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前にも紹介した「実体顕微鏡」。

ちょっと形が違うでしょう。

そう、勝手に改造したものです。
(勝手といっても、大事なレンズ部分には手を加えていません)
使いづらいのを使いやすく。

これが大事なのです。
使いづらいのに気がつかない。←これも往々にして多い現象。
(この機械はこういうものだとか、この機械はこうだから仕方が無い)

そうではなくて、自分はこうしたい。
こう使いたい。  そう思うのが大事です。

だって機械とかそういうのって、万人向けにしか作っていないはずです。
ということは誰にでも使いやすいようになっている?のです。

極論すれば、右利きも左利きも両方使いやすいように、折衷かもしれない。

自分に合った道具を探すか、自分に道具を合わせるか。これで他社との差別が出るはずなのです。
ちょっとした工夫、創造。積もり積もれば大きな差になると思います。


個性を前面に出す人、多いけれども、自分の道具を使いやすくする本当の個性を持っている人、何人いるかな?

個性を「皆と違うことをする。」とか「自分のやりたいことをする」とか、間違えて居る人、結構多いような気がします。

ものづくりの場合、多くの場面では道具が仕事をします。
同じ道具を使って、他社と差をつけるのは難しい。

もっともっと道具に工夫をしてゆかないとね。

◎ 見てくれはちょっと悪いけれど、使いやすい顕微鏡になりました。
今度は少し見てくれも考えよう。
画像 ( )
2008.09.24:s-mold

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