ものづくりノート
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NHK取材のお話し その3最終回 (モノづくりシンポジウム)
結構ゆっくりと本番が進みます。
出演したのは、丁度酒田大火のニュース、高校単位未履等修問題等のニュースの時でした。VTRが流れてスタジオと話をしたりしているのですが、どうも全部アドリブみたいでした。それで居て時間がピタッとあうのはやはり職人芸なんでしょう。
あと成る程とおもったのは、VTRが流れていて音声が流れる場面がありますが、てっきり音声もVTRに入っているのかと思いましたら、音声はその場で読み上げるんでした。いやはや生放送中ですから、咳払いも出来ないし立ってウロウロも出来ないしと、窮屈な感じがしました。しかしそのスタアジオ内の緊張感たるや素晴しいものです。アシスタントさんが画用紙に大きく「襟がまがっています」とか書いて指示をだします。これはドラマのなかと一緒ですね。
さて時間がたってきました。
私は当初カメラ側に座っていたので、いつ移動するのか不思議でしたがなんと!アナウンサーが話しをしている間に移動の指示!
けつまづいたらどうしよう、すっころんだらどうしようと心配になりますよね。
無事何とか席まで移動しまして、そこでも結構時間があったので生放送のアナウンサーを真横から見学です。やはりたいしたもんです。
と、人の格好を見ていたら自分はどういう格好で座っていればいいの?と言う事になり、足を組んで見たり深く座ってみたり背もたれによりかかったりと。そうなんです。何にも言われてないんです。どうもそれが生放送のインタビューの面白さらしくて。でもこちらにしたら困りますよね。
結局そんな事して遊んでいたら、突然小さなモニター(これから本番になる画面の事です)の片隅に自分が移っているではないですか。
ありゃりゃ。しょうがないなぁ。そんな感じでした。
あとはテレビでごらんの通りです。
色んな反響がありまして、お蔭様で暫く音信不通の方とも近況を交わしたりする事ができました。
テレビの裏側を見ることが出来て大変勉強になりました。
改めてあの業界は頭が切れないと出来ないし、真剣勝負という緊張感があるしと、大変な業界だなーと感じました。
でもある意味、大勢の前で話しをするより少し楽かもしれません。スタジオ内には人がほんの数人しかいませんから。
でも人前の方が反響がわかって内容を変えながら話しもできますが、カメラの前はそうは行きませんものね。どっちもどっちでしょうか。
帰りにアナウンサーの柴田さんからお土産を頂きました。
マスコット人形ですが、娘が大喜び。出演してよかったかな?と思いました。
でも、モノづくりは製造業に限らず、お菓子でも何でも作る業界は中々人が集まりません。もっともっとこちらの業界を広く見ていただき、楽しさを充分に伝える必要があると思っています。
先日「ロボワン」「モノづくりシンポジウム」これから開催される「マイクロマウス」等や、いろんな事を通して楽しさを判って頂ければと思うのですが。
また11月10日には墨田において「すみだ産業フェスタ2006」が行われ、またそこにも皆さんが集うと言う事でした。
私は甚だ残念ですが、仕事の都合で行けなくて申し訳なく思っています。
是非是非モノづくりをもっと日常会話に登るような業界になるように、啓蒙をお願い致します。
◎ 写真はお土産で頂いたマスコット人形です。娘にやっと承諾を得て写真を撮らせてもらいました。
2006.11.09:
s-mold
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