ものづくりノート
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続いて金型修理
昔社内で作った金型の修理です。
樹脂の成形の場合には溶けたプラスチックを流す為に「ガス」が発生します。
長い間にその「ガス」により金型が痛んだりする場合があります。
今回はその修正です。
通常金型修正が必要になるのは、製品に「バリ」が出てくることにより判断できます。次第に大きくなってきます。(進行してくる)許容範囲近くになったら製品の生産を調整して(取り貯めなどして)日程確保。その後修正にはいります。
一旦金型をいじったら、数が足りないからやっぱり生産する、と言う事は不可能なので、そういう事(段取り)が非常に大切です。
「バリ」というのは、プラモデルを作ったことのある人は直ぐにお判りと思いますが、プラスチックの薄いものが型あわせの所からはみ出している現象の事です。
隙間があるので、プラスチックがはみ出す訳です。(実際はもっと複雑な要素の絡み合いですが)
昨日から始めた作業は、はその隙間を埋める作業です。
今回は凹んだ部分を削り取って、新たにブロック(入れ子といいます)を作って嵌め込む作業です。隙間は5/1000ミリ。はめあいに気を使います。
慎重居士に徹しての作業でした。
久しぶりに使った工作機械もあったので、緊張の連続でした。
◎ 写真には全部は写せないので、一部分です。痛んだ部分を抉り取ったところと、新作したブロックです。今朝から摺り合せをして組み立てに入ります。
2006.12.06:
s-mold
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