斎藤金型携帯サイト

▼今ある能力を使い切る

道具でも機械でも、車でも本当に持っている能力を使い切っているのか?

最近非常に疑問。
昨日も月初の全体朝礼で「先入観をなくして」と話しをしました。

長く機械を使っていると、いつもの使用方法が当たり前になってしまい、それ以上の使い方をしない。何ていう事、身近に沢山あると思います。

パソコンだって、購入してから一度も起動した事が無いソフトウエアがあります。(過剰品質と思うけれど、意外と役に立つソフトも在るのではないかと、最近思っています)

我々モノづくりの現場では、工作機械がそれに当るのが結構あるのでは?

色んな工作機械を駆使して金型を作るのだけれど、毎回この作業はこの機械、と言った具合に固定化してしまっている。

ある程度実績重視なので、しかたのない部分も有るのだけれども、惰性で機械を選ぶのと、色々考えて機械を選ぶので結果に差がでてくると思う。

穴を1つ開けるのでも、その穴の性質や精度を考えて機械を選ばなくてはなりません。
ただ、充分に危険予知をして新たな方法を試すの事は、これから非常に大事に成ってくると思います。(これは機械に限らず、あらゆる手法に言えますが)

さて機械を選ぶことが出来るという事は、機械を理解していて操作が出来るという事。

社内にスキルマップが掲示してあるけれども、全ての機械を操作(あるいはその作業が)できるようになることが目的。

忙しくなってから
「あの時覚えておけば。。。。」とか
「あのとき教えておけば」とか
「あのとき整備しておけば」とか。

いつも「あのとき」。

あのときとは何時?

今現在なのです。スキルアップは計画的に行わなければなりません。

未来の自分達への贈り物は、今(過去)の自分達しかできないのです。
「あの時」と言う言葉がでたら、過去の自分がだらしなかった!という事。

さぁ!未来の自分へ良い贈り物をしよう。

◎ 社員はスキルアップ作戦で作ったテストピース。何の変哲もないブロックですが、これを作ることにより効率アップの兆しが見えてきます。
楽しみですね。
画像 ( )
2007.10.02:s-mold

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