斎藤金型携帯サイト
▼次第に温度管理が大変になってくる
今朝も気温が一桁。
工場内の気温もそれにスライドして下がってしまう。
（実際には緩やかな連動ですが）
前にも書いたかもしれないけれども、機械加工には温度の変化が大敵。
なので早くきて温度を観ながらエアコンとかストーブで調整。
最近の原油高で、灯油の値段も上がっている。
だからエアコンの方がお徳なのだろうか？
でも電気も火力発電とすればどうなんだろう。
これは放っておけない大事な事ですね。
（ガソリンが上がって、お財布を圧迫しているし）
プリウスとかいうのを乗らないとこれからの企業は採算が取れなくなるかもしれない。
さて温度の差で鉄がどの位延び縮みするか？というと
１℃の温度差で、1メートルの鉄が０．０１ミリ伸縮します。
鉄道のレールなどでおなじみですね。
我々の精度はその温度を許容できる範囲を超えるので、気をつかいます。
精度を維持するにもコストが大きく掛かってくる時代になったけど、其のコストはどこで吸収する？
材料値上げと同じく、やはり我々が吸収するしかないのかな。
でもいつまでも続くまい。
いずれ、最終製品単価に転嫁される日が近いのではないか？
モノづくりをして居る立場ならそれも許容できるが、１消費者としては絶対に避けて欲しいね。
（大いなる矛盾なんだけれど）
とにかく原油の価格が下がらないとね。
暴落するとまたどこかに歪がきそうだから、緩やかに下がってください。
さて今週も忙しくなりそうです。
先週の週末は納期対応の為に、積極的にモノづくりに参加してくださった従業員の皆さン、本当にお疲れ様でした。
また一緒に頑張りましょう！
◎ 写真は高さを測定する「ハイトゲージ」。これも微妙な測定器です。どの会社にも１台はあるのでは？
画像 (小 中 大)
2007.11.12：s-mold
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