くろーばーはうすのおはなし

くろーばーはうすのおはなし
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今日は、東京から叔母と一つ年上の従姉が
Clover Houseに来てくれました。

先日、叔母だけは一度、来てくれてたのですが、
その時に、「私が刺繍した小箪笥があるんだけど、
絶対にこの家に似合うから、プレゼントさせてちょうだい。」
と、約束してくれました。

そして、今回、そのプレゼントを持って来てくれました。

繊細で、色鮮やかなアネモネの刺繍があり、
殺風景な私の部屋に華やかさを加えてくれます。
これは、従姉とおそろいだそうです。





それから、一緒にこの新緑をモチーフにした刺繍の額も
プレゼントしてくれました。
この家にぴったりで、おまけにこれからの季節にもぴったりなので、
とっても嬉しくなりました。

それで、つい、おねだりしてしまいました。
「これをシリーズにして、秋や冬と…違う模様のものも欲しいなあ。」
叔母は、ちょっと考えてから
「そうねえ…。それいいかもしれないわ。アイディアも浮かんできそうだし。」
と喜んで引き受けてくれました。

もともと手先が器用で、刺繍の他に、木彫りもしたり、
手芸一般はほとんどこなせて、主婦としての仕事も
きちんとこなす叔母は、昔から頼りがいあって、温かい人でした。

思い返せば、自分の子供達のほかに、私たち姪や甥にも
お稽古バックをたくさん手作りしてくれたり、
彼女からプレゼントされたお雛様やリネンや食器類は
ずっと私も大切に使わせてもらっています。




要所、要所で、さりげなく心遣いができる叔母には、
いつも感謝しています。

従姉も歳が近く、赤ちゃんの頃からのお付き合いで、
何も気にせずに話せる楽しい姉妹のようですね。
年に数回は、こちらに遊びに来てくれるので、
東京育ちの彼女にとっては、故郷のように感じてくれるようです。





彼女は、マンダリンとライムバジルがベースの
ルームフレグランスをプレゼントしてくれました。
いい匂いが付きそうなので、
ウォーキングクローゼットに入れておこうかしら。


こういうつながりは、
年を取れば取るほど、貴重だな、と
最近、よく思います。
年を取った証拠かもしれませんが(笑)。

私の両親に繋がる親戚の人たちは、
気持ちが温かく、つながりを大事にする人が多く、
いまだに、この土地を離れていても、
機会があれば集まって楽しく過ごせるので、
たくさんいい思い出があります。


都会育ちの主人も、このつながりが珍しく、心地よかったのか、
よく一緒にこちらに帰省して、楽しんでいました。


思いもよらず、ここに私は帰ってきたけれど、
こういうつながりを少しでも助けるお手伝いができればいいな、
と思うようになりました。

それと、私の子供達にも、この温かさを経験してもらって、
いい思い出を作っていってもらいたい、と思います。

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数日前から、外構工事が始まりました。
それを見つめる長男です。
次男も工事が始まったら、興味津々。
ついでに、幼稚園バスの子達も
毎日、バスの中からここを覗いています。





工事に先立つこと数日前、Kくんと業者さん達の打ち合わせがありました。
一番最初の頃に出来上がっていた案が、
最後に、約一年かかって目の前に現れてくるのだと思うと、
とても感慨深いです。




二日目でこの辺まで出来上がり。
あっという間に、図面に従って、立ち上ってくる感じがしました。










旧暦のお雛祭りも終わり、
我が家のお雛様を片付けました。

そして、今、
玄関を飾っているのは、
(ちょっと早いけど)小さな兜です。

そばにあるバラは、
先日いただいた花束からアレンジしたもの。

玄関には、
少し季節感を取り入れた飾り付けをしたいので、
季節が変わる度にどうしようかな、
と悩んでいます。




茶道を習っていたときに、
よくお師匠さんに言われたのが、
「季節感を少し先取りすること」
でした。

四季の移り変わりを大切にする
日本人ならではの感覚なんでしょうね。

でも、けっこう難しいです。
適当なところで、妥協してしまいます(笑)。





毎日、仕事や家事、育児でバタバタと過ぎていきますが、
出来る範囲内で、自分らしい生活スタイルを続けていきたい、
と思います。

同じ事をするにせよ、自分の感覚に合って、
意味がある方法を取っていきたい、と。

人と多少違っていても、
それでもよいと、思います。

特に、家事なんて、誰かが採点するわけではないので、
自分が納得する形で、気持ちよければいいのでは
ないでしょうか?

