くろーばーはうすのおはなし

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新潟市美術館にて。
「水と土の芸術祭」に出展中の
磯辺幸久作「土のオベリスク」という作品。
新潟県内では縄文式土器がたくさん出土するそうで、
その出土した状態そのままに表現したんだとか。



数日前に思い立ち、新潟の学会に参加しました。
久しぶりにこの分野でbrainstormingされ、
楽しかったです。


ふたたび新潟市美術館。
「モノリスプロジェクト」日本各地の地層をそのままコピーしてシート状に固めて、
たくさん展示してありました。土のことはよく分からないのですが、
これだけのものを系統だてて解析すると、立派な科学的データになりそうだな、
と思いながら観ていました。

科学と美術。とても近い感じがします。
誰も気づかなかったものを切り取ろうとするところ、かな。
どちらも創造的な仕事だと、前から思っています。

でも、違うなって,今回たまたま両方に触れる機会があったので思いました。

科学は、万人を説得できなければ成立しないし、
説得するためにあらゆる証拠が必要だけど、
美術は、自分一人でも納得していれば成立するし、
言葉に縛られないから自由だと思いました。


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