斎藤金型携帯サイト
▼windows NT
懐かしいOSだと思いませんか?
実はこのOS、当社では現役で動いています。
マシニングセンターを動かす為に、簡単なプログラムを作る場合、色んな方法があります。
@ 直接機械に打ち込む
A パソコン等でデータを打ち込んで機械に転送する。
B 自動プログラミング装置を使ってデータをつくり、機械に転送する
C CAD/CAMを使ってデータを作り、機械に転送する
などがあります。
自動プログラミング装置というのは、ある程度複雑な動きを簡単な言語を使って指令し、コンピューターで計算してデータを作成するという装置。
通称「自動プロ」
CAD/CAMは少し進んで、今は3次元が主流ですが画面上でモデルをつくり、それに対して加工命令を与えると、完全自動(ほぼ)でデータが出来てくるというもの。
ちょっとわかりずらいですが、あくまでも自動プロは機械の動きを自分で作るというもの。
CAD/CAMはシステムが勝手に最適なルートで機械を動かしてしまいます。(語弊がありそうだけれど)
早い話、自動プロで作ったデータは、どのように動くか自分で判るけれど、CAD/CAMのデータはどのように動くのかデータを作った本人もわからない。
そういう差があるのだけれども、今は殆どが3次元CAD/CAMが主流です。
なので「自動プロ」もあんまり見なくなった。
でも自分で加工軌跡を簡単に作れるので、2次元の加工の場合には「自動プロ」の方が扱いやすいし、早いような気がします。
そんな訳で当社では自動プロが現役。
そのOSがWindowsNTと言う訳です。
別に速度が遅いとか感じないし、(メモリ32Mしかないのに)古臭くもなし。
ネットワークにも載るし。
(但し、インターネットには繋いでいません。セキュリティーの問題あるからね)
今ではとてもWindowsとは思えないかもしれないけれど、ちゃんと働いているのでした。
確かに起動に時間がかかるとかはあるけれど、結構使って居る方多いんじゃないかな。
でも殆どフリーズしないし、(ていうか見たことない)かなり安定したOSだと思います。
今のVISTAは結構固まると、事務系のシステムを使っている課長さんがぼやいてました。
まだまだ、NTさん。
超安定したNTに負けないように安定した仕事をしようぜ!
◎ こんな起動画面です。懐かしいでしょう。
画像 (小 中 大)
2007.10.17:s-mold
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