斎藤金型携帯サイト
▼工作機械 「彫刻機」
今朝も冬っていう感じですね。風が凄い!
またどっかで列車が止まっているのでは?と思う位に凄いです。
事故等が起きなければいいですね。油断をしているはずですので。
さて今日は彫刻機という機械を紹介します。
コノ機械はそのまんま「彫刻」をする機械。
原理は「原版」とよばれる、彫刻をしようとする「文字」「形状」が彫ってある板を、機械の針でなぞってゆくと刃物がその通りの形に動いて削ってゆくという極めて単純な構造の機械です。
パンタグラフの様な機構がついており、アームの長さを調整すると原版の形状を伸縮して彫刻する事ができます。(倍率が変わるという訳)なのでバリエーションが沢山あっても、最低限の原版で済む訳なのです。
社内では単純な彫刻しかしません。(威張る場合ではないですね)
というのは原版を社内で作ることができないので、どうしても専門の業者様にお願いする事になります。原版が出来たら彫刻はわずかな時間で出来るはずなので、お願いしてしまいます。
例えばメーカーの「ロゴマーク」や、「日本語などによる文章」などです。
これは難しいです。(相当に)
アルファベットや数字などは単品でもっているので、少々の事は彫刻可能です。
コノ機械の使用頻度。多分1ヶ月に2時間動くかどうか。
でも、ないと困る機械なのでした。
そういえばこの機械の業界も専門メーカー大手が廃業したりとか聞いています。
今はNC(数値制御)で加工するとか。こういった汎用的な機械の需要は減ってゆくのかなぁ。
でも応用は絶対にこちらのタイプが良いにきまっているんだけど。
この機械、何故か硬いものにも彫れます。昔から不思議だなと思っていることの一つです。なんでかな。刃物を高速回転させるからかな。
すこし研究してみなくてはなるまい。
今日は週初めだ!慎重に仕事を進めよう。
画像 (小 中 大)
2007.03.12:s-mold
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