大東住宅株式会社/佐藤晋悦

▼白木のお手入れ

白木のお手入れ

白木は木材で塗装を塗っていない部分です。
白木の柱や鴨居、建具、家具などのお手入れは、から拭きだけにして
シミの元になる水分が付着しないように注意しましょう。
手垢などで汚れがついた部分は、市販の白木用漂白剤を使って軽く拭
き、後でお湯拭きをして漂白剤が残らないように拭き取ります。
また、白木用ワックスを塗っておくと汚れが防げます。
(但し、塗りすぎはかえって汚れを引き起こしますので注意)
白木部分にシールなどを貼ってしまった時には、窓を開けて風通しを
よくした状況で、以下の方法で剥しましょう。
�ドライヤー(温風)で白木部分から10cm程度離してシールを温
 めます。
�シールが温まり接着剤が剥れやすくなってから、そっと手で剥します。
剥した後に、接着剤が残ってしまった場合には、カット綿に無色透明の
マニキュア除光液(またはシンナーやベンジン)をつけて、残っている
接着剤を軽くこすりとります。
(マスクとゴム手袋を必ず着用し、溶剤を吸い込まないよう注意)
最後にシールをとった部分だけが目立たないよう、溶剤が完全に乾いて
から、水で固く絞った雑巾で、全体を木目に沿って拭きます。

2010.06.22:s-sato

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