大東住宅株式会社/佐藤晋悦

▼アルミサッシのお手入れ

アルミサッシのお手入れ

●日常のお手入れ
一見丈夫で美しく見える表面も、外気や雨にさらされかなりの汚れが
付着しております。
放っておくと、腐食の原因となりますので汚れは早めに落とし、美し
さを長く保ちましょう。
ガラスは、掃除のたびにはたきを掛け、月に一度、住宅用洗剤で拭き
、後でから拭きしましょう。
アルミは傷がつきやすいので、はたき掛けした後に雑巾で軽く拭いて
ください。
汚れが目立ってきたら、窓枠とガラスを住宅用洗剤やガラス用洗剤を
つけたスポンジで拭き取り、十分な水洗いをした後、乾いた布で水分
を拭き取ってください。
研磨剤やアルカリ性、酸性、塩素系の洗剤などは、傷や変色の原因と
なりますので使用しないでください。
仕上げにつや出しと汚れ防止に、カーワックスか家具用ワックスを塗
っておくとよいでしょう。
ただし、つや消し仕様の場合は、色むらになるおそれがあるので塗ら
ないでください。
サッシのレール部分に砂や埃がたまると開閉に支障をきたしますので
いつもきれいにしておきましょう。
溝の掃除には、掃除機を利用するとともに、専用のブラシ(使い古し
の歯ブラシでも可)を用意しておくと便利です。
ときどき戸車を掃除し、油をさすか、市販の潤滑油を吹き付けておく
と開閉をスムーズに行えます。
傷により腐食してサビが出た場合は、市販の金属専用クリーナーで落
としましょう。

●注意すること
アルミ製の窓枠と外壁が接する部分には、シーリング材(柔らかいゴ
ムのような材料)が充填されています。
これは防水上重要なものですので、傷つけないようにしてください。

●塩化ビニル樹脂サッシ
樹脂サッシは軟らかいので、柔らかい布等で拭くようにします。
また、洗剤は住宅用洗剤や中性洗剤を使用します。
ベンジンやガソリン、シンナー、アセトンなどの有機溶剤は使わない
でください。
また、熱にも弱いので、アイロンやストーブを側に近づけないように
しましょう。

2010.06.10:s-sato

HOME

(C)

powered by samidare