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▼機械遺産

以下、読売新聞から
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日本に残る歴史的な機械技術を保存し、文化的遺産として次世代に継承していこうと、日本機械学会(斎藤忍会長)は7日、戦後初の国産旅客機「YS11」など25件を「機械遺産」として認定した。

 認定されたのは、YS11のほか、初代の新幹線車両「0系」や民間初の量産蒸気機関車「230形233号タンク式蒸気機関車」、二輪車市場を広げるきっかけを作ったホンダ自転車用補助エンジン「カブ号F型」など。

 独創的な機構と美しい装飾を併せ持つ傑作の和時計「万年自鳴鐘」や、1877年製造の国産活版印刷機、東京帝国大学の水力学の講義ノートも選ばれた。

 <1>保存・収集されてきた機械<2>機械のある歴史的な風景<3>機械を含む象徴的な建造物や構造物<4>記録に残る機械関連文書類――が対象で、機械技術の発展に特に寄与した重要な成果や、国民生活や文化、経済に貢献したものを選んだ。

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これはとっても素晴しいこと。
モノづくりが次第に歴史を形成してきたんだなと感じます。
私の会社にも既に廃却してしまった工作機械がありましたが、(カナリふるい)あれも取っておけば良かったかなと思います。

道具や刃物、これは本当にモノづくりの文化。
今回の歴史遺産は第一歩として素晴しいけれども、今迄のモノづくりの匠達が工夫してこさえた道具なんかも、じつは残しておかないとならないと思います。

昔はどうやって作ったんだろうという品物が結構あるんです。

中小企業の中には独創的なモノづくりが沢山有る訳で、それらが実はモノづくりの底力なのであって、大事にしなければなりません。

金型なんかも本当は残しておかないと、ITだのパソコンだのと言ってばかりですと、大変な事になるような気がします。

後世に残るような仕事、後輩達が胸を張って誇れる仕事、そんな仕事がしたいなぁ。

そういう志を秘めて、前のめりに頑張ろう!
画像 ( )
2007.08.08:s-mold

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