山菜屋ブログ
▼余談ですが。。。
最後に余談ですが、不思議なお話を。。
記念館の中には、たくさんの油絵が飾られていて、
その一つ一つの制作年と、敏子さんのコメントらしきものが添えられていました。
先にも書きましたが、残念ながら写真に写すことを忘れてしまったのです。(^_^;)
そんな中、壁一面に
岡本太郎さんと岡本敏子さんに関連する本の表紙を
小さく印刷して飾ってあるスペースがあったんです。
これも、写さないでしまったぁ〜。。。
それを観ながら、
『岡本太郎さんと敏子さんて、昭和38年ごろ朝日村に頻繁に来ていたんだって…』
と、敏子さんにお会いしたときのことを、
一緒に行ってくれた人(弟)に話していると…
飾られたたくさんの表紙の中の一枚が「パラッ」と音も立てずに落ちてしまったのです。(^_^;)
「粘着力が弱くなってたんでたまたま落ちた」って思えばそれまでなのですが、
ん〜。。。
私はそうは思いたくないなぁ〜。
きっと、敏子さんが
「よくきてくださったわね。」と、私に語りかけてくれたんだと。
そう思いたいんです。(*^_^*)
あ〜。。。
機会があったら、もう一度行ってみたいです。
次の予定まで時間が無かったものですから、ゆっくりと見ることができませんでした。
今度行けたら、もっとゆっくりと見てみたいです。
帰り際に、受付の若い女の方とお話をしました。
これこれこうで・・・と、
敏子さんとの出会いやらトレッキングの話やら、
一方的に話しちゃって、驚かれるかと思ったけど、
敏子さんは生前、一緒に歩いた「六十里越え街道」のことをとっても気に入られたらしく、
みなさんに何度もお話されていたということで、話が弾みました。
そんな風に思っていただけていたなんて、本当にうれしいですね。
ブナの原生林を見るたびに敏子さんのあの、くるくると好奇心旺盛に動く瞳と、
手を大きく動かし体で表現しながら話すしぐさなどを思い出しそうです。
よしもとばななさんと岡本敏子さんが対談された
「恋愛について、話しました。」という本を購入しました。
岡本太郎さんと並んでいる笑顔の敏子さんを見たとき、
「この人の恋愛感ってどんなものなのかなぁ〜。」
「どんな風に岡本太郎という人を愛したんだろう。」
と思ったのと、
本のあとがきにあった
「あんな素晴らしい人にすべりこみセーフで出会えてよかった。私は幸運だった。そう思う。」
という、ばななさんの思いが
まるで自分のことのように感じたから。
●2006.03.01
●チャコ
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