大東住宅株式会社/佐藤晋悦

大東住宅株式会社/佐藤晋悦
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屋根用化粧スレート葺きの点検、補修

●起こり得る不具合
 色あせ、色落ち、さび、ずれ、割れ

●点検のチェックポイント
 ○地震や台風・強風の後
  ・浮き上がったり、ガタついたりしているところがないかを目視で確認
 ○定期的=年に一度程度
  ・浮き上がったり、ガタついたりしているところがないかを目視で確認

◎割れ・はがれ・浮きの補修、再塗装
 割れ、はがれ、浮きの補修には、差替え、隙間に充填材を詰めるなどの方法が
 あります。
 屋根用化粧スレートは相当の耐候性があり、一般のスレート瓦に比べ褪色のお
 それが少ないものではありますが、やがて色あせ、色落ちが目立つようになり
 ます。
 再塗装の際には、専門の業者に依頼し、専用の塗料を使用することとします。
 棟板や軒先、棟包、けらばなどにカラー鉄板を使用してある場合は、この部分
 について点検および塗装のやり直しが必要となります。

◎屋根の再塗装
 亜鉛鉄板の耐久性を維持するために、色あせ、色落ちやさびが生じる前に塗り
 替えることが必要です。
 表面が白っぽくなっていたら再塗装が必要です。
 再塗装の際には、専門の業者に依頼し、専用の塗料を使用して塗り替えてもら
 います。


●電気設備による省エネいろいろ

�冷蔵庫
後ろをぴったりつけられるタイプ以外は、背面10cm、上面10〜30cm、両側2cm以上のすき間をあけてください。直射日光やコンロの熱が当たらないようにすることも大切です。食品を詰め込みすぎると陣内の冷気の循環が悪くなり電気を4〜5%余分に使ってしまいますので注意しましょう。また、扉を開閉するたびに外の暖かい空気が入り込み、消費電力が増えます。20秒間扉を開けると10秒間の時に比較して3%余分に電気を使います。扉を開ける回数は少なく、手短にするよう、庫内を整理しましょう。

�電子ジャー炊飯器
12時間以上保温するのは電気の無駄使いとなり、新たにお米を炊くよりも消費電力量が高くつきます長時間の保温はお米の味も損なうので、その都度炊飯することをおすすめします。

�電子レンジ
調理法に応じた適切な時間設定がもちろん大切です。解凍する場合は、半解凍の状態までの使用が省エネにつながります。その後は自然解凍にしたほうが、食品の質や味も損なわれません。

�電気カーペット
フローリングの部屋で使う時は、保温性の高いマットや布を下に敷いてください。また、電気ごたつとの併用は保温効果が高くなって経済的です。

�掃除機
まず部屋の片づけをすませ、一気に掃除機を掛けて作業時間を減らしましょう。また、フィルターや集塵袋にほこりやゴミをため込まないようにするのも重要です。

�洗濯機
洗濯できる容量が決められていて、洗濯物がその容量より多すぎても少なすぎても電気と水を無駄に消費します。最も効率のいい洗濯物の量は、洗濯機の容量の8割程度。また、お風呂の残り湯を使うと効果的ですが、洗剤の入れすぎはすすぎに時間がかかり不経済です。

�電気ごたつ
かけ布団と敷き布団の併用や、掛け布団の厚さを3倍にするなどで、20%もの省エネになります。すぐに温まる赤外線ヒーターのこたつなら、スイッチをこまめに切り、設定温度を「高」から「中」にするだけでも、かなり節約になります。



コンセントのお手入れ

家庭のコンセントは、1口から約15アンペア(消費電力1500ワットに相
当)の電気が使用できます。
いわゆるタコ足配線をし、同時に何台もの電気器具を使用すると、コードが過
熱する原因となりますのでやめましょう。

●日常のお手入れ
 プラグが差さったままのコンセントは、その隙間にほこりが入りやすく、掃
 除を怠ると作動不良や発火のおそれにつながります(トラッキング火災)。
 こまめに掃除機などでほこりを吸い取りましょう。

●注意すること
 ぬれた手で触れると感電のおそれがありますので注意しましょう。
 電気設備の数だけコンセントがあるのが理想的ですが、多かれ少なかれ市販
 の分岐プラグを使っているかと思います。
 やむなく使用する際は、電気器具のワット数を確認して使用しましょう。
 また、屋外に設置されているコンセントは防水用カバーがついていても、こ
 まめに点検しましょう。
 特に雨が降った後などは、泥はねが原因で作動不良を起こしたり、破損した
 りすることがありますので注意が必要です。


