くろーばーはうすのおはなし
▼What is your name?
これは、うちの次男が、
地鎮祭の時、
神主さんがまく紙吹雪に興味津々で、
拾っていたのを撮してみました。
このあと、うちにある折り紙を使って、
紙吹雪を作って、いっぱいまいて、ご機嫌!でした。
そうじが大変でしたけど(笑)
うちの中で一番無邪気で
いつも赤ちゃん扱いの次男ですが、
昨日、突然「はい、これはSさんの。どうぞ。」
って、私にお手製の牛乳パックおもちゃを
渡してくれました。
「えっ?ママじゃなくて、Sさんなの?」
「うん」って、うなづく次男。
私の名前をちゃんと認識しているんだ。
と思い、ちょっと大人になったんだな。
と感じました。
と、同時にちょっと嬉しく思いました。
なんとなく、結婚したての頃、主人に
「俺は、"お前"って呼ばないし、
子供が出来ても、"ママ"とも
呼ばない。Sって呼ぶから。」
と、言われたことを懐かしく
思い出しました。
そういえば、
確か最近、名前のことで嬉しかったこと
あったっけ…。
それは、この前、久しぶりに会った後輩が、最初から最後まで
ずっと「Iさん」と旧姓で呼んでくれたことだ、
と、思い出しました。
(ややこしいのですが、私は旧姓もIなんです)
彼のいる業界では、女性が結婚しても旧姓で呼ぶのが通常だから、
彼は特に意識していなかったとは思うのですが、
自然にそういう風に呼んでもらえて、
素直に嬉しく感じました。
なんでだろう?
[画像]
すごい矛盾なんですが、結婚してから知り合った人に、
新姓を呼ばれるのは抵抗はないんですが、
結婚前に知り合った人に、新姓で呼ばれると違和感を
感じるんですよね。
不思議なことに…。
多分、結婚期間が期せずして短かったことと、
旧姓時代が長くて、そこで自分のアイデンティティーを
形成してきたと自負してきたせいかもしれません。
新姓で、旧姓時代の私を知っている人から呼ばれると、
過去の自分を否定されているような感じがして…。
絶対そんなつもりはない、と分かっていても。
おまけに、結婚しているときは、ここには住んでいなくて、
新姓時代に知り合った人とは、ほとんど別れて、
旧姓時代の私しか知らない人たちの中に帰ってきたので、
なおさら違和感を感じているのだと思います。
母に話したら
「そうねえ、どちらも貴女の名前よねえ。
どちらで呼ばれてもいいかもしれないのにね。
名前なんてただの記号かもしれないのに。」
と、言われました。
その記号に振り回される私って、なんなんだろう?
馬鹿みたいなこだわりと、思うのですが。
画像 (小 中 大)
2009.11.20:saish2009
[2009.11.23]
いろんな見方があるものです。 (くろーばーはうす)
[2009.11.23]
旧姓 (神田)
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