斎藤金型携帯サイト
▼素材にもいろいろありまして
金属材料は沢山種類があります。
大きく分けると鉄か鉄でないか。
「鉄は国家なり」といわれるくらいの基幹材料です。
それ以外の金属の事を「非鉄金属」と呼びます。(そのまんまですね)
アルミ、銅、マグネシウム、チタン、などが有名でしょうか。
またそれ以外にも金属並みの強度を誇る素材もありますね。
カーボンやセラミックス。(セラミックスは金属以上の物性もあります)
ゴルフクラブでおなじみです。
色んな材料の中で、やはり我々が扱う分野で多いのは鉄とアルミ。
入手が容易という事と加工性が良い(条件がつかみやすい)等があげられます。
反対に加工するのが難しいのはステンレス等の材料。
粘りっこいというか、直ぐに焼けてしまうというか。
またチタンみたいな材料もあります。
インコネルと言ってジェットエンジンに使われるやつとか。
そういう感じでキリが無いのが材料の世界。
適材適所を選ぶ事が大事です。
さて、日本の材料も世界的にレベルの高い位置にいますが、やはり何と言っても「スウェーデン鋼」。
何でスウェーデンの鋼はいいのだろう。
値段も高いけれど、使ってみても良い。
例えば焼きいれをした時、均一に硬さが分布する。(場所によって硬さが違うとこまります)
鏡面まで磨いたときに、ピンホールがでない。
また鏡面の面祖度が極めてよい。
など。
そんな訳で金型の世界では、未だに舶来の材料が幅を利かせているのでした。
(日本の材料もかなりいいです。念のため。)
今朝は寒かった。
定例の朝会も寒かった。
でも暖機運転終了。半袖でがなばるゾ!
◎ 6面フライス仕上げの素材。綺麗でしょう。
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2007.10.16:s-mold
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