幸の成る木
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ときめき
部屋の整理をしていたら高校から成人くらいまでに書いた詩なるものが出てきた。
高校のときは中学まで盛んだった恋愛遊びもピタッと止まり、「生き方」であったり「自分について」だったり、人や人生について考える事、学校生活を充実させることに重視していた。
もちろん充実した3年間だったのだけど、、
3年の夏、進路室で隣のクラスのとある男子と逢った。友人を通して存在は知っていたけど直接会って話したのは初めてだった。それからは、たまたま会う事が多くなり(恐らく、それまでもすれ違う事などはあったのだろうけど意識をしてなかったのでしょうね)はじめは会釈をしていた。
2学期が始まり、ある朝、靴箱の前で久々に見かけた。丁度混雑していたが彼はその合間から顔を出して挨拶してくれた。
ただの普通の挨拶だったのに、その日は朝から嬉しい思いで始まった。それからというもの、彼とは授業での教室移動時に廊下ですれ違うたびに挨拶するようになった。
掛け合う言葉の量が増えるごとに嬉しくなって、意識が強くなり学校へ行く楽しみが又ひとつ増えたのを覚えている。
メガネを変えたとき、同じクラスの男子さえ言わなかったのに彼が遠くから叫び「メガネ変えたんだネェ!」と声を掛けてくれた事。そんなこともあったっけなぁ。。緑地計画科の彼は実習の後作業ズボンの上に白いTシャツ、白いタオルを頭に巻いている事がよくあった。その姿がかっこよくて好きだったのを思い出す。
なんだか笑っちゃうけど、、ちょびっとトキメいてたらしい(笑)
2004.12.03:
PCから
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