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▼えのっちの有馬ウィーク:水曜版

今回は「おつり」と実績について。

TMオペラオーやクリスエスが出るまでよく言われていたのは「JCで最先着した日本馬は有馬は勝てない」という格言。実際、「天皇賞→JC→有馬」のローテーションはきつく、JCで燃え尽き、有馬では余力がなくなる。つまり、おつりがないのだ。

さて、今年の有馬。例年と違うのは「おつり」ない馬と上がり調子の馬がはっきりと分かれいる点。一番注目すべきはヒシミラクルだろう。典型的な叩き良化の馬。JCで果敢に先行する姿を見て、「次は狙える」と確信した記憶がある。

同じ、またはそれ以上の上がり調子の馬はデルタブルースだろう。この秋にめきめき力をつけている。典型的晩成型菊花賞馬。今、この瞬間にもモリモリ成長している感じ。まさにトップガンやマンハッタンカフェ。「菊を勝つ馬は強い馬」の格言がまさに当てはまる。くどいようだがND3X4。底力豊富だ。

ほかには、天皇賞惨敗→JCをパス→体勢建て直し休養十分組のND4X4のシルクとND4X5とツルマル。また、タップも完調ではないが上がり調子なのは間違いない。

そして、何より、有馬はGI馬が強い。歴代の有馬の勝ち馬を見れば一目瞭然。それは当然、 GIの中のGI。King of Kingsを決める戦いだからだ。そうなると、やはり、ミラクル、ブルース、ツルマル、タップに俄然注目だ。

一番人気のロブロイは調教の具合からおつりがない感じ。バルクも幾らタフでも厳しいような。もちろん、いつまでも応援しているが…
2004.12.22:えのっち

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