斎藤金型携帯サイト

▼やっと機械が直りました。

昨年、NCフライスの主軸が故障しました。
メーカーさんでも部品(ベアリング)を探すのに時間が掛かったらしくて、修理までの間、随分待ちました。
でも一所懸命に探してくださったおかげでようやく復活。
NCフライスは、ともすればマシニングセンターが在るから、不要。という声も聞こえてきそうなのですが、実は金型を加工する際には非常に重宝。

というのも金型は全てが機械加工で作れる訳ではなくて、またデータで作れる訳ではないのです。汎用フライス的な作業が入る場合が殆ど。
つまりマシニングセンターと汎用フライスの間のNCフライスだと、その機械に載せれば段取り換えが少なくて済むという事です。

かなり重宝しておりますが、実は高価な機械なのです。マシニングセンターが買えてしまう場合があります。(メーカー次第で)なので今は買うんだったらマシニングセンターという選択がおおいのではと思います。
(無人運転はマシニングセンタにかなわないから)
当然当社もこれから若し設備を考えるとマシニングセンターになるかも。
なのでNCフライスは大事に大事に長持ちさせて使うのでした。

ちなみにこの機械は、しっかりと作ってあるので精度は殆ど落ちていません。
しかし機械を制御するNC装置(演算してXYZの軸に指令をだす装置のこと)が古いので、膨大なデータを流すのは流石に大変です。

もっと大事に長く使ってゆきたいと思います。

当然最新鋭機械も同様です。

画像 ( )
2007.01.10:s-mold

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