もちろん、最低限、家族の同意は必要だとは
思いますが。





最近は、手順はできるだけ簡単に、
でも、丁寧に生活したいと思います。

それで始めたのが、
自分のお弁当作り。

ずっとお昼ご飯は適当にしていのですが、
予算の関係もあり(これが一番大きいかも)、
できるだけお弁当を作っていくことにしました。


そこで、私がキッチン関係の相談をしにいく
ケトルワンさんに出かけました。





こちらも、季節感を大事にしているので、
ちょうど店内では、お雛様を片付け、
桜のイメージに変えているところでした。

今は、お弁当の特集をしているので、
豊富に種類があります。

そこには、
ずっと憧れていた「曲げわっぱ」が
ありました。

普通のプラスティック製お弁当箱の数倍のお値段。
でも、シンプルで手に馴染む感じが素敵。

プラスティック容器は、時間が経つと、
どうしても汚れが目立ち、匂いも取れにくくなるのが、
ずっと気になっていました。

それで、きちんとお弁当作りを続けるために、
思い切って買うことにしました。




店長さんのお薦めで、
丸い少し入れ子になっているタイプを
選びました。

包むランチーフと箸入れをかなり悩みました。





そして、こんなお弁当が出来上がりました。
最近、ちょっとマクロビオティックに興味があるので、
こんな感じの内容になっています。

我ながら、見た目も、味も満足。
曲げわっぱのとても軽い使い心地と、
おかずも、ご飯も美味しくしてくれるのも
大満足でした!

頑張って続けます!!





すっかり自分たちの居場所として、
寛ぐようになった息子達。
仲良く一緒にゲームをしています。

「男の子同士で、年齢が近いと、
一緒に遊んでいいわね。」
と、よく言われます。

でもね、
こんな風に仲良くしているのは、
本当に一瞬だけです。
毎日、8〜9割は喧嘩状態です。

最初の頃は、次男が長男に負けて、
泣くばかりだったのですが、
最近は、やられたら、やり返す。
お互いに負けたくないという
たぶん男の本能なんだろうなぁ。

譲り合うという基準は、
お互いになさそうです。

それに、毎日付き合っている母は、
最近、「自分たちの喧嘩は自分たちで始末して!」
と、叫ぶようになっています(笑)。




人前に出ると、2人ともおとなしいのですが、
うちに帰ってくると、やんちゃです。

けれど、長男は「真面目」。
次男は「マイペース」。

次男は突拍子もないことをするのが大好き。
補助輪ついてても、自転車で3キロ先まで勝手に出かけたり、
食器棚の上に乗って、くつろいでみたり、
発表会の時は、一人マイクを独占して、勝手につぶやいたりします。




これは、玄関の収納棚の一番下に潜り込んでいる次男です。
これで、きちんと扉が閉まるので、
かくれんぼの時は、ここによく隠れています。


言われたことは、きちんとやりたがる長男に対して、
言われても、やりたくないことはやらない次男。

言葉で話して伝えようとする長男に対して、
態度や雰囲気で伝えようとする次男。

ついついわかりやすい長男の方のことを
優先してしまい、なんだか次男のことはおざなり気味。

そして、罪滅ぼしと言ってはなんだけれど、
この前、幼稚園の仲良しNさん親子に、
遊びに来てもらいました。




うちの次男より、ずっと活発で積極的なKくん。
それでも、幼稚園の仲良しが来てくれて、
次男は嬉しくて嬉しくて、負けじとはしゃいでました。

やっぱり、この子達もロフトが大好き。
「ここで、パーティをやってます。来てください。」
と、ご招待してくれました。

お母さんのYさんは、県外から嫁いできて、
フルタイムで仕事をしながら、頑張っている方です。
いろんなお話を、たくさん楽しくできて、
よい時間を持つことができました。

また、遊びましょうね!

