一福屋@鈴木農園

一福屋@鈴木農園
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 写真は深山っちです。普段は深山っちなんて言いません。「あめやさん」です。
昔々、飴売りをしていたそうです。そんなことから、「あめやさん」と言えば深山っちのことです。

 ちなみに鈴木農園は「惣兵」です。由来は知りません。我が農園の祖先は、果たして惣菜売りの兵隊だったのでしょうか。。。想像すると、とっても嫌です。




 この日は、あめやさんの農園に情報交換に行きました。

 「今年はなんたや?(今年はどう?)」と聞くと、木の上から「大豊作」と一言。

 もともとプロの果樹農家であるあめやさん。ぽつりと言った一言に重みがあります。


 今年も頑張りましょうね。あめやさん。


 我が家の庭には、実験中の植物や野菜が所狭しと植えられています。

 松の木の脇にはアスパラガス・葱、古い井戸にはレンコン、裏に回れば水仙の横にウド・青じそ・わさび・クレソン。すべて鈴木家の食卓に並びます。

 そして、ひっそりと咲いていたのは玄関脇にある雨受けの中の睡蓮。

 ここ二、三ヶ月はずっと働きづめの鈴木農園メンバーを労ってなのか、何の自己主張もせずにゆらゆらと空を眺めていました。

 「ゆっくり休まっしゃい」と、恵子さんのズックの横で文句一つこぼさずに我々を癒してくれます。
 
 


 ポジティブリスト制度が始まりました。


この制度についてはこちらを参照下さい。http://agrin.jp/docs/4/4579.pdf


 【この制度、良いようで悪い・悪いようで良い。

  消費者にとっては「良い」でしょう。

  「安心・安全」が合言葉のように言われている時代ですので、この制度が施行されたことは理にかなっているのかもしれません。

  しかし、農家にとっては頭の痛い制度でもあります。

  リンク先にもありますように、農薬使用時の注意が見事に現実離れしています。

  まぁ、農薬散布の際に気をつけるのは当たり前です。

  ですが、風に吹かれて飛んでいく消毒液を誰が止められますか。

  「風の無い時に消毒しましょう」「消毒する時は、事前に畑の隣接している農家に一声かけましょう」な〜んて軽く言っちゃってますが、風の無い時に近隣農家が不在ならどうしろと言うんですか。

  果樹畑に囲まれた中で野菜を栽培すれば、登録外の消毒液が飛来してくることもあります。

  この制度は生産現場のことを全く分かっていないね。なんか、いやんなっちゃいます。】


 って、みんなで話していました。
 

    ▲鈴木農園役員一同