照明器具のお手入れ

●日常のお手入れ
 電球やカバーにほこりや汚れがつくと、明るさが低下します。
 例えば一年間全く掃除しないと、汚れやすいキッチンなどで40%、清潔な
 場所でも10%明るさが低下します。
 キッチンなどの汚れやすい所や、おろそかになりがちな吹抜け部分のある玄
 間ホールなどは半年に一回、掃除することが大切です。
 柔らかい布に住宅用洗剤(中性タイプ)を薄めたぬるま湯を含ませたもので
 汚れを落しましょう。
 その後水拭きで洗剤分をよく拭き取り、よく乾かしてから使用しましょう。
 照明器具の真下でストーブなどを使用することは避けてください。
 上昇気流によりゴミがつきやすくなります。

●注意すること
 照明器具の掃除や電球交換は、必ず電源を切り、ランプやガラスが冷えてか
 ら行いましょう。
 交換の際は、白熱灯、蛍光灯は決められたワット数のものを使用してください。
 過熱損傷や火災の原因となります。
 掃除の際は、電気の通る部分には水をつけないように注意しましょう。
 また、ベンジンやシンナーは使用しないでください。


エアコンのお手入れ

フィルターにほこりがたまると、せっかくの冷房が効かなくなる上、電気代
も無駄になってしまいます。

●日常のお手入れ
 エアコンフィルターの掃除はなるべくこまめに行うのが効果的です。
 月に一回(頻繁にエアコンを使用する季節なら、週に一回)を目安に掃除
 するように心掛けましょう。
 まず、フィルターを本体からそっと取り外し、ベランダなどでほこりのつ
 いている側から掃除機を掛けます。
 ほこりが取れたら水かぬるま湯で洗います。
 古い歯ブラシを利用し、細かい汚れまで丁寧に落します。
 最後に水分を十分に拭き取り、陰干しで乾かしてから本体に取り付けます。
 フィルターが湿ったままで使用すると汚れがつきやすく、カビの原因にも
 なるので乾燥は十分に行いましょう。
 悪臭やほこり、カビなどを除去する、市販のエアコン内部用掃除スプレー
 などが販売されています。
  各商品の取扱説明書に従ってコンセントを抜き、ほこりなどを掃除機で吸
 い取った後に、基盤や受光部、配線などに水がかからないように注意し作
 業しましょう。
 作業終了後はしばらくしてからコンセントを入れ、試運転してから使用し
 ましょう。
 ※自分で行うのが心配な方は、専門の業者に依頼することをおすすめします。

○エアコンの設定温度
 エアコンの設定温度はひかえめにしましょう。
 暖房時は2℃低めに、冷房時は1℃高めに設定すると約10%の省エネ
 ルギーになると言われています。
 また、省エネルギーのためには、窓や壁から入る熱、逃げる熱をシャット
 アウトすることが有効です。
 カーテンやブラインドをつけると、窓から出入りする熱を大幅に減らし、
 冷暖房効果を高めることができます。


電気設備のお手入れ

分電盤(配線用遮断器、漏電遮断器、アンペアブレーカー)
住宅用分電盤は、配線用遮断器や漏電遮断器(希望により設置)、アンペアブレーカー(供給電力会社により装備されない場合もある)などにより構成されます。





●日常のお手入れ
スイッチまわりのほこりは作動不良や破損の原因になるため、こまめに掃除するよう心掛けましょう。
また、プラグとコンセントの間にほこりなどがたまると火災の原因となります(トラッキング火災)。
ほこりなどがたまらないように、こまめにお手入れをしましよう。

●注意すること
電気設備の使用法を誤ると重大な事故に至るおそれがあります。必ず各電気設備の取扱説明書を熟読し、正しい使い方をして下さい。製品による違いもありますので、上記の記述と取扱説明書が異なる時は器具の取扱説明書に従って下さい。問題がある場合には必ず電力会社か専門の業者に相談してください。

○引込線
電気は普通、電柱から引込線で住まいへ届けられています。引込線取付点(黄色や赤のチューブがついています。)までが電力会社の管轄です。なお、引込線取付点の電線が2本ならば100ボルトの電気を届けている単相2線式、3本ならば100または200ボルトの電気を届けている単相3線式です。

○アンペアブレーカー
各回線合計が契約電力量を超えると自動的に電気の供給を止める装置で、メーターと同様に電力会社からの貸与品として取り付けられます。(電力会社によっては取り付けられない場合があるのでご注意ください。)アンペアブレーカーが働いた場合は、電気器具類の使用量を減らしてからブレーカーを入れましょう。

