トップの仕事:斎藤金型携帯サイト

斎藤金型携帯サイト

▼トップの仕事

最近のテレビでよく出る話題。

「トヨタ自動車リコール問題」。技術的な処は良く判らないけれども、豊田社長をテレビで見るにつけて可哀想（適当な表現が見つかりません）になるのは私だけでしょうか。

会社の規模の大小はあれ、（有り過ぎるほど規模は違いますが）会社のトップとしての対応を見ると、自分も色んな経験があるだけに身にしみてしまいます。

会社をやっていると、それは色んな事が起きます。
本当は起きないように色んな対策をしたり、また危険予知をしたりしているわけですが、お客様にご迷惑をおかけしてしまう場合もあります。

原因は色々ありますし、誰が？というのもありますが、結局最高経営責任者である社長の責任となります。従ってお客様にたいして、あるいは対外的にお詫びをしながら再発防止を約束するのが社長の役目となります。

人間誰でも怒られるのは嫌ですし、またプライドが邪魔をして頭を下げるのが嫌な人もいるでしょう。しかし、お客様にご迷惑をお掛けした以上は誠心誠意をもって、真摯な態度で臨まなくてはなりません。
自分を殺してでも従業員の為、会社の為に被害を最小限にとどめ、再発しないような方策を講じなくてはなりません。

トップがケツをまくったらそれで終わりです。
「あれは間違いでした」とは言えないからです。
ＮＯ２でしたら、あとで社長（ＮＯ１）が、「あれは間違いです。」は若しかしたら通じるかも知れませんが。

そんなわけで豊田社長の心境の一端が判った様な気がしました。
このブログを書いていて大変僭越至極と思いましたが、自分自身を戒めるためにも敢えて書いてみました。

もう一度社内の点検をする必要がありそうです。

石橋を叩いて渡るのは普通の人。

私の場合は、石橋を叩いて叩いて、たたき割ってジャンプ！。
そうありたいと思います。

◎　昔からトヨタ車ばかりのりついで６台目。総走行距離は１００万キロ以上です。今の車は３８万キロを超えました。
画像 (小中大)
2010.03.03：s-mold

⇒HOME

(C)Saito Mold Co.,Ltd.