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▼山形の大芋煮会の大なべ
皆さんもう既にご存知と思いますが、これは山形の馬見が崎川の河川敷で行われる芋煮会の鍋です。
初代の鍋は山形県工業技術センターで作られたそうです。(この鍋はどうだか判りません。)
何が大変かって、
@ 型を作るのが大変
A アルミをこの量を溶解するのが大変
B そのアルミを型に流し込むのが大変
C その後に型をバラスのが大変
D 仕上げするのが大変
など、大変な事ばかりなのです。もっと専門的に言えばヒケ巣の問題、収縮による割れ、偏肉や数え上げればきりが無い状況です。
大きな鍋をつくるのにはこんな大変さがあるのでした。
よく牛が一頭分とか、ショベルカーを使うとかばかりクローズアップされていますが、この鍋がどのくらい凄いかお分かりいただけたでしょうか?
そんな訳で、そう言う事知っていて食べるのと、そうでないのではきっと味も違うはずです。
つまり物事の陰と陽を知っているのとそうなのでは感動が違ってくると言う事です。
例えば花火大会を見るのも、打ち上げの現場を見たり間近で火柱をみたりとかすると、遠くから空の花火を見ても感激がより一層高まると思いませんか?
また東京タワーに、ただ上って景色を見るのと、プロジェクトXで出たように東京タワーを作ったときの話しを知っていて登るのでは違いますよね。
そんな事が身近には沢山有る様な気がします。
どんな事にも裏方さんは居る訳で、それらを考えながら物事に取り組むと、きっと色んな事が見えてくるに違いありません。
表面だけでは判らない事が沢山あるはずです。色々考えると新しい発見が有ったりして楽しいかもしれませんね。
今週はそんな事を考えながらガンバロー!
長井市地方、本日はあいにくの雨です。
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2006.10.23:s-mold
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