大東住宅株式会社/佐藤晋悦
▼門・塀の点検と補修
門・塀の点検と補修
ブロック塀の目地部分のひび割れや仕上げ材のはがれなどがあると、地震時に倒壊や損傷の危険があります。
十分に気をつけて観察しましょう。
タイル貼りや吹付け塗装仕上げの場合は、ゴム製のハンマーなどを使って表面を軽く打診(力を入れずに軽く叩く)します。
仕上げが下地と一体となっている部分に比べ、はがれる危険のある部分は高い音を
発します。
仕上げ材と下地材が分離しているせいですが、これが広範囲に及んでいたり、高所にある場合は落下すると大変危険です。
早めに専門の業者に依頼しましょう。
ひび割れの幅が小さければ、塀を構成している材料に合う市販の補修剤を使い、へ
らなどで埋めて応急処置をしましよう。
いずれの場合も、門や塀が放置されている地盤面は、それらを支える役割も担って
いますので、深い掘削などで地盤をゆるめると傾きや倒壊につながります。
十分注意しましょう。
2010.12.14:s-sato
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