アンペアブレーカーがたびたび落ちる場合、電気の使い方が契約アンペアを超えている可能性があります。契約アンペアを分電盤についているアンペアブレーカーの色や数字で確認しましょう。



○漏電遮断器
分電盤内蔵の漏電遮断器は、回路のどこかに漏電があると、素早く見つけて自動的に電気を止めます。漏電遮断器が働いた場合は、下記の応急処置をして、すぐ電力会社または専門の業者に連絡して下さい。

�配線用遮断器のスイッチを全て切る
�電気器具、配線器具に人が触れていないか確認する
�漏電遮断器を入れる
�配線用遮断器を1つずつ入れていく
�漏電遮断器が再び切れた時、その回路で漏電していることがわかる
�漏電している回路の配線用遮断器のみを切り、漏電遮断器を入れる

※月に1度は漏電遮断器についているテストボタンを押し、正しく作動するか否かを確認しましょう。

○配線用遮断器(安全ブレーカー)
配線用遮断器は、回路別に電気の使用量が許容量を上回ると、自動的にスイッチを切り、電気の供給を止める装置です。配線用遮断器が働いた場合は、その回路の使用電気器具の電源を切るなどしてから、配線用遮断器のスイッチを入れてください。使用電気器具の電気使用量を減らしても正常にならない場合は、器具または配線のトラブルなどが考えられますので、すぐに電力会社または専門の業者に相談して下さい。




ガス設備のお手入れ
  
家庭で利用されるガスには、地中埋設配管により供給される都市ガス
と、各住戸にボンベを設置し供給されるLPガスがあります。
LPガスは空気より重い性質があります。
都市ガスはガス供給会社により、その成分・発熱量・燃焼速度が異な
ります。
ガス漏れ警報機や換気孔の位置は、供給されるガスの性質に対して適
切であることが重要です。

●日常のお手入れ
 ガス器具は点検を受けたものを使い、常に正しい炎で使用できるよう、
 こまめにお手入れしましょう。
 ガス漏れ警報機は必ず設置しましょう。
 また、月に一回は作動するかどうか確認をしましょう。
 ガス器具の使用中は必ず換気しましょう。
 使用後はガスの元栓を閉め、使用していないガス栓にはゴムキャップを
 しましょう。

○マイコンメーター
 ガス漏れやガス器具の消し忘れ、大きな地震などを、内臓されているマ
 イコンがキャッチし、メーター部分でガスを自動的に遮断する装置です。
 復帰方法は取扱説明書等を確認してください。

○ヒューズコック
 ゴム管が外れたり、切れたりした時に自動的にガスを止める新しいガス
 栓です。

●注意すること
 ガスは大変便利なものですが、器具の不備や使用法の誤りにより重大な
 事故になります。
 上記に一般的な注意事項をあげましたが、必ずガス器具の取扱説明書を
 熟読し正しい使い方をしてください。
 製品による違いもありますので、上記の記述と取扱説明書が異なる時は
 器具の取扱説明書に従ってください。
 何か問題がある場合には必ずガス会社に連絡してください。
 都市ガス利用の場合には、植栽などによるガス管の破損を避けるため、
 ガスの引込管の埋設位置を確認して置きましょう。

★LPガスと都市ガスの比較

 LPガス:空気より重く、漏れた時は、床面をはうように広がり、低い
      場所にたまる。
      重量1kg当り50MJ(12,000Kcal )の発熱量

 都市ガス:空気より軽く、漏れた場合は天井の方へたまる。
      重量1kg当り46MJ(11,000Kcal )の発熱量

※LPガスは本来においがありませんが、ガスが漏れた時にすぐに気づく
 ように、タマネギの腐ったようなにおいをつけています。
 少量でも爆発の危険性がありますので、ガス漏れ警報機を設置して微量
 のガス漏れでも検知できるようにすることが必要です。


浄化槽

浄化槽は、微生物の自然浄化力を巧みに利用して、汚水を分解浄化する装置
です。
従って、適切な維持管理を行わないと正常に機能しなくなり、放流水の水質
を悪化させ、悪臭のみならず河川の汚濁につながり重要な問題となります。
浄化槽には多くの処理方法や小スペースでも施工可能なコンパクト型があり
ここでは一般住宅において使用される家庭用合併処理浄化槽について説明し
ます。

