山菜屋ブログ
▼『節分』今昔物語
今日は節分ですね。
この時期、子供が通っていた幼稚園では、
「親子で鬼のお面を作って豆まきをする」という行事がありました。
紙袋に目・鼻・口の穴を開けて、毛糸や折り紙を貼り、クレヨンで色をつけてお面を作ります。
その後みんなで豆まきをするというものでした。
我が家のお父さん、
あんまり張り切って「力」を入れ、芸術性を求めるあまり、
すっごく怖い鬼の面を作ってしまい子供に泣かれました。
次の年は「節分の行事」にお呼びがかからなかったような。。。(爆)
ところで、皆さんのお宅ではどんな「豆まき」をするのでしょうか。
ここ数日「正しい豆まきの仕方」などをテレビでやっているようですが、
本来は、家の長がやるものなんですよね。
確かに…私が子供の頃は、一家の家長が豆まきをしていましたね。
豆を一升枡に入れ、神棚へ上げたものを持ち、玄関の戸を開け
外に向かって大きな声で
「鬼は外!」
「鬼は外!」
「鬼はぁ〜外ぉ〜!」
それから中で
「福は内!」
「福は内!」
「福はぁ〜内ぃ〜!」
まさに、某有名高視聴率獲得占い師のおば様が先日TVで仰ったとおりの手順ですね。(^_^;)
あ、ここで一つ。
実家では、物心ついたころから落花生で豆まきをしていました。
知らべて見ると、これは北海道や東北で行われていることらしい。
もちろん、拾った豆(落花生)も、きちんと食べましたよ。
⇒北海道の慣習より
最近では落花生をまくお宅も増えたのかなぁ〜。
実家では逆に、最近大豆をまくようになったみたいです。
さてさて、話を「まき方」に戻しましょう。
今時の豆まきは、
「お父さんが鬼の役をしてお母さん、子供が豆をまく」
という家庭が多いのではないでしょうか。
小さいお子さんがいるご家庭は特に。
本来、家長がまくものを「母親と子供」がまく。。。。
なんだかなぁ〜。(阿藤快風に)
今の時代をすっごく象徴しているように思いますね。(^_^;)
皆さんのお宅では、どんな豆まきをしますか?
2006.02.03:sansaiya
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