この日は満足したのか、
次男はぐっすり寝てくれました。

やっぱりその子、その子の姿を
注意してみてあげるべきなんだなあ、
と実感しました。
なかなか難しいことではあるのですが。

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先日、息子達のピアノの発表会がありました。
その時に、いただいた花束です。
彼らの幼稚園からと、
仲良しS家のKくん・Hちゃんからです。

2人とも、とっても喜んでいました。
ありがとうございました。

そして、私にとって発見だったのは、
男の子でも花束をもらうと嬉しい、
ということでした。

花束をもらうというのは、
女性の特権、ではないのですね(笑)。

それにしても…
最近、だんだん植物が
我が家に寄ってきています。



このクリスマスローズとマーガレットもいただきもの。
このほかにミニバラ、ヘデラもいただきました。

植え替えしないと、思いつつ、
イメージに合う植木鉢が見つからないのと、
外構工事が終わったら直植えにしようか、
迷っているので、ずっとこのまま状態。
ごめんね、お花たち。

それから、
素敵なシンビジウムも、
最近いただきましたし。




先ほどの息子達への花束を
私の部屋にアレンジして置かせてもらいました。

我が家で一番手をかけていないので、
非常に殺風景な部屋ですが、
ここだけ、温かな明るさを感じます。





新築祝いに、職場からもらった立派な花瓶。
やっと出番がきました。
広い場所でないと、映えないので、
シンビジウムの横に置いてみました。





Clover Houseの周囲の畑では、
だんだん作業を始めている人が
現れました。

うちの息子達は、今年は、トマト、なす、キュウリの他に、
カボチャや枝豆を作りたい、と言い出しています。
前向きに対応しますが…全部は無理だからね。

緑のカーテンも、どんな風にするのか
考えないといけないし。

こういうことを考え始めるというのは、
確実に春が来ているのだな、と感じます。








ここに住み始めて、2ヶ月が経とうとしています。

この間、とてもいろんなことが起きていて、
たった2ヶ月しか経っていないのか、というのが実感です。

去年、Kくんと家の設計を始めた当初は、
家は建ててしまったら、
それで家に関することは終わりなのかな、
と、思っていたのですが、
予想に反して、家の話が進めば進むほど、
いろんな事が待っていて、それに関わって
新しい人間関係や世界が広がっていきました。

そして、いつの間にか、それらに追われて、
今も、濃密な時間の中にいる感じがします。





それでも、段々ここにいることが
私らしいように感じるようになってきています。

少しずつ自分の好きだと思うものを
集めてきているせいかな。

そして、なにが自分が好きなのかを
じっくり考えるようになりましたね。

時間がかかっても、多少高くても、
自分が納得するものを側に置きたい、
と思うようになりました。

と、同時に要らないものは置きたくない。
とも、思うようになりました。


それから、この家で、私が惹かれるものも
なんとく見えてきました。





これは、なんとなく日中に、自分の寝室の壁に目をやったときに、
おもしろいなあ、と思った日差しの作った模様です。




この光と影の交差も、なんとなく惹かれます。

どうやら白い壁や床に映る光の動きが美しい、
と思うようです。
余分なものがない方が、それらがよく見えるので、
飽きるまでは、たぶん、なにも壁には飾らないと思います。
それから床にも、できるだけものを置かないように…。




よく、「北欧風だね。」と言われるのですが、
本人はそんな気がまったくありません(笑)。


北欧スタイルも素敵だとは思うのですが、
私が目指しているのは、なんというのか、
純和風ではないけれど、底辺に流れているのは、
より現代に則した「和」だと、思います。
無理に名付けると、「ネオ・モダン・ジャパニーズ」かな。
ルーツは大事にしつつ、21世紀の日本人に馴染むようなものに
できたら、いいなあ、と思っています。





それから、ここに住むようになってから、
自分の生活スタイルや仕事に対する姿勢も
見直すようになってきました。

本当に、自分にとって必要なことはなんなのか?
逆に、必要だと思っていたけれど、実はあまり必要がなかったり、
関係が変わって意味が変わってきたものはないのか?


本当に自分のしたいことを見つめた時、
それをするためには、自分の意思で変化を
選び取らないといけない、と。

周りに流されているのは、波風が立たず、楽かもしれない。
でも、手に入れたいことは手に入れられないかもしれない。

それが、たとえ、痛みを伴うようなものであったとしても、
変化しなければ、得られないとしたら…。

そして、時間は限られているから、
いつまでも、憧れているだけだったら、
ただ、夢見ているだけだったら、
たぶん、永遠に手に入れることは出来ないとも思います。

"Just do it !"

