斎藤金型携帯サイト
▼〜島根シンポジウムにて〜2日目の企業視察
前日の喧騒から一夜明けて、次の日は江津の企業の見学会。
県外から大勢の参加者が居られたので、2班以上に分かれての移動です。
まず最初はTOP金属工業轄]津工場。
ここは超大型のプレス金型屋さん。
車のバックドアとか、スライドドアとかを1枚の板から絞ったり抜いたりする金型を作っておられます。
元々大坂の企業さんらしかったのですが、企業誘致により江津に工場をつくられたとか。
江津市は2万7000人の人口に対して、高校が4校。多いか少ないかは別にしてとても羨ましい。またテクノカレッジみたいのがあったり。
かなり有効な資源が眠っていると感じました。
僕らだったらどういう風に生かしてゆくかな?
そんな背景もきっと誘致を決める一つのポイントだったんだろうな。
トップ金属工業さんはとても大きな機械があります。
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トライアルをしている金型とトライ機。
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人がすっぽり入っちゃいます。
また大坂と江津をインターネット回線で繋いで、設計やデータの共有をしているとか。これは地方と中央を繋ぐ絶対必要なインフラですね。
我社も生命線です。回線を太いのを引くとか、地方にはもっと必要なものがありそうです。
さてその次は石州瓦の滑ロ惣佐々木窯業所さん。
この地方は良質の土が取れるので、瓦産業が発達したらしい。
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一頃に比較すると数分の一の生産量らしい。
よぉくみたら、付近の建物は殆どが瓦葺。
市の庁舎(出先機関らしい)も瓦屋根。
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かなり徹底して地産地消をしているみたい。というか、PRですね。
さて初めて瓦の工場見ましたが、とんでもない速さで作られます。
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ブレテいるのが瓦。目にも止らぬ速さ。サイボーグ009みたい。
ここで関心したのは、瓦の不良品を利用した新しい製品開発。
瓦とはいえ、産業廃棄物になるんだそうで、大変なお金を掛けて処理しています。
それを逆手にとって違うものにしてしまうとか。
この発想、結構大事なんです。
自分たちもこういう発想が必要だなと感じました。
勉強になるなぁ。
企業はこの2社を拝見させて頂きました。
本当にお世話になりました。
ありがとうございます。
◎ 冒頭の写真は朝まで演じられている神楽。あちこちの地元の神社の境内で行われているそうです。カナリの神通がおられ、大人も子供も楽しんでいたように見えました。各地の風習って素晴しいのが伝統的に繋がっていて、日本はいい国だなと感じました。
画像 (小 中 大)
2007.10.24:s-mold
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