大東住宅株式会社/佐藤晋悦

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アルミサッシの点検・補修

●起こり得る不具合
 開閉不良、すき間、腐食、シーリングの劣化による雨漏り・付属金物の異常
 
●自分でできる補修方法
○腐食の場合
 傷により腐食してさびが出た場合は、市販の金属専用クリーナーで落としましょう。
○シーリングの劣化による雨漏りの場合
 アルミ製の窓枠と外壁が接する部分には、シーリング材(軟らかい
ゴムのような材料)が充填されています。これは防水上重要なものですので、傷つけないようにしてください。
シーリング材が硬化し、はがれてきた場合は、雨漏りの原因となりますので、専門の業者に補修の依頼を
 してください。
○開閉不良の場合
 戸車に油をさすか、市販の潤滑油を吹き付けると、開閉をスムーズに行うことができます。
 戸が重くなりキィーという音がするようになったら戸車の交換時期です。交換作業は専門の業者に依頼し
 ましょう。
○建付けの調整
 アルミサッシには、いろいろな箇所に調整ネジがあります・建物の完成の時点では適切に調整されていま
 すが、使用後3ヶ月〜1年くらいたつと不具合が生じることがあります。調整をすることによりスムーズになり
 ます。
○戸車調整ネジ
 メーカーにより一様ではありませんが、戸の下枠などについています。
 調整ネジを回すことにより建具の上げ下げが調整できるようになっています。
○クレセント(締まり金具)の調整
 クレセント本体についているビスを少しゆるめて上下にスライドさせることにより調整します。特殊な形状の
 ものはメーカーの取扱説明書を参照してください。
○気密ピースの調整
 サッシのレール部分からすき間風が入る場合は、レールとサッシを密着させている気密ピースの調整をしま
 す。気密ピースを下げ、風が入らないようにしましよう。



2010.11.13:s-sato:count(2,270):[メモ/建具の点検と補修]
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