ものづくりノート
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工作機械 「万力」
機械ではなくて「万力」(まんりきと読みます)を紹介します。
一般的な工場には必ず1つはあるものです。
手前のレバーをぐるぐると回すと口金が広がったり縮んだりして、色んな品物を挟んだり(掴んだり)する事が出来ます。
例えばノコギリで何かを切断する場合、大工さんの様に足で押さえてきる訳にはゆきません。そのときにこの「万力」で固定して切断をする、などの場合に使用します。
その他タップ(ネジ)を立てたりするときとか、何かをヤスリがけするときとかほぼ1日1回は誰でもお世話になっているのではないかと思います。
そのくらい身近な(?)道具です。空気みたいなものかもしれない。
大抵壊れないので、数十年選手のものが多いと思います。当社のも30年以上前のものばかり。人数が昔は多かったのでバイスの数も多い。
今みたいにCAD/CAMが無い頃の形状作成は、殆どがヤスリがけによるものだったそうです。つまりバイスは大事な道具であったという事。でもそれは今も変わらない。
工場に限らず、自転車屋さんとか車の整備工場屋さんとか、ガソリンスタンドにもあるんじゃないかな。結構身近な道具です。是非覗いてみてください。古いのが多いです。
さて、昨日は大変な事があったようです。
幸い大事には至らなかったのですが「胴体着陸」。
最高の信頼性を誇らなくてはならない航空機の作動不良。
我々金型の作動不良とは次元が違います。
私自身、金型工場のスローガンを「航空機なみの信頼性をもった金型作り」としようとしていた矢先の出来事でしたので、ショックでした。
じつは航空機の場合には、小さな部品に至るまで大変な管理と検査方法で作られているのです。
しかも1系統だけではなくてバックアップ系統というのもあって、まず問題は発生しないはずだと聞いています。
今回の飛行機は過去に機体のトラブルがあったそうです。
広義で飛行機もモノづくりの製品と呼ぶならば、甚だ悲しいことですね。
でも、航空機の部品製作は本当に大変。
相当の信頼性を要求されます。
やはり、航空機「並」の信頼性をもった製品を作りたいと思っています。
それは金型だけではなくて、この工場から出荷される全ての物に対して。
今朝は本当に半端でない雪が降っています。
また雪かきから今日はスタートの様です。
雪かきガンバロ!
2007.03.14:
s-mold
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工作機械
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万力ですね。
s-moldさんこんばんは。やはり、最先端な工作機械も大切でしょが原始的な万力もやはり大切なものでしょうね。ただはさむだけのようですが、やはり、重宝するものなんですね。飛行機事故ですが機長さんは冷静な判断で乗り切ったのはすごいですよね。
2007.03.14:T.K:
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本当にすごいです。
T.K様おはようございます。
コメントありがとうございます。
飛行機の件、機長さんの淡々と手順に従っただけというのが凄いと思います。
昨日ようやくISOの維持審査を終えましたが、決めたことを守る事の難しさを改めて感じたところだったのでした。
そのタイミングで機長のお話をお伺いすると、まさしく
「航空業界並みのマニュアルの厳守」
「航空業界並みの訓練計画と訓練の実施」
がイイのかもしれないですね。
最近の航空業界の話題といえば、経営不振とかそんなばかりでしたが、今回は幸い怪我人も居なかったという事で、機長を初めとする航空会社はある意味良くやったと感じました。
予防措置を超えたトラブルに対してどのように処置するか、が問題です。
予防措置をしてあれば、大抵のトラブルには対応できる。
ISOの基本精神に近いものかもしれないです。
タイムリーな書き込みありがとうございました。
2007.03.15:s-mold:
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