くろーばーはうすのおはなし

くろーばーはうすのおはなし
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9月の連休は、上京していました。
「ゆりかもめ」の中から、長男が撮した写真です。
なぜか、建物ばっかり撮してました。
多分、これは「CONRAD」だと思います。
対照的に次男は、乗り物にはしゃいでました。


義父母が子供たちを油壺マリンパークに連れて行ってくれました。
水族館も大好きな子供たち。遊具でもさんざん遊んで、
おじいちゃんたちをめいっぱい疲れさせていました。


私の大学時代の仲良し一家と「キッザニア東京」にも行きました。
最初に消防士をして、歯科医師、建築現場作業員、パイロットをしました。


長男は、ここが一番気に入ったようで、絵日記にもこのことを書いてました。
なかなか本格的で、ちゃんとボードで配管の設計図を作って、
その通りにパイプをつないで、ちゃんと空気が流れるかチェックまでしていました。

血は争えないというか、あなたのパパはこの会社と一緒に仕事していたんだよね。

なぜか今年の秋、我が家の周りはお花があふれています。

ずっと育てている鉢植えはもちろん、
直植えしたものも元気です。

もう枯れてしまったと思っていたのに、
また咲いたバラ。


特売で一株100円もしなかったのに、増えているデイジーたち。
もともと強いハーブ類は元気。


去年も自生していたコスモスは絶対去年より増えているし。

う〜ん???
全然かまっていないのに、お花が寄ってくるようです。
不思議ですが、嬉しいです。

誰かが言ってましたが、お花同士は噂するそうで、
「あそこの家は植物を大事にするよ。行こうよ。」とか
「あっちは枯らすから行かない方がいいよ。」とか。

もし、我が家のよい噂が流れているなら嬉しいです。

けど、引っ越しちゃうから、来年はどうかな。
一緒についてきてくれると嬉しいのですが。


...more
今日は、予定通り施工業者さんとの顔合わせ。

その前に、測量をしてもらっていて、
本当はそこも見たかったんですが。
バタバタしていて間に合わなかった。
ちょっと残念。

我が家で4人で打ち合わせ。
Kくんがどんどん説明して、業者さんお二人は静かに頷くって、
いう感じで、なんかいつもの打ち合わせとは違った緊張感が…。
まあ、初対面だから、こんなもんかもしれませんね。
そのうち、もっとうち解けてくれるといいのですが。

あとは、実際の見積もり額が出てくるまで待ってください、
とのこと。

どうでもいいことですが、
今日会った4人は名字に2人づつ頭に同じ字が並ぶので、
名刺を見ていて、なんか不思議な感じがしました。


一昨日、うちのヘブンリーブルーに遊びに来ていたアゲハチョウです。
蝶々は、やっぱりは優雅ですね。


こちらは夏の間、なぜか朝窓を開けると、同じ場所にいたアマガエルくん。
そんなにここが居心地いいの?

来年も、こういう生き物が寄ってきてくれるといいな、と思います。




先日の新潟行きの途中で、撮った鶴岡市三瀬付近の海。
海水浴に来た頃は緑っぽい海水の色が、今はすごい真っ青。
秋の海って、こんなふうだったかしら?
太平洋の海の色みたいです。


我が家のヘブンリーブルー(西洋朝顔)は、今、花盛り。
朝顔なのに、夏に咲かないのね。10月までこんな感じらしいです。
やっぱり蔓がとんでもなく伸びて、収集が着かない。

そして、新しいお家でもこれが見られるようにと、
リビングの窓の外に柱をつけてもらいました。
来年は株数を落として、直植えにして、ネットの張り方も考えて、
もっと綺麗にみえるように頑張ります。

今週からは、施工業者さんとの顔合わせもありそうで、
いよいよクローバーハウスが現実になる段階に来ました。
忙しくなりそうです。

そして、こういうときに限って
いろんなことが同時に動き出してます。
ちょっとoverwork気味の私。気がつくとzzz…。
春眠じゃなくて、秋眠、暁をおぼえず。





新潟市美術館にて。
「水と土の芸術祭」に出展中の
磯辺幸久作「土のオベリスク」という作品。
新潟県内では縄文式土器がたくさん出土するそうで、
その出土した状態そのままに表現したんだとか。