今は、そんな気分です。




やっと、カーテン関係がすべて収まりました。
これは、東側にあるロールスクリーン。





そして、反対側の西側のロールスクリーン。
わざと、色違いにしています。







キッチンの窓には、落ち着いた色味です。
ここの窓からは、眺める景色が、
割と様になっているので、好きですね。







二階のサンルームは、キッチンの窓と同じような色です。
ここに、ブラインドが入ったとき、やっと落ち着いたな、
と思いました。





そこから見える月山。
肉眼で見ると、もっと迫って見えるんですけどね。
毎日、ここから月山のご機嫌を伺ってます。

そして、最終的に取り付けられたのは…





テラス側の窓に取り付けた唯一の布カーテン。
漆喰の壁の模様と、リンクするように選んだライン模様。
どちらも、夜になると浮かび上がってくる感じですね。






同じように縦ラインがきれいなレース。
とても落ち着いた感じで、いいですね。




間仕切りの意味も兼ねたロールスクリーン。
オレンジ系の色だと、
もっときつい感じなるかと思ったのですが、
そうではなくて、馴染むトーンでした。
下の部分のレーザーカットされた透ける部分が
面白いと思います。





下まで降ろすと、こんな感じ。
ソファ側に行くと、ちょうど良い小部屋に感じます。
泊まる方が、くつろげるような感じになるといいのですが…。

面白かったのは、照明の当たり具合で、
スクリーンの見え方が変わってくることでした。
なので、一枚の写真では伝えるのは難しいですね。

ぜひ、Clover Houseにいらして、確かめてください!






ある休日の我が家の玄関先です。
いったい何足あるのかしら?

この日は、長男の幼稚園時代の
仲良し5人組が久しぶりに大集合!

子ども5人に、その親が5人。
それに、それぞれに弟や妹いるので、
大体13〜16人位いたと思います。

Clover Houseにこれだけの人数を
一回で収容するのは初めてです!





自分の子どもは、あまり気づかないけれど、
久しぶりに見る彼らは、
グッと大人っぽくなったというか、
少年っぽくなっていました。
子どもの一年は大きいなあ…と思いました。

しかし…
子ども達は、お互いの顔を見るなり、
あっという間に、幼稚園の時のノリが復活!







最初から最後まで、ものすごいハイテンション!!
一応、DSなどゲーム機でも遊ぶのですが、
外に行って遊んだり、プロレスごっこに興じたり、
「このグループは、戦いごっこが好きですね。」
と、幼稚園の担任T先生に言われたその姿に
すっかり戻っていました。
(まだ小学生だけど)童心に返っていました(笑)。
最後は、ロフトの上に全員(狭いのに)乗って、
大盛り上がり。

この騒ぎで、お母さん達は、
「新築の家が壊れる!汚れる!」
と心配してくださっていましたが、

なんのなんの、こう遊んでもらうために
丈夫に作ってもらってます!
それが、証明できたので、私は満足です(笑)。





わざわざ来てくださっただけでもありがたいのに、
新築祝いに、とても美しいシンビジウムを
皆さんからいただきました。

ありがとうございます。

子ども達も、とても盛り上がっていましたが、
お母さん同士も、かなり盛り上がっていました。
気持ちのいい人たちで、何を話しても抵抗がないので、
いつも会うのが楽しみです。
ある意味、親も童心に返ったかもしれません!?




迎えに来てくれたSくんのお父さん。
最後に、この人数の子ども達を一手に引き受けて、
遊んでくださいました。
さぞや、お疲れだったと思いますが、
これに懲りずにまた、子ども達と遊んでくださいね!

この日は、本当に楽しい一日でした。
こういうふうに過ごせる仲間がいるって、
本当に幸せだと思います。

また、みんな会おうね!!





