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▼先入観を捨てると言う事

さて今日は休日なので、ちょっと考え事です。(といいながら工場は一部稼動しています)
今日は先入観と言う事を考えて見たいと思います。
日常生活において、相当な場面で先入観がありますね。
例1:私の先輩がフォードの車をもっています。でも右ハンドル。ウインカーをだそうとするとワイパーが動く!(日本車の感覚ですよね。これも先入観)
例2:つばさ号で東京出張。いつも降りる方で新幹線が止まるのを待ってして、降りようとすると反対側の扉が開く!(いつもおなじとは限りませんよね)
ナドナド、身近には沢山の先入観があります。
実は先入観というのは「こうなっている”はず”」「こうである”はず”」の「はず」が生成する意識なのです。勘違いとは基本的に違うのではないかと思っています。「はず」という意識が、見えるものを見えなくしている、見えているものを「否定」してしまう、というとっても恐ろしい作用をしていると考えています。
つまり自分自身で自分の目を(考えを、工夫を)見えなくしていると言う事です。
日常生活ではあまり大きな問題にはならずに、かえって笑い話で終わるような事が多いのですが、ビジネスの中ではそうは行きません。損益に直結、信用の失墜に直結してしまいます。
モノづくりという物理的な作用の仕事をしている場合、見るとか観察すると言う事や、現象を受け入れると言う事が最も大切なのですが、それが出来なくなってしまうという事は致命的と言わざるを得ません。
常に1段高い所から眺める、常に疑問を持つ、常に1歩引いてみる等の事は必要ではないでしょうか?先入観を無くして物事に当る。これは非常に大事な事だと思っています。
身近な事を考えて見ましょう。何で此処にこれがあるの?何でこうしなければ成らない?明快な回答のある事、理由のある物は意外とすくないですよ。
但し、これを超越している分野も当然ありますので、混同なさらないように注意です。歴史的建造物とか芸術関係他ありますから。
でもそういう目で何事眺めると意外な発見が見つけられるかも知れません。
ビジネスの世界では相当重要です。
2006.10.15:s-mold

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