斎藤金型携帯サイト
▼小さな改善の積み重ね
モノづくりには改善が欠かせません。
色んな会社でも良くやってらっしゃると思います。
今日は出来上がった製品の保管、運搬で良い事例があったので紹介します。
私たちの工場では24時間稼動で樹脂成形をしているので、製品がどんどん作りだされてきます。なので順次その製品を検査するまで保管や次の工程へ行くまで、待ち時間が生じます。
製品は指先大からB4の紙のトレーくらいまでと、さまざまな大きさの製品があります。
小さなものですと持ち運びもラクチンなのですが、大きなものはそうは簡単に移動する事はできません。
通常はパレットとよばれる板の上に並べて行き、そのパレットをフォークリフトとかキャッチパレットという、専門の道具を使って移動します。
しかし次第に不都合が生じてきました。
そう、専用の道具がないと動かせない。
女性が扱うには専用の道具は重い。などなど。
そこで当社の改善マン(ウーマン)は考えました。
「なんで数トンを移動できる専用の道具が必要なのだろう。」
「プラスチックは何段積んでも100キロまでないぞ」
そうなのでした。
そこで平台車に大きなコンパネ板を貼り付けたものを考案。
[画像]
見事に用途を果たしているので有りました。
ちなみに当社では改善提案に対して褒賞制度を設けており、結構な金額を頂いている方もいらっしゃいます。
常に問題意識を持って仕事をすれば改善する箇所が必ず見えてくるはずです。
そうでないのはただ惰性で仕事をしているという事だね。
さぁ、今日も改善しながら進化してゆこう!
画像 (小 中 大)
2007.04.19:s-mold
⇒HOME
(C)Saito Mold Co.,Ltd.
powered by samidare