亡くなった主人から影響を受けたものの一つに、
「コーヒーを、コーヒー豆から挽いてからいただく。」
というものがあります。

結婚してからも、朝の一番の仕事はコーヒー豆を挽くことでした。
主人が亡くなっても、その習慣だけは残っています。


ここは、一年以上通っている自家焙煎の珈琲屋さんです。
このお店の目の前にある公園に、
子ども達を遊ばせている時に、
見つけました。

コーヒー豆自体も、とても美味しいのですが、
お店の雰囲気自体も、とても気に入っています。

少しシャイな、でも、味わい深い話をしてくださるマスターと、
ユーモアたっぷりのチャーミングな奥様。
サービスでいつもいただくコーヒーを味わいながら、
おしゃべりしていると自然に笑みがこぼれてきます。





壁に掛けられた画は、マスターの手によるもの。
とても緻密で繊細な印象です。
やっぱり、男性の方がデリケートなものが得意なのかしら?
それから、送られてくる葉書も、いつもお手製の版画です。
これも、ぬくもりが感じられて、嬉しく感じます。




ここに来ると、ちょっと日常を忘れて、ホッとします。

そういえば、ここもBGMにジャズが流れたり、
豆のネーミングがジャズに由来したものだったり。
私の好きなお店は、ジャズが好きな人が多いのかも…。

でも、当の本人は、ジャズに全然詳しくなくて(笑)。
ジャズの雰囲気が、なんとなく好きっていう、それだけですね。

ここも、やっぱりスタイルがあるから、
私が惹きつけられるんでしょうね。




こちらに引っ越してから、日常的にお花を飾るようになっています。
これは、2番目くらいにに活けてみたものですね。

紫色のカラーというだけで、かなり個性的かと思います。

このときは、緑の葉っぱを効果的に使うということを
お花屋さんに教えてもらいましたね。
すっと伸びたラインを活かしたり、
わざと葉っぱをくるくるさせたりすること、など。





その数週間後、どうも花瓶に飽きがきたので、
思い切って数本まとめ買いしました。
すっとしたラインが試験管みたいですが、
うちの雰囲気が合いそうだったので買ってみました。

その時には、一本ずつの花瓶への挿し方も大事だけれども、
花瓶同士の位置を変えるということも、教えてもらいました。

それでも、すごく悩んでいたら、お店の方が一言。
「自分が美しいと思えば、それでいいんです。」

そうか、そういうふうに自由に考えていいのですね。
それからは、花の向きやら、花瓶の位置も、
その時の自分の気持ちに沿って
時々、変えてみるようになりました。





これは昨日、アレンジしたものです。

黒いチューリップと、ゼンマイ(!)に惹かれました。
紫色のグラジオラスはサービスでいただきましたが、
この色合わせでは、なんか地味。

自分ではオレンジ色の花を合わせていたのですが、
なんかしっくりいかない。

で、相談をしたら、お店のご主人が
「この色味だと、グリーンか白。あとは赤がいいです。」
と、きっぱり。
そして、赤のチューリップを選択しました。
やっぱり、センスのある人のアドバイスはありがたいです。





ご主人のお話によると、この時期は
祝賀用に、種類も多いし、お値段も高めだけれど、
敢えて、珍しいものを積極的に取り入れているとのこと。
お陰で黒いチューリップとゼンマイに出会いました(笑)。

でも、たいていのお花屋さんはよく出るからと、
種類もわかりやすいものや、安めのものを入れているそうです。


このお花屋さんは、
私がああだ、こうだと、悩んでいても、
心ゆくまで放っておいて(?)くれ、
けれども、質問すれば答えてくれるので、
居心地がよいのです。
BGMもジャスだし、インテリアもシックで、
落ち着くせいもありますし…。

お店にスタイルというか、ポリシーがあると、
ただ、ものを買うというだけではなくて、
そこにいろんなお金では買えない付加価値というのか、
お客さんを惹きつけるなにかがあるんだなあ、と
最近、ここに来ると感じます。






今朝は、晴れてはいたのですが、とても寒い朝でした。
少し余裕があったので、久しぶりに外で写真を撮ってみました。

日が昇り始める時の静かな時間が、
私は好きです。
その中でも、冬の晴れた朝がいいですね。

キリッとした空気と風景が、
自分の怠けたがる心と体を目覚めさせて、
初心に返させてくれるというか、
本当に自分がしたいことを思い出させてくれる感じがします。

ここのところ、春めいていたので、
もうそんな日は、次のシーズンまでお預けかと
思っていたのですけれど…。





家の前の水たまりも、すっかり凍り付いていました。




近くの柿畑のところには、動物(たぶん猫)の足跡がたくさん。
それから、キジも近くで見かけるので、鳴き声もよく聞きます。

そんなに田舎のつもりではないのだけれど(?)、
自然が身近に感じられ、季節の移り変わりを楽しんでいます。




柿の枝についた霜が美しいですね。

いつも思うけれど、人間が自分の手で作り出すものよりも、
自然が、事も無げに生み出すものの方に美しさを感じることが
多いのは、どうしてなんでしょうね。

今朝は、わずかな時間だけれど、私の好きな時間を楽しめて、満足でした。




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今日は、子ども達と主人の三回忌で上京しました。
予定の時間より早く着いたので、近くのスターバックスで、
私の両親とで、コーヒー&ココアタイム。

