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▼一橋大学の教授から

いつも親しくお付き合いをさせていただいている、一橋大学の関先生から新刊のご案内が届いた。

シンセンテクノセンター
中小企業と若者に「希望」と「勇気」を。

と題した本を刊行されたというご案内を頂いた。
最近先生の話をうかがっていると、中国題材が非常に多いと思っていたのだが、本当に最近は中国漬けなのだそうな。(東京の事情通よりの情報)

早速注文書が入っていたのでFAXで発注をしたところです。
同時に2冊申し込むと送料無料とあったので、「メイド・イン・チャイナ。中堅、中小企業の中国進出」という本も合わせて注文。(なんだか通信販売でだまされた?みたい?)

最近感じるのは、もはや中国は無視できず(今さら何を言っているかと言われそうですが)、どのように共生してゆくかを真面目に考える時期に来ていると思う。
中国のとらえ方としては
@ 隣の国として漠然とみる
A 世界の工場として、我々のコンペチターとして考える。
B 世界の工場として、我々のパートナーとして考える。
C 巨大な消費国として、我々の顧客として考える。
等などがあると思う。どれを選ぶかは自分自身である。

しかるに我々は新聞報道等でしか中国の情報を知りえない。
百聞は一見にしかずであっても、中国は巨大すぎてその一見することも難しい。

私もお客様に同行してシンセンに行った事があるが、本当に中国を理解できたかは甚だ疑問である。

というのも知ってるつもりのアメリカですら、よく知らなかったと思った事があったから。アメリカの情報は結構入ってきており、多くの日本人もよく知っていると思っているだろう。

私のつたない経験でも、観光地でもない普通の東海岸の田舎町に行ってみると、そこは自分のしらないアメリカだった事がある。

世界観の中の日本って想像できますか?
その田舎町で最初に言われたのは
「Chinese?」
次は
「Korean?」
です。日本が出てこないので
「SAMURAI!」と言ってやった。
その程度なんです。日本って。
ちょっと道が外れてしまいましたが、そういう経験をしていたので、井の中の蛙であると自分自身認識をしています。

中国を理解するには到底及ばないでしょうが、関先生があちこち歩いてまとめた本は多分普通の情報よりは濃いだろうと思い、発注にいたったというわけ。

受身で流れてくる情報を仕分けしても本質はつかめない。
だからといって本だけで良いわけではなくて、自分から情報をつかみに行く事が大事なんだろうとおもいます。

ながながと本を買った屁理屈を述べてしまいました。

皆様も興味があれば是非いかがでしょうか?
字が大きくて読みやすいこと請け合いです。

そうそう、忘年会するから来いってお誘い受けてます。
中国の話でも聞いてくることにしよう。
画像 ( )
2009.12.11:s-mold

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