くろーばーはうすのおはなし

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昨日と打って変わって、いいお天気。
天気も良いので、また現場を見に行きました。
体調と予定が許せば、日課になりそうです。

明日からはまた天気が悪くなるよ、と
現場の方のお話。
そうか、段々、冬型の天気になっていくんだな。
と、ふと見上げたその先に、「月山」が見えました。

ああ、この家からは月山が見えるように
なるんだと、Kくんが言ってたっけ。

また、月山が見えるところに住むようになるなんて。



どんな人にとっても、懐かしく忘れがたい風景があると思います。
そして、それはきっと幼い頃に何気なく見ていたものだと思います。

私にとって、月山はその一つですね。
子供時代の生活の大半を、月山が真正面に見える部屋で過ごし、
登下校でも眺める、というふうに送ってきました。
この山を見つめながら、いろんな事を考えていましたね。
そのせいか、一番心魅かれる山になりました。

でも、自分の夢や未来のために、
故郷を離れないといけないと信じていたから、
月山は、一生、遠くから、私の心の中で、
大切に想っていく山だと思っていました。

それなのに、人生の節目節目に、自分の意思に反して、
故郷に帰ってくる状況が何回かありました。
そして、理由もないのに、毎回、私はなぜか月山に呼ばれている、
引き戻されていると感じていました。

だから、月山を見ると、魅かれつつも反発したい
という相反する気持ちになります。
おかしな話ですけど…。





まるで絵のような月山ですね!
今井繁三郎さんの絵画をほうふつとさせる、見事な月山。
2009.11.05:Kです。:修正削除
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