斎藤金型携帯サイト
▼昨日は卒業式
いきなり私事で恐縮ですが、昨日は娘の高校の卒業式でした。
月曜日であり、また月初なので1日会社を空けるわけにもゆかず、妻と手分けをして臨みました。(妻が式に出席し、私が祝賀会へ)
来賓として長井市長がおいでになりましたが、とても興味深い事を言っておられました。(というか私の持論と同じ内容でした)
簡単にいうと、
その高校の卒業生は殆どが最終的に県外に就職してしまい、地元に戻ってこない。地元にあるもう一つの高校は地元就職率が8〜9割に達する。なので是非保護者の皆様も地元に生徒が戻ってくるようにして欲しい。
というものでした。
実は私も前から非常に感じていたことなのです。
周辺地域一帯から通学して在籍しているとはいえ、町を挙げて生徒を見守っているし、育てていると思います。(直接子供がいなくても)
一所懸命に育てた生徒が、思い思いの進路に進むことは大変いいことなのですが、地元へ戻る子供が少ないということは、寂しいことですし、町の将来に不安があります。
また、殆どの生徒が進学ということですので、専門的な知識を習得したその能力を郷土発展の為に使ってほしいというのが本音であり、決して中央へ人材を派遣するために育てているのではないと思います。
数年前にその学校の先生にそのことを話したら「地元には受け皿がない」と言われました。
我々地元で事業をしている者にとっては非常にショックな話でした。
つまり魅力的な会社がないということ。
それは決して先生を責めるのではなく、我々企業も努力が足りないんだろうと考えました。優秀な人材が先か、魅力のある会社が先か?
鶏と卵のお話のようです。
いかに魅力的な会社にするか、これが最大のテーマであるとここ数年考えました。学生や先生にとって魅力的な会社は、従業員にとっても同様であるはずです。
魅力とはいろんな切り口があると思いますが、まずは目立つことと考えました。
幸いにしていろんな雑誌やラジオ、テレビにも取り上げていただきましたし、講演の依頼も沢山頂戴しています。
それらを利用しながらPRしようとしています。
地元にもそういう会社があったんだ、地元を少し研究してみよう!
となればしめた物です。
若い人材が社会を変えてゆくのは太古の昔から変わりはありません。
卒業した諸君の今後の活躍とUターンを期待しています!
◎ 卒業のシーズンって実感がありませんでした。不景気で頭が一杯なので。これじゃ駄目だね。こういう時こそ余裕がなければ。
写真は蔵王からみた月山です。滅多にみれないような。
画像 (小 中 大)
2009.03.03:s-mold
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