日記
昨晩出張より帰宅。
往復の新幹線や電車での移動の際に、 まァ、読んでも良いかなぁ・・・程度に持参した文庫本、 井沢元彦著「逆説の日本史」にハマってしまって、さァ大変; 文字が細かいので思わず老眼に鞭打ってしまい、 目がショボショボになってしまった。 日常である「やまがた田舎暮らし」では、 移動のほとんどを自動車に依存しているし、 ベンツやクラウンの後部座席という身分とは程遠いので、 ほぼ100%自分で運転しなきゃならん。 だから、「移動時間に読書」と言う訳にはいかない・・・。 そして今日は、そんな疲れ目を引きずりつつも、 犬っ子達と山にヤマドリ追っかけに行って来た。 天候が荒れる前は、動物たちが餌を取るために動くので、 一般的に出会える確率も高くなるのだが、 今日はちょっとお天気が良過ぎ(明る過ぎ)た様で、 ザブザブと沢登までやったのに、一羽しか出会えなかった。 それも、松林の奥を、尾を優雅にシダらせながら、 あっという間に飛んで行ってしまったァ。 でも、自分ひとりでは一羽も見る事が出来なかっただろう。 これも、犬っ子ケンタ(兄:4歳)の探索能力とフラッシング能力のお陰である。 (えらいぞ、ケンタ!) 早めに帰宅して、家の車全部のタイヤ交換を行い雪に備えたし、 明日も、別の沢を3本ほど登るつもりだ。(雪囲いが若干残っているけど;;) ...もっと詳しく |
なにも<変なモン>じゃーなくって、とても有り難い「朝日」の事である。
山形市西部から望む場合だが、今頃の朝日は、蔵王龍山の北側稜線から昇る。 やはり、朝日が昇ると、訳も無く・フツーに・無邪気に、嬉しいモンだ。 実は・・・今朝は、珍しく一時間ほど寝坊をしてしまった。 何も、先週末の疲れが出たわけじゃなく、フツーにすやすやと。(墓穴的言い訳け?) ま、良い。 日の出ポイントから奥羽山脈沿いをやや北側に目を移すと、 山脈の稜線と雲と空が、とても良い感じのグラデーションを描いていた。 ![]() 明日から、久々の首都圏出張である。(ふぅ;) 元々がけっこう人酔いするタイプだし、 長年田舎暮らしを続けてると、いろいろと億劫にもなるモンだ。 「沓なくて 里へも出ずになりにけり 思し召しませ 山住みの身を。」・・・(良寛) ↑↑↑・・・分かる×分かる。 ...もっと詳しく |
いつもながらの、犬っ子達との朝の散歩であった。
曇天というよりも鈍天、なんとも、妙に空気が温(ヌク)く、湿っている。 犬っ子達の活性も低い。 帰宅して、庭先を見ると、杉苔の上に濡れたモミジが。 「裏を見せ、表を見せて、散るモミジ」・・・・良寛。 「濡れモミジ・・・」・・・・・きみまろ???。 「裏をみて、表もみても、わからない、 やっぱり私は ほーほけきょー。」・・・・Shidareo 今日は<勤労感謝の日>。 子供の頃は、「働いている人に感謝!」であった。」 今は、「この世で働かせていただいている事に感謝!」である。 両方とも、まさしく正しい。 虚空蔵山(白鷹山)も、ドンヨリしてた。 ![]() |
この週末は、ちょっと天気良過ぎという感じ。。。
昨日はカミさんと犬っ子2匹いっしょに丸3時間、 本日は私と友達と計3名+犬っ子計3匹で丸5時間・・・、 一日平均4時間×2日間の山歩きとなった。 暖かいせいか、午前10時頃になると、キノコ採りの人も入ってくる。 山は、今年は未だ葉っぱが落ちてなくて見通しがあまり良くない。 でも、楢枯れは昨年よりも広がっている様だ。 詳細は、機会があれば・・・・という事で。 でも、ま、両日ともそこそこ楽しめて、無事帰宅。 ケンタ(兄:4歳)の大活劇もあり、左前脚を若干負傷気味。 外傷は無いので、少し様子を見る事にした。 ちなみに、大活劇シーンは同行した友達から携帯で撮ってもらったが、 一眼レフは重いので、持っていかなかった。拠って、画像はナシという事に。 素直に×綺麗に・・・腹が減った。 空腹は最高のオカズだ。晩飯が旨いぞ。ごく軽〜く飲もっと。 |
週末であるからして、山行きを決める。
