大東住宅株式会社/佐藤晋悦

▼電気設備による省エネいろいろ

●電気設備による省エネいろいろ

�冷蔵庫
後ろをぴったりつけられるタイプ以外は、背面10cm、上面10〜30cm、両側2cm以上のすき間をあけてください。直射日光やコンロの熱が当たらないようにすることも大切です。食品を詰め込みすぎると陣内の冷気の循環が悪くなり電気を4〜5%余分に使ってしまいますので注意しましょう。また、扉を開閉するたびに外の暖かい空気が入り込み、消費電力が増えます。20秒間扉を開けると10秒間の時に比較して3%余分に電気を使います。扉を開ける回数は少なく、手短にするよう、庫内を整理しましょう。

�電子ジャー炊飯器
12時間以上保温するのは電気の無駄使いとなり、新たにお米を炊くよりも消費電力量が高くつきます長時間の保温はお米の味も損なうので、その都度炊飯することをおすすめします。

�電子レンジ
調理法に応じた適切な時間設定がもちろん大切です。解凍する場合は、半解凍の状態までの使用が省エネにつながります。その後は自然解凍にしたほうが、食品の質や味も損なわれません。

�電気カーペット
フローリングの部屋で使う時は、保温性の高いマットや布を下に敷いてください。また、電気ごたつとの併用は保温効果が高くなって経済的です。

�掃除機
まず部屋の片づけをすませ、一気に掃除機を掛けて作業時間を減らしましょう。また、フィルターや集塵袋にほこりやゴミをため込まないようにするのも重要です。

�洗濯機
洗濯できる容量が決められていて、洗濯物がその容量より多すぎても少なすぎても電気と水を無駄に消費します。最も効率のいい洗濯物の量は、洗濯機の容量の8割程度。また、お風呂の残り湯を使うと効果的ですが、洗剤の入れすぎはすすぎに時間がかかり不経済です。

�電気ごたつ
かけ布団と敷き布団の併用や、掛け布団の厚さを3倍にするなどで、20%もの省エネになります。すぐに温まる赤外線ヒーターのこたつなら、スイッチをこまめに切り、設定温度を「高」から「中」にするだけでも、かなり節約になります。


2010.08.07:s-sato

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