数日前に思い立ち、新潟の学会に参加しました。
久しぶりにこの分野でbrainstormingされ、
楽しかったです。


ふたたび新潟市美術館。
「モノリスプロジェクト」日本各地の地層をそのままコピーしてシート状に固めて、
たくさん展示してありました。土のことはよく分からないのですが、
これだけのものを系統だてて解析すると、立派な科学的データになりそうだな、
と思いながら観ていました。

科学と美術。とても近い感じがします。
誰も気づかなかったものを切り取ろうとするところ、かな。
どちらも創造的な仕事だと、前から思っています。

でも、違うなって,今回たまたま両方に触れる機会があったので思いました。

科学は、万人を説得できなければ成立しないし、
説得するためにあらゆる証拠が必要だけど、
美術は、自分一人でも納得していれば成立するし、
言葉に縛られないから自由だと思いました。


今日、従兄の3番目の子供が生まれたというので、
お顔を見にいきました。
この写真は、たまたまその男の子が生まれた日に
私が撮っていたお月さまの写真です。

従兄がこの写真を観ながら
「やっぱり、満月には子供が産まれるんだな。」
としきりに感心していました。
彼が産まれた日の前後は、その病院で出産ラッシュだったそうです。

こういうことを見聞きすると、文明が進んだ現代とはいえ、
人間には、まだまだ未知の部分が残されているんだな、と思います。


長男と次男に、赤ちゃんと手の大きさを比べて!と頼んで撮ったのですが、
全然スケール比較になっていない。
産まれて2日の子と、4歳と7歳の子の右手です。

久しぶりに産まれたばかりのこどもをに会って和みました。
息子たちが産まれるまで、全然こどもには興味なかったけど、
子育てし始めたら、どのこどもも大切でかわいいな、
って思うようになりました。不思議です。



<おまけ>
帰りのエレベータの中で、みつけました。
この講師をしている人、私とKくんの同級生です。
いろんなところで頑張ってるんだな。


写真は言わずとしれた、羽田空港・ANA側の第2ターミナルの到着スポット。

どなたが建築したか分かりませんが、出来た当時から、ここが好きです。
開放感があって、空が大きく見えて、無国籍な感覚になれるところがいいです。
人が少なくて(当たり前、到着客しかいないから)、
大好きな飛行機が間近で見られるし。

実は動くメカが結構好きです。特に、飛行機、バイク、船とか。
止まってても、風を感じさせるデザインを持つものが好きなんだと思います。

で、なぜ、羽田かというと、
一日、息子たちから完全解放できる日ができて、
さて、なにに使おうかと考えた結果
「東京に気になっていた家具を実際に見にいこう!」
日帰りの強行ですが、数日前に思い立ちました。
欲しい家具は安いものではないので、実際自分の目で確かめた方がいいし。

最近、お家そのものの話が進んできたら、
そのほかの関係することが段々気になってきました。
エクステリアとか、インテリアとか。

う〜ん、私の好きなインテリアねえ…。
常々考えているように、できるだけ自分のバックグランドに合っていること。
国籍を問わず、機能的でシンプルなものが好き。
でも、選べるなら国産のものにこだわりたいです。
それに、自分の住んでいる地方により近くで作られているとよりよいかな。
すごく抽象的な言い方ですね。自分でも具体的に示せないです。
多分、「○○風」とか「○○テイスト」とくくれないと思います。


そんな中で、より私のフィーリングにマッチしているのが、
「D&DEPARTMENT PROJECT」のプロダクツたちです。


一番狙っている「スリーピングソファ」。
店員さんに事情を説明して、写真を撮ってもいいかと尋ねると、
快くOKしてくださいました。ありがとうございます。


倒すとこんな感じ。
一応、グリーンの狙ってるのですが、




このソファの布地が気になって、これに変えてもらえないかな、と。
(後に、別の情報でわかったのですが、多分対応可能とか)

D&Dの後は、お台場に実物大のガンダムを見にいきました。
(だから、動くメカ好きなんですって)

と、自分の好きなように時間を使えて満足な一日でした。


近くの公園の夕暮れ時の風景です。
木漏れ日がとってもきれいでした。

ここで、今年は子供たちはさんざん遊んでました。
服は泥だらけ、遊具では、手にマメを作るくらい夢中になり。
蝉に石は投げるわ、蟻と雨蛙を一緒の瓶に入れてみたり、
蜂に追いかけられて逃げまどったり、
とっても忙しそうで、楽しそうでした。

