大東住宅株式会社/佐藤晋悦
▼たたみのお手入れ4(カビ取り)
○たたみのカビ取り
たたみにカビが生えるのは、湿気が多いためです。
天気の良い日にたたみの裏面が日光に当るようにし、たたみ干しをしましょう。
次に、消毒用アルコールを布に染み込ませカビを拭き取ってから掃除機で吸い取
り、風を通して乾燥させます。
具体的には以下の手順で行います。
※この時、カビが飛び散り危険なので必ずマスクとゴム手袋を身につけましょう。
1)窓やドアを開け、換気扇をまわし、換気をよくします。
2)消毒用アルコール(エタノール70〜80%濃度)をスプレー容器に入 れ、カビ全体に吹き付けて、15分程度放置します。
3)エタノールを少量、別容器に小分けして、使い古した歯ブラシ(範囲が 広い場合にはナイロンブラシ)の先にエタノールをつけながら畳の目に そってカビ をブラシでかき出します。
4)かき出したカビをブラシですくって、小分けしたエタノールの中でブラ シを洗います。
5)上記の4)の作業を繰り返して、畳のカビ部分を取り除きます。
(小分けしたエタノールの中で、ブラシを洗いながら行います、汚れた エタノール液は、何度か交換して下さい)
6)最後に全体にエタノールを吹きつけながら、乾いたぞうきんで拭き上げ ていきます。
7)掃除機を全体にかけ、残ったカビを吸い取ります。
8)風を通して、たたみをよく乾燥させます。
2010.04.24:s-sato
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