大東住宅株式会社/佐藤晋悦

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ガス設備の点検と補修

ゴム管・ガス管の点検と・補修

●起こり得る不具合
ガス漏れ、管の劣化

●点検のチェックポイント
 Oゴム管の劣化
ゴム管は劣化により硬化やひびわれ等が起こり、ガス漏れの原因となります。
ガス管に打ち込んである製造年月日を確認して、2年以上経過している場合は、手で触って弾力性を確認してみましょう。
硬化やひびわれ、油汚れなどが見受けられたらすぐに交換する必要があります。
都市ガス用のゴム管は、平成8年以降、淡いベージュ色の「ソフトコード」(ニューソフトゴム管)に統一されました。
それ以前は青色の「ブルーゴム管」と言われるものが使われていましたが、ソフトコードは汚れにくく、耐油性、耐久性が著し
く向上しています。
取り替えの目安は、ソフトコードは約8年、ブルーゴム管は約3年です。


なお、露出タイプのゴム管は、長すぎると管が折れ曲がってガスが滞ったり、引っ掛けたりする事故につながるおそれがありま
すので、適切な長さに切り、ゴム管止めで固定しましょう。
○ガス漏れ
ガス漏れ箇所がわかる場合は、その元栓を閉め素早く換気します。
この際、ガスの性質に応じ、LPガスなど空気より重い性質のものは床に近い窓 を、空気より軽い性質のものは天井に近い
窓を開け換気します。
ガス漏れ箇所がわからない場合は、窓を開けた後、ガスメーターの所にあるメインバルブを閉めます。

ガス管の劣化
地中に埋設されているガス管(亜鉛メッキ鋼管)は、長い時間を経ると腐食していぎます。
腐食したガス管を長期に使用し続けると、ガス漏れの危険性があります。
ガス管は、概ね20年が交換の目安ですが、お住まいの地域のガス事業者に申込んで、時々ガス管の点検を行いましょう。
(有償)
ガス配管の腐食が進行するとガス漏れをおこす恐れがあり、取り替えが必要となります。

夜にガス漏れを発見した場合
夜にガス漏れが発生した場合、慌てて電気をつけたり換気扇を回したりすることは禁物です。
スイッチの火花で引火するおそれがあります。