先週、長男と同じ歳のはとこが、
泊まりがけで遊びに来ました。
東京在住の一人っ子ですが、なかなかのわんぱくさん。
カブトムシが大好きで、ローラースケートや鉄棒が上手。
長男も負けまいと頑張り、いいライバル同士でした。
喧嘩しそうになっても、いつの間にか仲直り。
なので、私は見ているだけで、楽でした。
お兄ちゃんたちに置いてけぼりの次男だけ可哀相だったけど。


男の子同士の楽しい時間って、いいなあって
思いながら見守っていました。
きっと子供の時の想い出がたくさんできると、大きくなってから
きっと君たちをずっとどこかで結びつけてくれる宝物になるよ!


もう土地も取得したし、後にはひけないぞ!
引き返すことはできないと、自分に言い聞かせる。

何回目かの打ち合わせから、外観図面が出てきました。
そうなると、お家の個性が出てきました。
「蔵」をイメージして、モダン過ぎず、和風過ぎず、と。
いいんじゃない。彼のスタイルらしいし、もちろん私にも合うと思いました。

個人的な意見ですが、いろんなスタイルのお家がありますが、
やっぱり自分のバックグラウンドをちゃんと意識しているのがいい、
と思います。私個人の歴史を含め、
この土地の自然に馴染んでくれるような。


もっと言えば、生き方のスタイルも。
背伸びしすぎず、かといって、窮屈でなく、自分らしくいられたら、いいな。


何回かの打ち合わせの中で、表紙についている
「I様邸」というのが気になっていました、事務的な感じがして。
Kくんは「なにか名前つけてもいいよ。」と言ってくれていて。

ずっと考えていたけど、ふと浮かんだのが、「クローバー」
この家の話が生まれたのが、クローバーの季節だったこと。
子供たちがすくすく育つのにクローバーが似合うと思ったこと。

それから、数年前、次男が生まれたときに、
彼のマークとして「四つ葉のクローバー」を使い始めました。
家族が4人になって、ファミリーになったんだなって思って四つ葉を意識しました。
結局、4人でいた時間は短かったけれど、幸運はきっとこれから先だってあるはず、と。

Kくんもイメージとして、クローバーを考えてくれてたので、異存なし、でした。
こうして「 Clover House」という名前がつきました。




そろそろお家の話を進めます。

お家を建てると決めてしまったので、当然土地も確保することになりました。
場所も決めてしまっているので(写真)、
不動産屋さんも、さくさく段取りを取って、
進めてくれました。


ふと、二番目の子供がお腹にいるときに、やっぱり家を建てようと思い、
主人とあちこち土地を見て回ったときのことを思い出しました。
主人はとにかく頭金をたくさん出して買うことを考えていたようで、
夫婦で出せる額をいろいろ話し合っていました。

それで、二人でOKを出せるような条件を揃え、
設計は主人の幼なじみの一級建築士にお願いし、
不動産屋さんにも希望の土地を押さえてもらうところまで行きました。
けれど、突然、地主さんが売るのを止めてしまい、
この話は、なくなりました。

今にして思うと、その後の我が家の運命を予感させていたのかな。

で、今回は、怖いくらいのスピードで話が進むので、
うまくいっているんだと思う。

少し話題が逸れますが、建築関係のことって、縁起を担ぐんですね。
やたら「大安」や「友引」に契約の日を持って行きたがるから。
「結婚式みたいですね。」と言ったら
「そうです!」と言われました。
お金を払ったときに使った銀行でも、
「本日はおめでとうございます。」と言われました。

でも、なんか違和感を感じてしまうのは、なぜ?
あんまり「めでたく」感じないんだけど。
私がひねくれているからかしら!?




今日はお盆の入りですね。
写真は母の実家のお盆の飾り付けの一部です。
毎年、豪華だなあと思いつつ、
揃えるのが毎年大変なことも知っているので、
ずっと変わらずに守っている叔母たちには
敬意を表します。



私もそうだったのですが、
この時期、東京から従兄姉がたくさんくるので
昔から楽しくて楽しくてたまらないお盆でした。
写真は、我が家の長男と同じ歳のはとこの男の子との共同作業による
「秘密基地」です。
このあと、案の定、子供たち全員(7人)に踏みつけられて、
あえなく消滅しました。