●日常のお手入れ
便器や風呂の掃除の際、塩酸等の劇薬や強力な洗浄剤などを使うと、浄化
槽内の微生物が死滅してしまいますので、絶対に使わないようにしてくだ
さい。
浄化槽は適切な利用管理を怠ると、機能低下による害虫発生や、浄化槽内
への落下事故などに至るおそれがあります。
上記の記載事項をご注意いただくとともに、浄化槽の取扱説明書の指示に
必ず従ってください。

●注意すること
家庭用合併処理浄化槽は、一般に嫌気性微生物と好気性微生物を利用して
汚水を処理するタイプのものが普及しています。
特に好気性微生物を利用する接触ばっ気槽は、送風機によって空気を送り
こんでいますので、絶対に電源を切らないようにしてください。
電源を切ってしまうと槽内の微生物が死滅し、機能が停止してしまいます。
また、キッチンから出る調理クズ、残飯、天ぷら油などは流さないように
してください。
浄化槽上部のマンホールの蓋は、ずれたり外れたりすると大変危険ですの
で、きちんと閉めてロックを施してください。
特にお子様にはお気をつけてください。
消毒液は切れないように定期的に補給しましょう。


排水ますのお手入れ

屋外排水の合流点、分岐点などに設けられ、一時的に貯溜し、流量の
調整をするものです。

●日常のお手入れ
排水ますは、堀の設置、庭土の盛土、植木によるものや環境(地震、
地盤凍結によるますの凍上、地盤沈下)などにより損傷が非常に多く
発生しますので、日頃から注意することが大切です。
排水ますも汚水・雑排水・雨水用の3つがあります。
なかでも雑排水ますは、もっとも汚れやすい所です
半年に一回程度の掃除を心掛けましょう。
ふたを開けゴミなどの異物を取り除き、台所や浴室などから水を流し
て汚泥の掃除をしてください。

○インバートます
汚水用ますで、流れをスムーズにできる溝が底部についています。

○ためます
主に雨水(雨どい、庭などからの排水)処理に用いられます。
底が泥だめになっており、底に土砂やゴミを沈殿させる仕組みにな
っていますので、月に一回は排水溝と合せてためますの掃除を行い
ましょう。

○トラップます
ためますにトラップの機能を与えたもので、キッチンなどの排水処
理に用いられます。
月に一回はパイプの口とますの内部を掃除しましょう。


排水管のトラップのお手入れ

排水管にはトラップという、排水管内に水を溜めた部分により管内の
臭気を遮断する仕組みが採用されています。
トラップにはその用途に応じていくつかの種類がありますが、住宅で
一般的に使用されているものは椀型トラップ(ワントラップ)、管トラ
ップ(Pトラップ、Sトラップ)などであり、封水の深さは5〜10
cm程度です。

●日常のお手入れ
トイレや浴室の床、洗濯機置き場の排水口など、水が流れる頻度が
少ないと封水が蒸発し、悪臭の遮断ができなくなります。
ときどき排水口に水を流し込み封水を確保しましょう。
  
○椀型トラップ
浴室の排水口や洗濯機置き場の排水口がこれに該当します。
週に一度は、目皿から椀を取り外して掃除しましょう。
  
○管トラップ
洗面化粧台、キッチン流し台などの排水管がこれに該当します。
排水方法によりS型(床排水)またはP型(壁排水)などがあり
ます。
お掃除にはモンキーレンチ等を用いた分解が必要になりますし、
その際、下にバケツ等を置き、封水をバケツ等の中に入れるよう
にしましょう。


排水管のお手入れ

●日常のお手入れ
排水管内に排水中の脂肪分などが付着することにより、排水の流れが
妨げられます。
また、ヘヤピンなどの異物が入るとゴミや毛髪、糸くずなどがからみ
つまりの原因となります。
日頃より、キッチン流し台や浴室排水口、洗面化粧台まわりはきれい
にしておきましょう。
排水口も、重曹と酢を使ってお掃除してみましょう。
重曹1/2カップほどを排水口に振り入れ、次に、酢1カップを重曹
の上に少しずつ流していきます。
シュワシュワと泡がでてきて、汚れを浮き上がらせます。
そのまま30分放置して、お湯で流します。
このときに発生するシュワシュワは、二酸化炭素なので無害です。
ただし、市販の洗剤に酢を混ぜるのは危険です。
特に塩素系洗剤に酢を混ぜると有毒ガスが発生しますので、絶対にし
ないでください。
市販のパイプ洗浄剤を使用することは、脂肪分を落とすのにある程度
有効です。
ただし、パイプ洗浄剤は即効性や万能性のあるものではありません。
排水管の排水流れが悪くなったら、高圧洗浄を実施されることをおす
すめします。


