮にするが、そのままではあまりに香りが強烈過ぎるので、 加減がなかなか難しいが、先ずは軽く湯掻いて水にサワシ、 適度に香りを飛ばしてから佃煮にするのだ。 熱々のご飯にのせても、冷や奴にのせても、そして酒の肴にもGood!である。 P.S. やまがたも、今日が梅雨明けだという。 ウメボシの「干し」は、「梅雨明け3日」と言われる、 夏のクリアで強烈な陽射しが原料でもある。 その前準備として、「紫蘇」を3回ほど塩揉みしてアクを取り除いておく。 ↓↓↓は、2回目の塩揉みとそのアク汁(泡に部分)。程よく発色している。 |
今日の昼過ぎ頃である。
ヘリがかなり低空で旋回してるなぁ。 電力会社のパトロールかな〜???なんて思っていたら、 大きな音が迫って来て、拡声器で何かしゃべっている。 良く聞くと「今から緊急着陸をする・・・云々」という事であった。 実は、ライフル系射撃の県大会が来週に迫っているので、 東根の射撃場で、スコープ(望遠照準器)の調整を行っている、 まさにその最中であった。。。 なんでも、近くの山で木を切り出している最中に、 切った木が人の上に倒れてきて、大きな怪我をしたらしい。 おそらく、かなりの緊急を要するので、 救急車で搬送するよりも、ヘリで・・・という判断なのだろう。 そういえば、一昨年、私の知人である林業のベテランも、 切り倒した木に跳ね飛ばされて骨折をしたのを思い出した。 「森を守ろう」「下刈りをしよう」「木を植えよう」なーんちゃって、 エコとかグリーンとかと関連付けて言うが、 (それはそれで、良し悪しは別にして「表現」でもあるのだが)、 その実践は、やはり「樵(キコリ)」とか「杣(ソマ)」と言った方が 正しく、相応しく、誇らしいと思う・・・。 救急車が到着し、意識不明とか心肺停止などという声も聞こえる中、 あっという間にヘリの中に。 周囲全ての安全確保と迅速な進行のため、全体俯瞰と指示を与える隊員。 さすが、隊員達はよく訓練されていて、冷静ながらもテキパキと シゴトを進めている。その凛とした姿が頼もしく、そして嬉しい。 怪我で搬送された方の、快方を祈る次第である。 ...もっと詳しく |
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今の所、西日本や北関東などと比べれば
やまがたはまだマシな方なのだろうけど、
熱中症に気をつけて過ごしませう。
ビニルハウスも朝の強い陽射しを浴びて、
ピッカピカに眩しかった。