結局梅雨明け宣言なしで、この夏は終わるようです。

だけど、気温が高いためか、
我が家のヘブンリー・ブルー(西洋あさがお)は
ぐんぐん成長を続けています。
ネットをはみ出して、お家に直接這っています。
どうなるのかなあ、最後...。
でも、室内からの緑のカーテンは、写真のように
きれいです。



今夜、うちの息子たちの足を見ていたら、
またまた大きくなっていることを発見。
特に、次男坊が長男に追いつきそうな勢いにびっくりしました。
(左が長男、右が次男)
二人とも、いつ、母のサイズを越えるのかな?
閑話休題。

そんな私の揺れる心とは裏腹に、物事は段々進んでいきました。
土地の方も、「今ならキャンペーン中だから、旅行券5万円差し上げますよ。」と
攻勢をかけられつつ、まだ確定したお返事を出していませんでした。

で、そうしているうちに一回目の図案が出来上がってきました。
どんなのかしら?ドキドキ…。
(多分、提案者側もこのときは緊張するんでしょうけど)

前回、私が出した希望に関してはほとんどクリアしていたので、
言うことはなかったです。
本当にコンパクトにまとまっていて、びっくり。
私が考えていた以上に形にしてきてくれたと思いました。

彼曰く「クライアントの口に出していない希望まで読み取る必要があるんだ。」
すごいね。メンタル・カウンセラー並みだよ。

それから、私の置かれた状態をよく理解してくれていて、
なおかつ私と彼の共通するところがあったため、
彼なりに提案してくれた部分がありました。

正直言って、そういうことは全然期待していなかったので、
衝撃を受けました。
不覚にも涙腺がゆるみました。

図面で泣かされるとは思ってもみませんでした。

ありがとう。
OK、あなたとお家を作ることに決めた。
これから、よろしくおねがいします。

ということで、Team S&Kが誕生しました。
先日、建築士のKくんの事務所での打ち合わせの後、
実家に子供たちを預けているので、
ちょっと自分のためだけに時間を使いました。
(でも、トイザらスにも行って、プレゼントは買いました)

GUERLAINのEau de SHALIMAR。限定品。
久しぶりのフレグランスを買ってしまいました!

こどもが小さいし、仕事柄、
最近はフレグランスから遠ざかっていました。
でも、ちょっと気分を変えたくて、買っちゃいました。

母の影響で、フレグランスは好きです。
昔、母がつけていた香水は、いまだに昔の自分と家族を
思い出させます。プルースト効果ですね。
大学時代はいろいろ試しました。
大学院の先輩がジャン・パトゥの1000(ミル)を
つけているのに影響され、JOYを使い始めて以来かな。
本当に久しぶりの新しい香り。

トップは軽いけど、ラストはバニラで、
ちょっとロマンティックな感じ。
オリエンタル系だけど、重くない。

やっぱり女性であることも、楽しまなくっちゃね。




少し家を建てることに、前向きになった私。
日に日に不動産屋さんのセールスは強まるし、実家は相談相手にならず、
どうしたものかと思案した結果...。

思い出したのが、同じ県内に住む一級建築士で高校の同級生のKくん。
興味があったら、私の相談にのってよ、と彼にメールをしました。
すると「相談にのります。」とお返事。

何日か経って、わざわざ我が家にいらしていただき、
長々と今までの経緯を話し、現地を見てもらいました。
「いい土地です。」と言われ、
ちょっと背中を押された気持ちになりました。

それから、彼の作品(というのかな)の写真を見せてもらい、
好きなテイストだったので、たぶん波長が合うと思い、
設計もお願いするとにしました。



まさか建築士さんに頼んで、家を建てることになるなんて
今年の初めまでは全く考えていなかったのに。
いいのか、私。
断るなら、早めがいいぞって。
心の中で思っていました。

決して安くない金額を使って、家を建てていいのか?
ひどく向こう見ずなことをしているのではないか。
子供たちの教育資金に使う方が有効なのでは?

それと、私には家を建てるということは、
関係のない世界だと思っていたし。
なぜなら、一般的には夫婦で家を建てるものだと。
世の中にあふれる住宅関係の情報は、ほとんど
夫婦がいて、子供がいるスタイルばかりだから。
喧嘩しながらも、一緒に考えてくる
旦那という相棒は、私にはもういない。
これってひとりよがり、じゃないのか。

こんな心の揺れはずぅっとありました。
(というか、今もある)

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