夕食後、おもむろにスタンバイを始めたら、 その雰囲気を察知した犬っ子ケンタ(兄:4歳)は、 道具の隣に来て、さっと寝転んで、離れる気は全くなさそうだ。 ![]() さてさて、今回のスタンバイ内容をちょっとだけ紹介すると・・・ 先ずは、アウターウエアである。 ![]() いくら晴れの予報とは言え、平地の最低気温は0℃程。 早朝の霜や朝露の中での「藪こぎ」であるから、 普通の雨の登山よりもタフさが求められ、特に下半身は尚更である。 拠って、パーカーはノースのゴア。パンツは米軍払下げのゴア・オーバーパンツ。 安全のため、この上に目立つオレンジ色のベストを羽織る。 靴は、もちろん「ゴム長」。斜度や湿った落ち葉、沢の有無など状況次第で、 スパイク付きもしくは簡易アイゼンを付ける事も。 手袋は、天候や行き先に応じて変えるが、基本的に軽快さと丈夫さと防水透湿性が必要だ。 次は、リュックとその中身である。 ![]() リュックはCSSINというクライミング用の30L極軽量。 基本的な中身は、タオル1本、細引きロープ6m、ウインドブレーカー1着、 シルバーコンパス1基、温度計、犬笛などであるが、 保温フィルムシート1枚、蛍光イエロー布地1枚、イソジン1個、テーピングテープ、 テッシュ、ぶどう糖10g×7袋、布テープ60cm程・・・などが、 エマージェンシー用としてビニル袋に収まっている。 さらに、万一の犬の大怪我緊急縫合のために、毛糸針1本と細いタコ糸2mが加えてある。 両脇のポケットには、ビニル手提袋や、手術用ゴム手袋、ガーバーのナイフ、携帯灰皿、 それと、山で犬っ子を繋ぐための短いリードなどがすでにセットされている。 文字で書くと、なんだかんだと多い気もするが、 試行錯誤の結果、かなりコンパクトにまとめてるので、苦でもない。 次は、ウール100%のハギレ布で自作したトートバッグであるが、 ![]() 中身は、ガソリンバーナー1基、チタン鍋釜1セット、カップヌードル2個、 ハスクバーナの手斧1基、山形刃物(月山和久作)のナタ1本と同:マキリ1本、 簡易トランシーバ1セット、換えの電池・・・などなどに、 犬っ子達のご飯(缶入りドッグフード)が入る。 これらは、状況次第では持ち歩いたり、車に置いたり・・・である。 もちろん、山に猟に入るのであるから、重たいshotgunや弾と同時に、 銃の許可証や猟の登録証、眼鏡(眼鏡使用なのだ;)は必須である。 あ、もうこんな時間なんで、 そろそろ、おやすみなさーい。。。。 |
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良くも悪くも(?)・・・ごく平凡な「やまがた田舎暮らし」の私が、
撰び・撰ばれし・・・で、日々出会っている家族や仲間・友達はじめ、
GoodsやFoods達、景色や情景など、全ての事である。
だから、
場合によっては、食品添加物たっぷりのカップ麺であったり、
見事な山形刃物であったり、ゾーリンゲンのナイフ&フォークであったり、
Canon EOSであったり、ブショネた(腐った)安もの輸入ワインであったり、
素晴らしい上和田のおコメであったり、樹齢70年超えた古木のワインであったり、
元気で塩辛過ぎる名物ラーメンであったり、無農薬有袋ふじりんごであったり、
少農薬有機栽培のラフランスであったり、虫の入ったメチャ旨まなカボチャであったり、
燃費悪過ぎのジムニーJB23であったり、臭いが気になる地域ブランドなんちゃら豚であったり、
自分で捕ったり仲間から頂いた素晴らしいジビエの類であったり、自作の釣竿であったり、
友達や家族との会食の時間であったり、焦がしてしまったジャムであったり、
Pendletonのウールやノースのゴアであったり、腕相応な安ものギターであったり、
30数年前に古着屋で買った60年代の501であったり、いろんなお役であったり、
戦闘機で有名なグラマン社のカヌーであったり、ネジを舐めてしまう安モノ工具であったり、
乗ってくれぃと頂いたやや重マウンテンバイクだったり、インクがバカ高プリンタだったり、
カミさんと犬っ子達と採りにいった山菜の数々であったり、
周囲の景色や季節の草花であったりも・・・する。
それだから、時にはブツブツ文句を言ってみたくなったり、
あーァ損しちゃったとか、わーいこんな沢山!とか、
これぞ良い出会いをした!なーんて、ガキみたいに喜んだりもする。
でも、丁度、ドーナツと、そのドーナツの穴の関係の様に、
それら全てから囲まれているからこその、現実の自分というものがある。
ドーナツのカタチがヘンだと、その穴のカタチもヘンになる。
ドーナツのカタチが自然だと、その穴も自然なカタチにオサマル。
穴に無理な力をかけると、周囲のドーナツも歪む。
穴が消滅すると、いわゆるドーナツの態(タイ)も成さなくなる。
いずれ・・・B型人間でもあるし(汗;)、いずれ撰び・撰ばれし・・・でもあるからして、
日々これからも、自然な喜怒哀楽と共に、
<ナチュラル_セレクション (Natural-Selection)>に勤しもうかと思う。
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