斎藤金型携帯サイト
▼エンジニアは地球を救う
車でも金型でも、壊れる前に壊れないようにするのがメンテナンス。
汚いのを掃除するだけでなくて、汚れの傾向をみて磨耗度合いや歪を推測して手を打つ。これがエンジニアの仕事です。
ただ掃除をするだけならばエンジニアの仕事とは言わないのです。
世界的にエンジニアの定義を見回してみると
@ エンジニアとは教育と実務経験で得た特別の知識と能力によって公共の安全・健康・福祉を守り、創造的な業務を行う物とされている。
A エンジニアの技術は公開性が基本である。技能が優れたものだけが持つ難しいノウハウから、誰にでも理解できる易しい技jyつにする必要がある。この易しい技術、しかし内容は最新の高度技術を駆使するのがエンジニアである。
(出典は 青葉 尭氏著作 射出成形金型トラブル解決100選から)
これは一部にしか過ぎないのですが、「エンジニアはうそをつかない」というのもあります。
考えてみれば、身近な製品は全てエンジニアが生み出したものと言って過言ではありません。そのくらい大事な仕事です。
イメージとか、理屈ではつくれるといっても形にするのはエンジニア。
エンジニア無しでは形にならないのであります。
私は日本の職人もそれにあたると考えていますが、若干上記の定義とは外れますね。
なので私は日本流のエンジニアというのは
「詠って踊れる職人」
の事と定義しています。
自分の自身の能力を高めてゆきながら、なおかつ人にも教えることができる。
また安易な技術に置き換えるとか。
昔の職人というととっつきにくいとかイメージがあります。
頑固とか無口とか。
私の言う日本流のエンジニアというのは
そうではなくて、一般の人以上に朗らかで、また話題が豊富。
人のやらないことをしたり、あっと驚くことをしてみせたり。
それでいてモノづくりをさせたらピカイチ。
これを歌って踊れる職人と呼びます。
どう?格好いいでしょう。
まるで必殺仕掛け人みたいですかね。
これからはそういうエンジニアが増えてくればいいなと。
そうしたらきっと今の若い世代もモノづくりの方を向いてくれるのでは?
とひそかに期待しております。
難しい仕事を難しい顔してこなすのではなくて、笑ってこなすようになりたいね。
さぁ、歌って踊れるエンジニアになろう!
今日も前のめりだね。
◎ 写真はエンジニアがメンテナンスをしている金型の部品。真のエンジニアの仕事をしているか、拝見してみよう。
画像 (小 中 大)
2007.09.19:s-mold
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