とても温かく(17℃もありました!)、外が気持ちよかったですね。
こちらは、もう桜が似合う季節になりつつあります。
電車から見る風景からも、春の花がほころびつつあるのが確認できました。

電車といえば、





上京すると、電車に乗るのが楽しみな息子たち。
一番前の席を確保できて、嬉しかったようです。
男の子って、乗り物が好きですよね。





初めて会った、主人の弟夫婦に産まれた甥っ子。
よく笑って、あどけない仕草に頬が緩みました。

この子は、伯父さん(主人)には会ったことがないんだな、と思うと、
ちょっと大げさだけど、時代が変わって行くんだな、と感じました。

それなのに、主人の母が「もう2年経つのね、早いわ。」と言うのに、
「まだ、2年しか経っていない。」と心の中で、つぶやく自分がいます。

自分でも、矛盾しているなあ、って思います。





息子達は、主人の母と一緒にお墓をきれいにした後に、
お参りしました。

ものすごい量の水をかけていたので、
きっと主人はありがた迷惑だったと思います(笑)。





ふと…足もとを見たら、クローバーの小さな群生があちこちにありました。

主人の両親から「一人で家を建てて、偉いわね。」と言われたけれど、
私は、一人でClover Houseを建てたと思っていなくて、
いつも思うけれど、たくさんの気持ちが助けてくれたと思っています。

そして、もしかしたら…主人の気持ちも、
そこには、交じっていたかも、と
今日、思いました。

このお墓のクローバー達と、
Clover Houseのクローバー達が
どこかで続いていて、繋がっているといいな、
と思いました。

なぜか…主人が、私たちを応援してくれているような気がしました。

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久しぶりに月山を撮りました。

ここのところ、月山を含め鳥海山など近隣の山々が
よく見える日が多くなりました。
雪も心なしか少なくなってきたようにみえます。

春が近づいている、証拠なんでしょうね。






朝、子ども達が起き出す前の、わずかな時間。
静かで一人になれる時間がお気に入りです。
それと、夜明けの空と風景の移り変わりを眺めるのも…。







ずっとこの時間を止めていたいと思うけれど、
いつもあっという間に過ぎていってしまいます。
だからこそ、大切に思うのかもしれませんね。






今朝の次男は、何も思ったのか、私の手からゴミ袋を取って
「僕がゴミ捨てに行ってきてあげる。」
と、自分でさっさとゴミステーションへ。
「ありがとう。」というと、
「どういたしまして。」と、得意そうな笑顔で返してくれました。

この話を職場でしたら、
「それだけお家でゆったりできて、満足している証拠じゃないの?」
と言われました。





次男は引っ越してから、毎日のように
「ママ、いいお家だねえ。」
「素敵なお家だねえ。」
「このお家の階段が好き。机が好き。ベットが好き。みんな大好き。」
と、笑顔で言ってくれます。

それを聞くと、実家の母は、
「ママが頑張って、作ったからだよ。」と言ってますが、
私は、子ども達には
「そうねえ、ママだけが頑張ったんじゃなくて、
いろんな人が助けてくれて、このお家ができたんだよ。」
と、答えています。

それから…

この家を建てるのに直接関わった人以外にも、
この家が建ったことを喜んでくださる方が
思ったよりも大勢いらして、びっくりしています。






仕事上、大変助けてもらっている方からいただいたシュロチク。
彼女は、植物の気持ちが分かるんじゃないかと思うくらい、
上手に、草花を活かしています。





主人の最後の上司のSさんからいただいた時計。
とても素敵なセンスで選んでいただき、感謝しています。
子ども達も、この時計で毎日、時間を確かめています。

他にも、いろんな方が心を込めて贈ってくださるものがあり、
とても温かい気持ちになります。






この家は、私だけではなくて、
みんなの力で、出来ていくのだな、
と、勇気づけられます。






先日、Kくんが置いていったClover Houseの模型です。
なぜ、うちにあるかというと…
「外構工事が始まったら、築山を作るときに見せておいて。
これ、図面で指示するのは難しいから。」
確かに、これを数値化するのは難しい…。

