sfarm note
▼にんずん
「カレーの材料になるものは最低限つくりましょう」という約束から半年。
鈴木農園でも、にんじん・じゃがいも・たまねぎの三種は必ず栽培するようになりました。
写真のにんじんは、朝に「にんずん12本抜いでこ〜い」と命令されて収穫してきたもの。
「にんずん」とは紛れもなく「にんじん」のこと。
私が思うに、山形県の村山地方では「し」、「ち」、などのイ音便言葉は「す」や「つ」に変化します。
なので、「すし」は「すす」、「しんだ」は「すんだ」、「もち」は「もつ」。またこの地域の方言に関する特徴は、なんにでも濁音で反応することです。だから、「もつ」は更に訛って、「もづ」となります。
ちなみに、「やかましい」は「かすますい」、「やぶけた」は「しゃばけだ」、などの変形もあります。
ここまで来ると、なにがなんだか分かりません。・・・日本語学の専門家にでも聞いて下さい。
[画像]
▲にんじんの葉っぱは、味噌で和えてふりかけにします。
画像 (小 中 大)
2006.07.10:sfarm
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