くろーばーはうすのおはなし

▼Flowers in Clover House.

こちらに引っ越してから、日常的にお花を飾るようになっています。
これは、2番目くらいにに活けてみたものですね。

紫色のカラーというだけで、かなり個性的かと思います。

このときは、緑の葉っぱを効果的に使うということを
お花屋さんに教えてもらいましたね。
すっと伸びたラインを活かしたり、
わざと葉っぱをくるくるさせたりすること、など。


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その数週間後、どうも花瓶に飽きがきたので、
思い切って数本まとめ買いしました。
すっとしたラインが試験管みたいですが、
うちの雰囲気が合いそうだったので買ってみました。

その時には、一本ずつの花瓶への挿し方も大事だけれども、
花瓶同士の位置を変えるということも、教えてもらいました。

それでも、すごく悩んでいたら、お店の方が一言。
「自分が美しいと思えば、それでいいんです。」

そうか、そういうふうに自由に考えていいのですね。
それからは、花の向きやら、花瓶の位置も、
その時の自分の気持ちに沿って
時々、変えてみるようになりました。


[画像]


これは昨日、アレンジしたものです。

黒いチューリップと、ゼンマイ(!)に惹かれました。
紫色のグラジオラスはサービスでいただきましたが、
この色合わせでは、なんか地味。

自分ではオレンジ色の花を合わせていたのですが、
なんかしっくりいかない。

で、相談をしたら、お店のご主人が
「この色味だと、グリーンか白。あとは赤がいいです。」
と、きっぱり。
そして、赤のチューリップを選択しました。
やっぱり、センスのある人のアドバイスはありがたいです。


[画像]


ご主人のお話によると、この時期は
祝賀用に、種類も多いし、お値段も高めだけれど、
敢えて、珍しいものを積極的に取り入れているとのこと。
お陰で黒いチューリップとゼンマイに出会いました(笑)。

でも、たいていのお花屋さんはよく出るからと、
種類もわかりやすいものや、安めのものを入れているそうです。


このお花屋さんは、
私がああだ、こうだと、悩んでいても、
心ゆくまで放っておいて(?)くれ、
けれども、質問すれば答えてくれるので、
居心地がよいのです。
BGMもジャスだし、インテリアもシックで、
落ち着くせいもありますし…。

お店にスタイルというか、ポリシーがあると、
ただ、ものを買うというだけではなくて、
そこにいろんなお金では買えない付加価値というのか、
お客さんを惹きつけるなにかがあるんだなあ、と
最近、ここに来ると感じます。


画像 ( )
2010.03.21:saish2009

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