大東住宅株式会社/佐藤晋悦

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サイディング壁(窒業系)の点検と補修

●起こり得る不具合
 色あせ、色落ち、シーリングの劣化、割れ。

●点検のチェックポイント
 ・色あせ色落ちを目視で確認。
 ・割れ目を目視で確認。
 ・表面を指でこすって塗料の粉末が付着するかどうかを確認(サイディング
  に劣化が始まってきたサイン。割れ、膨れ、はがれ、反りが生じていなけ
  れば補修不要)
 ・サイディングの継目のシーリング上層の吹付け仕上げ材のヒビ割れを目視で
  確認(外壁自体の防水性能には影響ありません)
 ・継目のシーリング材のはがれや破断を目視で確認(シーリングは太陽光線や
  外気、雨水、温度変化により劣化しますので、2年〜3年ごとに点検しまし
  ょう)

●自分でできる補修方法
 継目のシーリング材がはがれたり破断したりしている場合、軽微であれば市販
 のシーリング材で補修できます。
 (2箇所以上ある場合などは、後で防水に支障をきたすと大変なので専門の業
  者に依頼しましょう)

●サイディングの補修
 継目のシーリング材がはがれたり破断したりしている場合には、メーカーの保
 障期間等も関係してきますので、施工店に相談するのが一番良い方法です。
 色あせ・色落ちの再塗装の際には基材に十分なじむものを選ぶことが大切です。
 補習の際は専門の業者に依頼しましょう。
 割れが発生している場合も専門家に依頼し、破損した部分のみを抜き取り、交
 換しましょう。


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