山菜屋ブログ

▼かぶの形

すぎちゃん、お久しぶりです。そうなんですよ。
藤沢かぶは、
こんな「ながほそっこい形」をしているのです。
でも、これとはまた違う地域で作られている
「温海かぶ」や「田川かぶ」といった在来作物のかぶは、丸い形をしています。
←写真は「温海かぶ」です。

同じように「ながほそっこい形」のかぶとしては
旧櫛引町の宝谷地区に伝わる「宝谷かぶ」というのがあって、
それは大根のように白い色をしています。
そうなると、大根との違いは?
ということになりますが、江頭先生のお話によると
大根とかぶは、同じアブラナ科でも分類的にはまったく違うものなのだそうです。
遺伝子レベルではまったく違うのでしょうけれど、
葉っぱの形で区別するとか見た目でも区別の方法はいろいろとあるようですが、
それも一概には言えず、難しいところがあるとか話していらっしゃいました。

ちょっとぼけてますが、これは「温海かぶ」の写真です。
色がとても鮮やかですね。
これは「アントシアニン」という成分なのだそうです。
塩漬けした後、甘酢に漬け込み「かぶ漬け」になります。

●画像 ( )
●2005.11.09
●チャコ
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