日記
起きて窓を開けると、未だ暗いが、外の雰囲気が違うのが分かった。
もちろん気温が低いという事もあるが、それよりも「冬の匂い」がするのだ。 犬っ子達は、この寒さにいよいよ調子付き、 家の中で追いかけっこを始めてしまうが、 朝もまだ暗いうちなので、嗜める。 奥羽山脈の向こう側に朝日を感じる頃になってから おもむろに犬っ子達と散歩に出掛けたが、 西に見える虚空蔵山(白鷹山)の7合目程まではほんのりと雪化粧していた。 正面には、暗い雪雲を纏った蔵王竜山と西蔵王高原がある。 ![]() まったくもって、「嗚呼、今年もこの季節が来たんだなァ・・・。」となってしまう、 「やまがたの冬景色」というか「冬の色合い」そのものであーる。 今回の寒気に乗ってなのか、上空にはカモの群れが隊列を組んで飛んでいた。 ![]() その整然とした特徴的な隊列の組み方から察するに、おそらくは、 渡って来たばかりのマガモ(通称:アオクビ、英名:マラード)だろう。 ![]() 奥羽山脈にかかる黒い雪雲の合間から辛うじて射してきた陽の光が、 頭上の雲に反射して、ほんのりと暖かそうに見えた。 |
今週末は、昨日の日曜までは晴れる予報であったが、
ちょっと雲がかかった朝となった。 その雲と、間もなく昇る朝日が微妙な光を織りなして、 「蔵王:雁戸」の稜線を浮び出してくれる。 毎朝、必ずと言って良いほどに、 遠くに仰ぎ見る「蔵王・雁戸」であるのだが、 これからの季節・・・特に初冠雪以降は美しい。 映画:「おくりびと」にも、その背景にはやまがたの美しい山の景色が 動かしがたい基礎低音の様に存分に写しだされ、 主人公はじめ、そこに住む人達の心根を伝えてくれている様な気がする。 このナマの世の中であるので、なんともならん事が多々ではあるが、 こんな美しいやまがたの風景を毎日見つつ、 日々をなんとか暮らす事が出来る事を有り難いと思う。 |
週末恒例の、犬っ子達との山散歩。
一昨日(10/23)の土曜日は、朝からポカポカのお天気。 ま、今の時期にしてはとても暖かい。 クマ報道も頻繁であったし、万一の遭遇を考えれば怖いと言えば怖いのだが、 生息数も少ない山でもあるし、クマが活動するには天気が良すぎるし、 クマ避け鈴で音をたて、同時に犬っ子達2匹が走りまわれば、 不意に出くわすことはほとんどないだろう。 そう言えば、遠藤ケイ著に「熊を殺すと雨が降る」という題名の本があるが、 その(語感的な)響きが、悲しく且つ示唆的に聞こえてならない。 そんな事を想いながらのノンビリ散歩であるが、 さてさて、今日はお天気も良くて、 犬っ子モッチは、とてもご機嫌顔であった。 ...もっと詳しく |
朝の犬っ子達との散歩は欠かさない。
このところ、早朝の気温もずいぶん下がり、 犬っ子達はご機嫌である。 今朝は、特にモッチ(妹:2歳)を可愛がってくれる (という・・・モッチと気が合うんじゃないかと思える)ご近所のオバちゃんと同行となり、 ま、なにげない、毒にも薬にもならん世間話などを。。。 曇り空で、視界に入る周囲の風景もあまりに平穏で動かない。 世の中では・・・「クマ騒動」で揺れているのに。 そんなこんなで、車を運転してカイシャに辿り着いたら、 倉庫の片隅に、フランスのグラン・ヴァンである、 <シャトー・マルゴー 1998年>のマグナムボトルが転がっていた。 しかも、中身は空っぽ。 20〜30年前であれば、きっと、 「誰が呑んだんじゃー!」となったかも知れないけど、 良くも・悪くも・・・・・さほど気にもならない。 ま、誰かの役に立つ事もあるだろうから、 ラベルが綺麗なうちに、とりあえず画像データをと。 ・・・・そ〜んなレベルとラベルの、今の自分である。。。 P.S. 私の高校時代からの友人。<http://pub.ne.jp/stream/> 愛する奥さんやお子さん達、そしてもっと愛する犬っ子(ラブくん達計3匹)と日々を暮らしてる。 アルペン系登山家でもあり、ガキ(高校)の頃、山岳部の部室にて、確か・・・オプティマスの真鍮製のオイルバーナーでインスタントラーメンを煮て喰ったり、 学校の2階から中庭にロープを下げて、レンジャー部隊ヨロシク「降下練習」をしたり・・・した仲である。(私は山岳部じゃーなかったけど、そんな風にして遊びに行ってましたね。) |
All Rights Reserved by shidareo
ま、家の近くの風景や季節巡りを定点観測している感じもするが、
先ずは、その日の自分自身や犬っ子達を含めた家族の体調管理にもなるので、良い。
この度の寒気の入りも一服つけてる様な空が広がって、残月もくっきり。
村山葉山の白い姿も遠望出来た。
さて、今日は久々に飯豊まで足を伸ばす(オシゴトで・・・だが)。
飯豊山もきっと白い姿を見せてくれる事だろう。(見えるかなぁ?)