突沸現象にご注意

先日お客様よりIHヒーターでフライパンに水を入れ、沸かしていたら
突然フライパンが跳ね、お湯が飛び跳ねたという連絡を頂き早速メーカ
ーに訪問確認して頂きましたが、異常がないとのことで、その場で一時
代替機と交換し工場に送って調べていただきましたが、異常はありませ
んでした。
その際に説明されたのが、突沸現象だと考えられますとの事でした。
突沸とは?
加熱した液体が沸点(水:100℃)を超えても沸騰しない状態(過加熱
状態)で振動などの衝撃で突然、激しく沸騰する現象をいいます。
日本金属ハウスウェアー工業組合のホームページで調べてみますと次のよ
うな事が掲載されていました。



尚、ステンレス鍋の方が熱伝導率が低く突沸現象が起き易いとの新聞記事
もありましたのでご注意ください。


水栓器具のお手入れ

一般的に普及している水栓器具には、カランを回して開閉する水栓器具と、シ
ングルレバーの上下左右で吐止水や温度調節のできる混合水栓などがあります。
水栓は、一般的に単水栓以外に次の3種類のものが使われています。

2ハンドル混合水栓:お湯と水の2つのハンドルで湯加減を調節。
          (お湯は左、水は右と国際的に規格で統一)

シングルレバー混合水栓:レバーの上下で水量を調節し、ハンドル・バルブを
            左右に動かして湯加減を調節。

サーモスタット付混合水栓:温度調節ハンドルで湯加減を設定すると、いつで
             も同じ温度のお湯が出る。

●日常のお手入れ
丁寧に取り扱うことが大切です。
必要以上に強く締めつけるとパッキングの磨耗を早めます。
蛇口を閉めるとドーンという音がするのは、ウォーターハンマー現象といい
蛇口を急に閉めるなどの水圧の急激な変化で起こります。
蛇口はできるだけゆっくり閉めるようにしましょう。
使用後すぐに水分を拭き取ることにより、カビやプラスチック部の腐食が防
止できます。
装飾された蛇口や塗装された蛇口は繊細です。
掃除にはアルカリ性や酸性の洗剤は使用せず、中性洗剤と柔らかいスポンジを
使用しましょう。
から拭きの後の仕上げに、ミシン油やカーワックスをしみ込ませた布で磨くと
耐久性持続の効果があります。
屋外の散水栓のクリスタルハンドルの内側は泥はねや土ぼこりで汚れています。
パッキンを交換する要領で分解し、液体クレンザーなどを使って定期的に内側
にたまった汚れを落としましょう。


宅内給水管の水漏れ確認

給水管は、道路などに埋設される本管から敷地内に引き込まれ、止水栓
や水量メーターを介して住戸内に導かれています。
これら敷地内のメーター位置は確認しておきましょう。
定期的にメーターを見ておくことは、使用水量の把握による家計節約に
役立つほか、目に見えない水漏れを知る際にも役立ちます・
(宅内で水道を使用していないのに水道メーターが回っていますと、水
 漏れが発生しております)

白木のお手入れ

白木は木材で塗装を塗っていない部分です。
白木の柱や鴨居、建具、家具などのお手入れは、から拭きだけにして
シミの元になる水分が付着しないように注意しましょう。
手垢などで汚れがついた部分は、市販の白木用漂白剤を使って軽く拭
き、後でお湯拭きをして漂白剤が残らないように拭き取ります。
また、白木用ワックスを塗っておくと汚れが防げます。
(但し、塗りすぎはかえって汚れを引き起こしますので注意)
白木部分にシールなどを貼ってしまった時には、窓を開けて風通しを
よくした状況で、以下の方法で剥しましょう。
�ドライヤー(温風)で白木部分から10cm程度離してシールを温
 めます。
�シールが温まり接着剤が剥れやすくなってから、そっと手で剥します。
剥した後に、接着剤が残ってしまった場合には、カット綿に無色透明の
マニキュア除光液(またはシンナーやベンジン)をつけて、残っている
接着剤を軽くこすりとります。
(マスクとゴム手袋を必ず着用し、溶剤を吸い込まないよう注意)
最後にシールをとった部分だけが目立たないよう、溶剤が完全に乾いて
から、水で固く絞った雑巾で、全体を木目に沿って拭きます。