でも、Clover Houseの中にClover Houseがある。
なんだか不思議で、おかしくて、心の中で一人笑っていました。
つい…ロシアのマトリョーシカを連想しました。
これ以上、同じ家が出てくるわけではないのですが(笑)。




やっと念願のスリーピングソファが入り、
リビングのイメージを固めることができました。



ということで、またも竹野家具店のMさんにきていただき、
Kくんと、残りのカーテン類の選考に入りました。

この日は、融資関係の打ち合わせでSくんも登場しました。
そして、面白いことに…



Mさんは、以前、Sくんと同じところにお勤めだったのです!
ということで、初対面なのに、職場の話で、彼らは盛り上がっていました。


そうしているうちに、もう一人のゲストが登場しました。
Kくんの建築士仲間のSさんです。

当たり前ですが、専門家なので、
Clover Houseの外観から丁寧にご覧になっていました。

そこで、彼らの目に入ったのは…



そうです、私が車庫入れしたときに付けた傷跡です。
引っ越して、1週間でやってしまいました。
家が凹み、車も凹み、私もかなり凹みました(涙)。

この傷跡を見て、2人とも、笑って慰めてくれました。
「大丈夫。柱が折れたとか、じゃないから。」
「これぐらいなら、補修できるよ。」
 
ありがとうございます。
ちょっと気持ちが軽くなりました。



その後、お話上手なSさんも加わり、
とても初対面とは思えないような
楽しい会話を楽しむことができました。

ここの家には、不思議に人が集まって、
人の輪が広がるような場になりそうな、
そんな予感を感じさせる一日でした。




ここに住み始めて約2週間が過ぎました。
子ども達は、あっという間にこの家に慣れました。

ロフトの上は自分の城。
次男坊は、自分の好きなぬいぐるみを
こんな風にディスプレイしています。
「みんな、下のベイブレード(現代版ベーゴマ)の
試合を見ているの。」
と、自分の中で物語を作っているようです。

ベイブレードと言えば、
先日、長男の幼稚園時代の仲良し・Kさん親子が
尋ねてきてくれました。





うちの子達と同じで、
ベイブレードやDSが大好きなKくん&Yくん兄弟。

似たような年齢の男の子4人。
騒がしいのですが、放っておいても遊んでいてくれるので、
母達は、楽でした。
リビングで、ずっと楽しくおしゃべりをしていました。

ここで初めて気がついたことがありました。

Rさんと話が弾み、ずっとしゃべっていたかったのですが、
夕食の支度をしなくてはならない時間になりました。
彼女に断って、支度をしながら話を続けました。
これが、思ったよりもすごく自然に進められて、嬉しく思いました。





それから、子ども達が外遊びをしていても、
キッチンの窓から、覗いてみることができて、便利です。




さらに、私が予想しなかったこと。

階段の隙間を通って、次男坊は食器棚に乗るのが大好き。
長男はもうからだが大きくて、無理なのですが…。

そこに乗ると、母は(次男ではなくて)、食器や鍋が心配です。

腕白盛りの子どもがいると、子どもの身体が傷つくよりも、そのまわりの物の方が
壊されるんではないかと、親は心配になりますよね。

床や壁をどんどん叩いたり、蹴ったり、ものを投げてみたり。
兄弟げんかであちこちにぶつかることも、日常茶飯事。



ということで、膝に穴あきを作るのが、
うちの子達の十八番です。
そして、膝当てをして、また履かせています。

新しいお家。できるだけ壊さないようにしてね。
(ごめんなさい。実は、母はすでにやってしまっているのですが…)

このところ、お家が大好きで、毎日、お家に帰ってくるのが楽しみな子どもたち。
でも、朝、学校や幼稚園に行くときに、ぐずるのは止めて欲しいの。
「お家がいいの!なんで学校(幼稚園)に行かないとダメなの!?」と。
母だって、お家が快適なので、のんびりしたいのは山々なんだから…。


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