斎藤金型携帯サイト

▼久々に金型の修理

他社で作った金型の修理をしました。
もう何年も前の型だと思います。(20年以上かも)
他社で作ったものなので情報(図面や仕様書)は当然有りません。
するとどうなるかと言うと、全て慎重に分解してゆきます。実は分解の順番もあったりして、結構パズルみたいです。
だたパズルと大きく違うのは、間違えると壊れちゃう事です。
樽におもちゃの刀を差し込んで、海賊がビヨーンと飛んじゃうのがありましたが、極端な話あんな感じです。
なので慎重にも慎重を期します。
が、中にはとんでもない作り方をしている所もあったりして、よっぽど想像力を働かせないと、大変な事になります。
とんでもない=想像力?でしょうか。

自慢ではないのですが上記の様なわけで、修理というのは経験がないとかなり難しい仕事です。
材質も今は金型用の硬くてサクサク削れる材質(この相反する状態を作った日本の特殊鋼メーカーはかなり偉いと思います。)があって大変寿命も延びて作りやすいのですが、今回の修理の型の材質はちょっと違ったようです。
まだ未だ奥が深くて、勉強の連続であると感じました。

今日のオーダーは何やら社内で作った型の修理の様なので、一安心。
でも油断は禁物だ。
慎重にやらねばなるまい。

◎ 写真は修理を完了してご主人様のお迎えをまっている金型です。これはかなり小さい方です。おおきなのはクラウン並の重さがありますから。
画像 ( )
2006.12.05:s-mold
[2008.02.10]
およよよ! (s-mold)
[2008.02.08]
中国に負けない (S-MAGIC)
[2006.12.05]
書き込みありがとうございます。 (s-mold)
[2006.12.05]
光る (えーちゃん)

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